hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

イチョウの葉舞い散る神宮外苑へ②〜つば九郎神社とお岩さま

2024-12-05 05:00:00 | 日記
外苑のイチョウ並木を見るだけで40分近くかかり、ようやく外周道路まで出た。かなり絵画館も大きく見えるようになり、これを右に曲がる。ふと右側を見ると京都芸術大学大学院校舎、久しぶりに歩くと新しい建物が増えていた。

絵画館前駐車場は満車、学生時代には1日停め放題で500円とリーズナブルな駐車場だったのだが、今は1600円、まあ40年以上経てば当たり前だろう。今も1日停め放題は変わらないようだ。

その先、茂みの切れ目を右に曲がるとかつて長崎料理吉宗が入っていた建物。歩道橋を上がるが、権田原方向を望むとイチョウ並木が美しい。

信濃町駅も新しくなってから久しいが、2階にはヤクルトスワローズのファンなら足を運ぶ『つば九郎神社』に参拝。孫たちが応援しているからである。鳥居の向こうにつば九郎人形、これだけ見れば可愛らしい。



ただ、毒を吐くところも面白いキャラである。当日はヤクルトスワローズのファン感謝デーでユニフォーム姿の人がたくさん来ていた。

駅の建物を抜けて外苑東通りを四谷三丁目方向に歩く。以前は小さな商店が立ち並んでいたが、今は創価学会の建物ばかりが立ち並んでいる。



信号2つばかり先を右に曲がり、次の細い道を左に行くと暗くなりかけた道沿いに赤い提灯が見えてくる。これが於岩稲荷陽運寺である。日蓮宗の寺院で境内のタイサンボクの下にお岩さまの祠があったと伝えられる。ただ、戦災で全焼し、栃木県沼和田の薬師堂を移築した本堂である。

境内には井戸もあり、今もちゃんと水を汲むことができる。



陽運寺を出て、右に曲がると古い建物。これが田宮稲荷神社跡で於岩稲荷神社の旧地にあたる。江戸時代後期の作家・鶴屋南北が書いた『東海道四谷怪談』で有名な民谷伊右衛門の妻であるお岩を祀ったもの。



1825年に江戸浅草の中村座で上演し大当たり。ただ、これはあくまで物語であり、御家人・田宮又左衛門の娘・お岩は養子伊左衛門の貞淑な妻で、代々家に伝わる稲荷を信仰していた。このお岩にあやかろうとお岩稲荷神社の信仰は盛んになったと言われている。帰りはそのまま四谷三丁目駅まで歩いた。

ダイニングブッフ彩〜人形町ランチグルメ

2024-12-05 05:00:00 | グルメ
人形町界隈のランチの店はかなりお邪魔したが、まだまだ行ったことのない店はある。これは好みもあるが、店を見つけられないこともある。お邪魔した『ダイニングブッフ彩』は前の事務所ならびのビルの地下1階にある。



階段を降りて店に入るが、4人席が2つ、2人席が1つ、カウンターが6席と全体で16人のこじんまりしたお店でランチは3種類。Aは『揚げなすとチキンソテージンジャーソース』、Bは『ハンバーグデミグラスソース、エビフライ、カニクリームコロッケ』、Cは『カキフライ、豚ヒレカツ』でいずれも1200円である。



前日にカキフライを食べた私はBランチを選んだ。先客はカウンター1名とボックスの4人のみ、しかもカウンターのお客さんはほぼ食べ終えていた。

この店はシェフのご主人とフロアの奥様2人で切り回している。すぐにお冷とサラダが提供された。サラダは和風ドレッシングを掛けたミニサラダ、まずますの味である。

続いてカップスープが登場。ワカメと卵が具として入っている。熱いがなかなか美味い。

厨房ではハンバーグの空気を抜く音、ついで油で揚げる音、私のランチを作っているようだ。12時10分前になると3人、2人、さらに2人、1人と次々に来店。あっという間に満席になる。

5分経過するあたりでBランチが登場。エビフライにはたっぷりのタルタルソース、ありがたい。テーブルの上には調味料もなく、シェフは味付けに自信があるのだろう。まずはハンバーグから、ふっくらと焼けていてやや大人しめのハンバーグがいい香り。味もいい。

エビフライもクリームコロッケも揚げたて、まずはクリームコロッケからいただくが柔らかめのベシャメルソースはバターと蟹がたっぷり、美味い。少しタルタルソースも付けるがこれもいい。

エビフライも3つに切るほどの大きさでたっぷりタルタルソースを付けて頂く。美味い、揚げたてということもあるが、味付けが上手いのである。

これだけの名店がそばにあることに全く気づかなかったことが勿体無い。お客さんは次々来るが、シェフは丁寧に1品ずつ作っていて時間はかかる。しかし、鶏のソテーも美味そうだった。メニューは月替わりのようで再度来ることにしたい。ご馳走さまでした。
ダイニングブッフ彩
中央区日本橋人形町1ー1ー6松和人形町ビルB1
036661