戦後まもなく生まれた僕らの年代の思春期青春期は日本の高度成長期で全てと言えるほど価値観が変わった時代でした
その成長の中でドンドンと取り残されていった職業は農業だったように思います。
僕らが子供の頃の農家は、田畑で出来る米や野菜や果物の価格が働きに出る人達の給料から比較すると非常に高くて・・・食べ物も豊富にあり収入も多かったのです
例を挙げると・・・女性の肉体労働者の一日の日給が200円だった頃に、綺麗なミカン一個が20円していました
それが・・・高度成長期になると人手不足でミカンの値段はずっとそのままか下がってきましたが、日給月給はうなぎのぼりで・・・
ミカン農家では収穫したミカンを売っても、働いて貰った人の給料を払うと残りが無い状況となりました
農薬代も肥料代も家族の生活費も持ち出しとなり・・・でも先祖から受け継いだ田畑を守ろうとする人も居たんですが・・・
殆どの人達は穴埋めに働きに出る様になりました
丁度そんな時代に農業の学校へ行っていた僕らの年代の人達は・・・長男でも殆どが農業を捨てて働きに出ました。
それはずっと今も同じで・・・僕も農業を捨てた一人なんですが・・・
そんな中に極僅かに・・・農業を続け結婚し子供も立派に育てた人も居ます
その一人が・・・今日のタイトルの巨大白菜を届けてくれたんですが・・・
50年近く農業で生きたと言う事は並々ならぬ辛抱と努力があったと思うんですが・・
こんな巨大白菜を貰う度に、土と共に生き続けてる人の重さを感じて頭が下がります
横に缶ビールを置いてるので大きさが比較できると思うんですが・・・体重計に載せて見ると7,2キロありました
大きいでしょ
さて問題の穴あき病の錦鯉ですが・・・今日も一匹ウロコが10枚程膨れているのを発見。
そのままだと明日にも穴が開いてしまいそうなので慌てて新しい樽を準備して南天を煎じて入れました。
しかしヒーターが二つしかないので・・・夕方までヒーターの回しをして、夕方に二日しか薬浴してないけど健康そうな錦鯉6匹を水槽に戻しました
それにして次々と病気が出て来るから・・・鯉から離れる事が出来ません
体調もイマイチなのに・・・疲れます