錦鯉の歴史をたどれば・・・今から200年余り前に新潟県山古志村で食用鯉飼育中に突然変異で緋鯉が生まれ・・・その後改良を加えていくうちに現在の錦鯉に至ったと書かれています
しかし日本人が鑑賞の為に鯉を飼い始めたのは景行天皇(西暦71年~130年)だったと言う話もありますから1900年にもなります
しかし池での飼育方法が・・・濾過槽を通して池水を循環させるなんて方法は60年ほどで、それも日本で飼育されている鯉の総数から考えると・・・ほんの一部でしかありません。
そして・・・濾過槽を通して池水を循環させる方法で病気が出ないかと言うと・・・「病気が出る方法」と言っても良い位に皆さん鯉の病気に苦しんでいて・・・結構鯉を死なせています
しかし現在の日本で井戸を掘ることや安全な谷水をひいてくる事は容易でなく、塩素殺菌した水道水を使うしか方法がない場合は・・・
濾過槽を通して池水を循環させる方法しか鯉を飼う方法がない人が多いのと、濾過槽を使うと池水が澄んで錦鯉を鑑賞するのに適していますから病気が出てもこの方法をする人がいるのだと思うんですが・・・
実際問題としていくら鯉が元気に育っても・・・飼ってる鯉が見えなければ何にもなりませんから・・・
濾過をするか地下水や谷水を垂れ流す方法になります
濾過槽を設置する理由として「物理濾過」と「生物濾過」をする為だと言いますが・・・生物濾過は底にゴミが溜まっていたらその中に十分なバクテリアが居るように思います。
だんだん難しい話になってきましたが・・・実のところ・・・「どうすれば良いのかがわからない」のです
それであれこれ考えて試行錯誤してるんですが・・・我が家には地下水もあるし、水槽も7つあります(一つは治療用だから実質6つ)
だから色々な方法を試すことができます。
そこで今日は・・・三番目の水量約1トンの水槽の水を抜いて綺麗に掃除して・・・底に砂利を敷き詰めました
排水はこの底を這ってるパイプから「底抜き」
この中に先日作ったのと以前から作ってた二つのエアーリフト式濾過装置を置きます。(左の二つ)
この二つの濾過装置のエアーは水が澄む程度の弱い吐出し量にして物理濾過と僅かに生物濾過も期待して・・・
メインの生物濾過は砂利の間に溜まるゴミに任せようと考えてみました
そして濾過しきれない分があるかどうかは分かりませんが・・・僅かな量の地下水を入れて・・・底から抜いてみます。
今まで色々な家の池を見てきて・・・また今まで色々と試してみて・・・この方法が最良なのではと・・・思ったからなんですが
結果が判るのは数か月先になるでしょう。
今日は北海道へ奥さんと二人で温泉、観光、サケマス釣りに行く鯉友F氏が来て車(エルグランデ)の改造の方法を話し合いました。
我が家の錦鯉については・・・F氏も・・・今日は隣のオジサンも加わり・・・神経質になりすぎだとか・・・弱い鯉は諦めろとか・・・いろいろな意見がありました
でも僕は・・・僕に関わった鯉ですから・・・諦められませんから・・・出来る限りの努力をします
とにかく「これだ!」と言う方法を確立したいです