さあいよいよ開始します。恒例の読者参加企画。今年はちょっと趣向をかえて、わたしの極私的ベストから紹介していきます。
なぜかというと、Excelでしっかり管理していたわたしの映画とか読書のメモが、USBメモリがおしゃかになったせいで消えてしまい(頑丈だなあと思っていたけど、静電気一発でおしゃかになるメディアなんですってよ)、このままだとどんどん忘れそうなので急がなきゃ。
ということで今回は邦画篇。一生懸命思い出しながらこう結論づけました。
1.「舟を編む」(石井裕也)
2.「Short Peace」(大友克洋、石井克人他)
3.「箱入り息子の恋」(市井昌秀)
4.「009 RE:CYBORG」(神山健治)
5.「風立ちぬ」(宮崎駿)
次点:「許されざる者」(李相日)「はじまりのみち」(原恵一)
……アニメ勢がんばったなあ、というのが2013年の印象。それぞれのキャリアのベストとはいえないかもしれないけれど(石井裕也には「川の底からこんにちは」があり、神山には「攻殻機動隊SAC」、宮崎駿には「天空の城ラピュタ」、原恵一には「オトナ帝国の逆襲」がある!)、こちらの期待に応えてくれた一年だったと思う。
世評高い「凶悪」「さよなら渓谷」「そして父になる」を見ていないのが残念(それは~は今日見てきました)。俳優では松田龍平と濱田岳がダントツか。
DVDでは東映やくざ映画を中心に攻めており、深作欣二、中島貞夫の作品をこの年齢になってこれほど観ることになろうとは思わなかった。
次回は洋画篇。