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鉄道シリーズ その43。中央線の快速は意外に歴史が古く、1933年に急行の名前で運転を開始した。これはお茶の水~中野で運転を開始したもので、最初は平日のみの運転であった。
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1934年9月の時間表には『朝夕混雑時には吉祥寺以西に発着する電車は中野・東京間急行として4分毎に運転す、途中新宿・四ツ谷・万世橋・神田のみに停車(東京・中野間所要時間21分)急行電車は日曜、祝祭日には運転停止』と書かれている。(原文カタカナ)その後、1944年に休日も運転されるようになり、1947年には婦人子供専用車も設定された。
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そして今の電車の基礎となった101系が1957年に導入、1961年に急行料金を取る『急行アルプス』が運行開始となり、急行を今の快速と改称、1967年に国電区間が中野から高尾まで延長され、今のスタイルに変わった。
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特別快速の運行が開始されたのは1967年7月で当時は東京、神田、お茶の水、四ツ谷、新宿、中野、三鷹、立川に止まり、それから先は各駅停車であった。その後国分寺駅にも止まるようにかわっている。
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さらに1991年に座席定員制の通勤ライナーが運行、始めは『おはようライナー高尾・青梅』『ホームライナー高尾・青梅』だったが、2001年に『中央・青梅ライナー』となり、今に至る。
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快速の種類はこれに通勤快速、ホリデー快速、むさしの号(今は普通電車、八王子発武蔵野線経由大宮行き)もあり、なかなかわかりづらい。
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更に、中央線快速の行き先も東京駅で電車を待っていると多くの種類があるので驚かされる。中央線が終着なのが、大月、高尾、豊田、立川、国分寺、武蔵小金井、これ以外に富士急乗り入れの河口湖、青梅線の河辺、青梅、五日市線の武蔵五日市、八高線の高麗川、箱根ヶ崎とこれだけあって、東京在住の人でもこれがどこにあるか分からない終着駅もかなり多い。
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快速の種類も行き先の種類も豊富で鉄道マニアには面白い線ではあるが。