PART4はこちら。
もちろん、出てきただけで笑わせるルックス勝負の人たちもいる。
・増谷キートン
RIKACOの微妙なしぐさもおかしかったが、なんといっても浅田真央だろう。スタッフがゆっくりと回す盤の上で(スピンしているものだから)次第に顔がゆがんでいくあたりの描写には死んだ。
・キャベツ確認中のしまぞう
このような形で辻元清美議員にお会いするとは(笑)
・なかのよいこ
上目遣い&ちょい舌だしで浅野温子を眼前に出現させる。え、この人って劇団ひとりの元カノだったの?知らなかった-。
……かと思えば徹底的に練り上げられた芸が真骨頂の人も。平泉成(これまたものまねしようなどとは誰も思いつかない)を演じる末吉くんには明らかに平泉自身が入っているのだし、なぎらけんいちの都会人らしい乱暴さを軽くやってみせる古賀シュウについては、「あたしはあんなに舌足らずじゃない!」と長島三奈は激怒しているとか。
そんなバラエティ豊かなこのコーナーで、わたしがもっとも好きなのはアンジェラ・アキがいかにコンサートで饒舌かを証明した柴田由美子だ。このラジオアナウンサーはすごい。特に、ためにためた芝居をする真矢みきは絶品。
「あ、今日のごはんはね………………………………玄米なの」
死ぬ(笑)
そして、おそらくはものまね史上もっとも過激なネタを展開したのがアップダウンの阿部浩貴。経堂のコンビニ店員のまね(なのかホントに)は、何が何だかわからないけれど「前衛」とか「極北」としか形容できない。それぞれ、こう聞こえるというのだ。
「いらっしゃいませ」が「エアロスミス」
「ストローお付けしますか」が「スタローンあいつ消しますか」
「ありがとうございました」が「アランドロン不在でした」
「またお越しくださいませ」が「村おこし来るスタンハンセン」
「こちら温めますか?」が「越中対タイガーマスク」
……聞こえるんだよなあ(笑)。
またいつか阿部のような、それまでの範疇から逸脱する新人が出てくることを期待して、細かすぎて伝わらないモノマネ選手権をわたしは見続ける。今度のオンエアはいつですかっ!?