hokutoのきまぐれ散歩

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そよいち(再訪)〜人形町ランチグルメ

2022-08-27 05:00:00 | グルメ
人形町は元々花街であったこともあり、洋食の名店が多い。老舗では明治創業の『来福亭』『小春軒』、新装になった『芳味亭』、駅からすぐの『キラク』(但し、長いこと店が開いたのを見たことがない)、焼きめしの美味い『日勝亭』とすぐ思い浮かべられる。その中でグルメサイト食べログで1位なのは『そよいち』である。

コの字カウンターの中に元キラクの女将さんが1人で料理を作る。オープンキッチンだから隠しようがない。名物は『ビフカツ』なのだが、2000円という価格もあり、ついつい頼みやすい『メンチカツ定食』(1150円)を頼んでしまう。9年前に来始めた頃はちょうど1000円だったような気がするが、あまり細かいことは気にしない。

広いカウンターの中には2人のみ、女将さんが全ての料理を作り、もう1人の女性が豚汁とライスを用意する。カツなどは全て揚げたてでそれに合わせて熱々の豚汁が登場するのである。

入店した際にはほぼ満席、しかし、常連は長居せずすぐに帰るから待つと言っても知れている。私は隙間の席に座り、注文することができた。

見ているとその場でメンチカツに小麦粉とパン粉を付けて油に投入、揚げたてを出してくれる。もちろん熱い豚汁とライスもである。メンチカツにはキャベツの千切りとマカロニサラダがつく。

ソースは2種類、ウスターと中濃。醤油、七味、塩、辛子。特に辛子はトンカツ屋のようにやや柔らかめに溶いてあり、たっぷり付けて頂く。揚げたての上にいい塩梅で味が付いていて中濃ソースによく合う。さらに口にライスを投入、至福の時が来る。合間にキャベツやマカロニサラダを食べるが、特にマカロニはマヨネーズで和えてあり、これまたちょうどいい。この作業をゆっくりすればいいのに美味いから食べる速度がどんどん早くなる。



注文を受けたポークステーキ、甘辛いソースは毎回調合し、タイミングを見て投入、油に火が入り、ジューという音、これも食べたくなってしまう。



目の前には日本酒1合瓶、ランチで無ければライス抜きでポークステーキも頼み、一杯行きそうになる。それでもまた次回来るとメンチカツを頼んでしまいそう。これではレパートリーが広がらない。いつも通り美味いランチをご馳走さまでした。

この幟が目印です。



そよいち
中央区日本橋人形町1ー9ー6
0336669993


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