hokutoのきまぐれ散歩

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『久我山歳時記』(51)〜霜降、まだまだ暦に比べて暖かい

2024-10-24 05:00:00 | 日記
『久我山歳時記』(51)。秋分から約1ヶ月、今年は暑さが抜けず、10月19日は最高気温30.1℃と真夏日となった。人間は暦に従い、衣服を決め、クールビスなども行なっている。しかし、これを嘲笑うような今年の陽気だったが、ついに20日は最高気温22.7℃と大幅に下がった。



10月24日は霜降、字の通り朝晩の冷え込みがさらに増し、北国や山里では霜が降り始めるという時期で、次はもう立冬となる。

さらに細かい七十二侯では霜始降(しもはじめてふる、〜10月27日)、霎時施(こさめorしぐれときどきふる、〜11月1日)、楓蔦黄(もみじつたきばむ、〜10月6日)となる。北国からは初冠雪の話題をテレビで見ていると既に福島県まで記録しており、霜も降り始める。また、強い雨は降らないが、朝出掛ける時に急に降り始めることもある。

久我山を歩いていると季節の変わりを感じるのがキンモクセイとギンモクセイ。キンモクセイ(金木犀)はたくさんのオレンジ色の花を付け、遠くからでも香りを感じる。雨が降るとオレンジ色の細かい十字型の花びらが絨毯のように落ちている。


モクセイ(ギンモクセイ/銀木犀)も香りや花の数は控えめながら白い花を付けていて、香りも穏やかながらよい。



他にはずっーと咲き続けるオミナエシ(女郎花)が黄色い花を付け、サザンカの白い花も咲いているのを見つけた。


春には美しいピンクの花を咲かせていたハナミズキもまだ散ってはいないが、葉は赤くなり、赤い実も美しい。いよいよ秋らしさが出てきた。



但し、暑さが残っているからか、まだまだゴーヤは白い実を付けているが、少し小さくなってきた気もする。

昨年はこの時期に真っ赤に色づいていた壁に沿って生えている蔦の葉もまだ緑色。





さらにリュウキュゥアサガオも紫色の花を競っている。ただ、この季節のズレももうすぐ追いついてくるのだろう。



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