outdoor life by mizota

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新退職者が注意する事

2019年12月28日 23時04分50秒 | 退職生活
私は41歳で退職しましたからすでに30年が過ぎましたが、普通の人達より「老後の期間が長い」です。

その私が退職した後の二年半位の間にしたことや感じた事は、新退職者に役立つと思って今まで何度もブログに書いてきました。

しかし私のブログを何度も読んでいても実際に自分が新退職者になると・・・慌てたと聞いたので・・・もう一度書いておこうと思います。

誰でもがわかってる事ですが、働いている時には沢山の収入がありますが自由な時間はそれ程ありません。

一日の起きてる時間の殆どが仕事と言えば仕事ですが、考える必要も殆どなく言われた事やしなければならない事をしていたらお金が入ってきて家計は大体黒字で多い少ないはあっても預貯金が増えていきます。

ところが退職すると時間は沢山ありますが収入は年金だけで半分とか三分の一とか四分の一しかありません。

そもそも公務員などは職場へ遊びに行ってお金を貰ってたようなものですから・・・

今まで過ごしていた「お金になった時間」を過ごすには「お金が必要」になります。

そうなると・・・退職して半年ほどの間は退職金と言う大金を貰ってる事もあって・・・給料を貰っていた時と同じようにお金を使ってしまいます。

しかし馬鹿ではありませんから・・・半年位が過ぎた頃から・・・退職金や預貯金がいくら減ったかを計算し始めます。

そして予想以上に減ってる事に気づいて・・・もう少し考えてお金を使わないといけないと思い始めます。

一年が過ぎて・・・計算したらまた減ってますから・・・

年金だけでは生活できず、預貯金の残金を計算すると・・・このままでは食べていけないから・・・働かないといけないと思ったりします。

ここまで書いてきたことは私が退職して(老後が50年あり物価の上昇もそれまでの通りと考えて計算していた)一年の間に思ったことを60歳で退職した人の気持ちに変えてそのまま書いています。

多分ほとんどの退職者は同じような事を思ったと思います。

私の場合は「ヨットで世界一周したい」と言うのがありましたから、とりあえず働くのは世界一周が終わってからと考えました。

その時点では・・・それは本当に真剣に世界一周が終わったら働かなければいけないと思っていたんです。

そして世界一周に出てみたら・・・・アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、オランダスペイン、スイス、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、南アフリカ等先進国と言われてる殆どの国の人達が世界を周っていました。

世界一周をする期間は様々ですが、平均的な期間が7年だったのは60歳で定年になってから出航する人が多いので体力の問題もあったと思うのですが、安全な季節を選んで楽しみながら世界一周するにはちょうど良い期間だと思います。

そのように世界を周ってる先進国の白人達が大きく分けると三つのグループである事が半年余りして分かりました。

何も知らない私と美由紀が乗るホロホロ三世が初めに誘われて居たのは全体の一割ほどの第一のグループで着いた島や国のリゾートホテルでショーを見ながら食事をしたりお酒を飲む贅沢グループでした。

しかしすぐにこんなグループは特別で全体の8割位が居るのは第二のグループと分かったので・・・そちらに仲間入りしました。

そしてそんな人達と過ごすようになって・・・お金の使い方を教わりました。

ヨットで世界を周ってる8割の人達は年金だけで過ごしていました。(昔の日本の様な無茶苦茶に年金が多い国はありません)

殆どすべてのヨットには夫婦またはカップルで男女一名づつ乗っていましたが、年間予算が二人で15000USドルと言うヨットが一番多く、一万ドル余りから三万ドル位までの人達がいました。

この予算で全食事、観光費からヨットのメンテナンス、国へ帰る航空券まですべてを補います。

その先進国の人達の予算の決め方なんですが・・・「自分達はいくら使えるか」だけなんです。

これを言い換えると・・・「予算を決めれば幾らででも生活ができる」と言う事なんです。

実際に家族4人で年間一万ドル以内でやってる人もいました。

工夫すれば良いだけで、少なければ少ないように楽しみもあると言うことです。

実際に際限なくお金が使える第一のグループの人達と年間一万ドルでやってる人とどちらが楽しんでいるかの判定は難しいです。

ただ最も楽しめていない人は「お金が足りなくなる心配をしてる人」です。

なぜ足りなくなる心配をしてるかと言うと・・・「いくら使えるかを計算せず、年間予算を組んでない」からだけです。

年間予算を組めば余程の馬鹿でない限り、決めた予算で十分に楽しむ事が出来るのです。

そしてその予算を毎年「使い切る」ように暮らせばケチにならずに楽しく安心して暮らせます。

しかし日本では誰も教えてくれなかったから・・・私がその境地になれて確信を持てたのは・・・退職後二年半してからでした。

そして今はあるから使っていますが・・・年間100万円あれば美由紀と二人十分楽しく暮らす自信があります。

話は変わって今日の午前中はプール水槽の一つの濾過器8個を掃除。

午後美由紀はプールへ、私は一人で鍛冶が峰に登ってきました。

鍛冶が峰から見た伊島、和歌山方面



夕方積水ハウスの営業マン氏が最終打ち合わせに来てくれましたが・・・なかなか最終になりませんが・・・チェック項目を確認して、責任をこちらに押し付けながら話を進め・・・最終はこちらが記名捺印するようです。

念が入ってますね。

今日気づいたんですが・・・・

今と比べると新しい家は台所が六割ほどしかないんですが・・・今の台所にはある床下収納が無いようなので聞くと・・・積水ハウスでは床下収納が無いのが標準なんだそうです。

何もかも・・・手抜きばかりを考えてるのでは??と思えて来るんですが・・・どう思いますか??

実際に今の台所は広さが十分なので床下収納に入ってるものは不要と思えるようなものでしたが・・・今度の家の台所は狭いですから付けてくれるように頼みました。

またコンセントも外に二か所増やして貰いました。

積水ハウスは坪単価が非常に高いから、普通の家に付いてる物は全部付いてると思うと大間違いで、どこよりも付いて無くて出来る限り手を抜いて会社の利益を一番に考えて設計しているのが積水ハウスの標準の様な気がしてきました。(退職してからでも三つ目の家ですから他と比較できるんです。とにかく信用せず一つ一つ完全にチェックしないと具合が悪い家が出来てしまうと思います。)

でも全然すべての説明には至りませんから、最終的には信用して任せるしかありません。















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