PART2はこちら。
・日常的にお風呂場でおしっこをしてしまう人の割合……全体17% 男性20.5% 女性13.3%
これも微妙な数字ですね。しかしこれが本当だとすれば、銭湯や温泉の洗い場はいったいどんなことになっているんでしょう。考えまい考えまい。
・成人女性が痔主である確率……34.5%
男にはわからない事情がありそう。おそらく出産がからんでいるんだと思う。ごくろうさまです。
・HIVウィルス保持者と性行為をしてエイズになる確率……0.1~1%
ということなんですよね。キャリアになったからといって、絶望する必要はどうやらない。世の中にはスキンという強い味方もいる。
・労災補償の申請をして認められる確率……34.5%
これには考えさせられる。こんなに低いのか。何度かわたしも申請事務をやったけれども、思いっきり軽症なのが多いのでまず「めんどくせー」と思ってしまう。しかし後遺症などを考えると、やはり申請はしておかないと痛い思いをすることになるだろう。わたしの通勤路には、労災に対応できることを高々とうたう整体師もいる。そんな時代。
・洋楽を聴かない人の割合……44.5%
これは実感しています。いったいいつから洋楽がヒットチャートに登場しなくなったのだろう。パチンコ屋で「天国への階段」が鳴り響き、ビリー・ジョエルがオリコンのトップに輝いた時代を知っている世代としては……ん?いや、今はそうでもないのか。ちっちゃい子まで「Let It Go!~♪」と口ずさんでいるのは、なんかうれしい。
・明日の天気予報が当たる確率……82%
・一週間後の 〃 ……69%
常に当たらないことで怨嗟の的になる天気予報。わたしはチャリ通なので誰よりも気にしているけれど、当たってますよ予報は。わたし、信頼していますもの。
かくのごとく、数字にすると印象が変わる事例は数多い。統計学が前途有望な学問であるとされていることにわたしは安堵する。感情や先入観だけで語ることの怖さをみんな意識しようよ。いやしかし浮気率が55%ってのだけは絶対に許さん!
画像は「ヴェラクルス」。ゲイリー・クーパーとバート・ランカスターの激突が、かなり政治的な色彩をおびているのにびっくり。若いころは気づかなかったなあ。