読書篇はこちら。
今回は興行成績篇。はたして2013年において、日本人はどんな映画を(お金を払って)見ていたのだろう(単位は億円)。
1 116.1 風立ちぬ
2 89.5 モンスターズ・ユニバーシティ
3 41.5 テッド
4 39.5 ドラえもん のび太のひみつ道具博物館
5 35.7 名探偵コナン 絶海の探偵
6 31.9 謎解きはディナーのあとで
7 31.0 真夏の方程式
8 30.6 ポケットモンスターベストウイッシュ 神速のゲノセクトミュウツー覚醒
9 30.4 ドラゴンボールZ 神と神
10 29.3 シュガー・ラッシュ
「風立ちぬ」の成績は微妙なところだと思う。よくもまあこれだけ陰鬱な話で100億以上も稼いだとするか(うちの職場には怒っている人もいました)、ジブリにしてはものたりないととるか。
「モンスターズ・ユニバーシティ」と「テッド」は大健闘。特に「テッド」に関しては、わたしなどにはうかがえないみごとな宣伝展開があったとしか。日本人には絶対に向かないタイプの映画だと思っていただけに意外。
ガリレオ再登場の「真夏の方程式」の目標はもっと高かったはずだけれど、「そして父になる」が好評だったので福山雅治としてはすばらしい一年だったろう。逆に「潔く柔く」が大コケした長澤まさみは正念場か。いったい彼女の人気の凋落にはどんな要因が?わからねーわからねー。「モテキ」で魅了したのはついこの間のことじゃないか。
11位以下もながめると、去年も東宝は絶好調。この独走はいつまでつづくのだろう。それにしても、(わたしだけは言ってはいけないが)日本人はアニメが好きですよねえ!
次回は、北米興行成績篇