事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

明細書を見ろ!2014年1月号「2枚の源泉徴収票」

2014-01-20 | 明細書を見ろ!(事務だより)

Img_597302_25697471_0_2 2013年12月号「来年の話をすると……」はこちら

毎年1月の給料袋はいつもよりふくらんでいます。いや別に札が束になっているわけではなくて(うちの学校に現金受給者はひとりもいないし)、

・平成25年分の源泉徴収票

・昇給発令書

が加わっているからです。もっとも、この事務だよりをつくっている17日現在で、まだ昇給発令書は県庁からトラックで出たばかりなので、はたして給料日に間に合うのかは微妙なところ。→結局間に合いませんでした。

それはともかく源泉徴収票。毎年毎年言っていますが、一年間は絶対になくさないこと(毎年毎年だれかは絶対になくすんだけど)。

ということで24年分は今日破棄していただいてもかまいません。でも捨てる前に二枚を比較してみませんか。平成24年とくらべて25年の給与収入がどうなっているのか。

本来ならば昇給しているのだから(例外もあり)それなりに増えているはず……実はそうじゃない人も多いんです。わたしのような行政職はズドンと減っています。いかに9月から始まった削減の影響が大きいかがここでわかります。削減はあと2回で終了。終了なんだけど実は……な話はそのうちに。

今回は二本立て。「引き出しのなかに」につづく

画像は「永遠の0」勢いが衰えないので70億まで興収が到達しそうだとか。テレビ局がかんでいない作品でこれだけ稼ぐとは……さすが東宝。さすがROBOT。

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軍師官兵衛~第三話「命の使い道」

2014-01-19 | テレビ番組

Bdmemxtciaehih9 第二話「忘れえぬ初恋」はこちら

昨夜オンエアの、庄内映画村でも撮影された「足尾から来た女」にはたまげた。足尾銅山がらみのお話とはいえ、あそこまでフクシマな展開にもっていくとは。銅の緑青が、まるで放射能のように見えます。

現首相とはいろいろとあったNHK。経営委員にお友だちが入るなど、どうも息苦しそう。しかしこんなドラマの企画がとおり、ゴールデンに放映されるなど、まだまだ気骨のあるドラマ人は健在なんだな。え、来年の大河は長州が舞台ですか。はあああ。

批判も多いらしい藤村志保のナレーション。でも昨日のドラマを見てもらえば、訥々とした語り口で、これは大過去のお話なんですよということを伝えるのが狙いなのがわかってもらえるはず。あの人の身上はうっすらとしたユーモアですもの。

さて兵庫県のお話。前回の視聴率は16.9%と少し下がった。1回目があまりに紙芝居だった影響かなあ。

初恋の相手を失った官兵衛が自暴自棄になっているのを、祖父(竜雷太)はいさめ、父(柴田恭兵)は堺に送り出すことで……なストーリー。主人公の腕の中で絶命するお姫さま、盗賊に襲われたところにあらわれる武芸者(田中哲司)と、今回も紙芝居をやりまくってます。

その一方で、のちに官兵衛と秀吉の二兵衛とよばれた竹中半兵衛(谷原章介)が、トロイの木馬作戦で頭角を現す。かっけー。

もうちょっとひねった展開を期待したのだけれど、全体にどうもあっさりしている。お姫さまの歩き方が時代劇になっていないのもきつい。ただ、役者の味がけっこういけているので退屈はしない。堺への旅も、これは西遊記でしたっけ?な印象。濱田岳はいつまでもこの感じでドラマにからんでほしいな。

なにより、岡田准一の立ち姿がすばらしい。小さな身体に、これから度量と才覚が満ちてくるのだろう。わたし、まだこのドラマにつきあいますよ。

視聴率は……うーん、ちょっと上がって17%台か。

第四話「新しき門出」につづく。中谷美紀登場。おいおい初恋の相手が亡くなってわずか一週間で(笑)

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「25年目の弦楽四重奏」 (2012 KADOKAWA)

