メタル系のルアー(ジグ)を使って魚を釣る方法を「ジギング」と言います。
そのジグとはこの様な物で材質は鉛が多いのですが最近は比重が重いタングステンの物も増えて来ています。
この様な物を糸の先に付けて、一旦海底まで沈めた後「弱った魚」と思わせるように引き上げてると・・・それを魚と間違ってハマチやメジロ、ブリ、ヒラマサ、カンパチ、サワラ、ヒラメ、アジ、サバ、ハタ、カサゴ、ホウボウ、イサキ、真鯛、アマダイなどなど多種多様な魚が釣れるんです。
このジグを船上から巻き上げる方法の基本となるのが「ワンピッチジャーク」と言われる方法です
ワンピッチワンジャークとも言うんですが・・・それは一回竿をしゃくり上げたらリールを一回巻く方法で、それを連続的に行います。
私も10年以上も前には何度かジギングをしてましたが・・・72歳になって体力腕力が衰えたのと、その頃でも非常に腕が疲れた事を覚えていたので・・・
数日前からワンピッチジャークが長い時間出来るようにトレーニングをしていました。
茶の間の机の脚に釣り糸を結び、その釣糸にクッションとなるゴム紐を結び、再度釣り糸を結んでその糸を竿のリーダー穴に通してリールまで。
ただしリールの付け根に結ぶだけでリールの太鼓には巻き付けません。
そして・・・ワンピッチジャークを練習する訳です。
美由紀は不機嫌そうに見ていますが・・・これを一日数時間続けて無いと・・・本番で腕が動かなくなりますから・・・
疲れたら止めて休み、また疲れるまで練習します。
ほんまに「うっとおしい」ジジイだと自分ながらに思いますが、ジギングで一人前に魚を釣ろうとすれば避けて通れない道です。
この基本中の基本とも言うべきワンピッチジャークが出来るようになったら・・・後は応用で色々な魚を誘う引き揚げ方があります。
そんな練習をしながら次にジギングに行った時に使うジグを考えていたら・・・山田鶴亀本店の山田氏が様子を見に寄ってくれました。
山田氏は私にタイラバを教えてくれた人なんですが・・・今回ジギングでこうも熱くさせてくれたのも山田氏です。
山田氏自身もかなりジギングに熱くなって道具作りにいそしんでいるんですが・・・
次回ジギングに行けそうなのは・・・10号の後に台風が出来なかったら10日は行けそうな予報です。
それまでに毎日数時間ワンピッチジャークの練習をして、腕と手首を鍛えます。
ここまでしても・・・釣れないかも知れませんが・・・簡単には諦めません。
話は変わって、今日も朝の雨の隙間を狙って美由紀と一緒に鍛冶が峰に登ってきました。
ラッキーな事に全く雨に当たらずに戻って来れました。
後は終日・・・ジギングの事ばかりしてました。