旅

「旅とは非日常に身を置く事である」と言った人が居るようですが・・・

僕の場合最近過ごした２０年を振り返ればどれが日常でどれが非日常なのか

全てが日常であり全てが非日常のような生活を送ることが日常になっています。

そんな僕が最近時々「出たい」と思う旅があります

１０日ほど前に５０日の山旅から戻ったばかりなんですが・・・

それは振り返れば随分昔から思っていた旅であり、オンナは殆どそんな旅を思わずに一生を過ごすでしょうが・・・

逆に殆どの男は夢見たことがあるような旅です。

何も持たず（勿論お金も）家を出てどこまで（何時まで？）自分の力だけで生きられるかを試す旅です

肉親は勿論全く友人知人にも頼らず世間に自分を投げ出す旅

全てのモノを無くして（失って）限りなくゼロで生きていく旅。

当然ホームレスであり毎食をどこかで何かをして手に入れなければ飢えてしまいます。

でもそこには毎食毎に（食が得られた場合ですが）食べれることに対する感謝があり、一日一日を生き延びた感動があると思うんです。

旅をしていても家に居ても生きていること、食事ができることが日常となってしまった現代の殆どの人が夢見る旅はこれしかないのではないでしょうか

「そんな旅に出たい」と最近思う間隔が狭まったような気がする昨今の溝田です。

皆さんもそんな事を時々考えるでしょ

話は変わりますが

今日は久しぶりにウナギ釣りに行きませんでした

そして殆ど一日中畑仕事をしていました

滅多に無い事ですが・・・どこにも出かけず・・３３坪の畑で一日中汗を流して耕し、植え付けし、種を蒔き、枯れ草を畑に入れ、水をやり・・・

数本の電話があって数本の電話も掛けましたが・・・

夕方徳島から前川氏がまたしても上等の牛肉を多量に持ってきてくれて先ほどまで食べながら話しながら呑んでいました（自分では買わない（買えない？）けど持ってきてくれたらしっかり食べる）

今日は山旅から戻ったばかりなので山の話が多かったですが・・・

今の時代に珍しく・・・変わらず極めて景気がいい人でそれが表情から溢れ出ていました。

そんな上等な肉を食べながら僕は先に書いた「旅」のこともチラチラ頭に浮かび・・・

自分が「真に」求めているものが何かを問いかけることにもつながったんですが・・・

いずれにしても「人生は面白い」ですね

もっともっと思い切って色々なことをしなければ