2014-01-18 | 洋画

Alatequartetimg01 答は最初から示されている。音楽学院で教えるチェリスト(クリストファー・ウォーケン!)は生徒たちに問う。

「ベートーベンの弦楽四重奏曲第14番は、楽章と楽章の間に休みがない。だから演奏を続けていると音程は狂ってくる。きみたちはどうする?一度演奏をやめて調弦するかね。それともそのまま最後までプレイし続けるか?」

25年間休みなく演奏活動をつづけてきたカルテット(原題はA Late Quartet )。第二バイオリン(フィリップ・シーモア・ホフマン)とビオラ奏者(キャスリーン・キーナー)は夫婦。完璧なテクニックをもつ第一バイオリン(マーク・イバニール)は夫婦の愛娘と関係を持ち、ビオラと第一バイオリンの間には、その昔になにかがあった様子。娘は「親が一年間に7か月もツアーに出ている子の身になって」と激高し、チェリストは愛妻を前年に失い、そしてパーキンソン病の初期症状が出始めていた……

本来、バランスが身上である弦楽四重奏がほころび、不協和音を奏で始める。さあ、もう若くない彼らはどうするか。

どうもしないんですな。関係の修復を図ろうにも、お互いに言ってはいけないセリフを投げつけてしまう。こんなことで、チェリストの引退する演奏会はどうなるのか。

「シューベルトの最後のリクエストを知ってるか?ベートーベンの14番しか聴きたくないと言ってたんだ。ぼくの理想は、シューベルトの死の床を四人が囲み、14番を演奏することだ」

「なぜソリストにならなかったかって?ソロなら、同じメンバーで演奏するのはわずか2、3回だ。違った指揮者、違ったオーケストラとやらなければならない。でも四重奏はどうだ。同じメンバーで何千回もプレイする。それが音楽の本来の姿だ」

もう名言の連発です。彼らは最後の演奏を(ここからネタバレ)、チェリストの退場で小休止し、“ほんの少し小節をもどして”演奏をつづける。四十代の人間の、それが知恵でもあるかのように。

名優たちのアンサンブルがすばらしい。というか、彼らでなければ成立しない作品。にしても、どうしてこれがR15なのかな。あ、あのベッドシーンのため?うーん、まあいいか。これはどうせオトナにしか用のない映画だから。傑作。

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ぼくのわたしの2013 洋画篇

2014-01-17 | 読者レス特集

093lincoln 邦画篇はこちら

今日は洋画篇。わたしのベストはこうだ。

1.「リンカーン」(スティーブン・スピルバーグ)

2.「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」(アン・リー)

3.「42 世界を変えた男」(ブライアン・ヘルゲランド)

4.「ゼロ・グラビティ」(アルフォンソ・キュアロン)

5.「オズ はじまりの戦い」(サム・ライミ)

次点は「嘆きのピエタ」(キム・ギドク)「パシフィック・リム」(ギレルモ・デル・トロ)

……こんなところだろうか。なんとまあしかし、ハリウッドど真ん中のメジャーな作品が好きなんだオレは。

実はアメリカ映画は興行的には絶好調。中国の市場が成熟してきたことがその原因のようだけれど、ために日本の相対的市場価値は低下している。そればかりではないにしろ、日本の観客は洋画をどんどん見なくなっている。

それが良い悪いを語る段階はもう過ぎて、日本人は日本のことにしかあまり関心がない傾向が定着してしまったのである。

かつての日本なら、東和やヘラルドなどの邦人系の配給会社が、なにもしなくても本国でヒットした映画をのんべんだらりと配給していればよかったメジャー系(別にCICとかUIPのことを言っているわけでは……)にけんかを売り、よく考えればB級な作品を強引にヒットにもっていったものだっけ。

なぜイタリア製ホラー「サスペリア」があんなにヒットしたのか、同じ時期に公開された「レイダース」よりも「キャノンボール」の興行収入が上回ったのはなぜか、解答はすべてそのけんかのなかにある。客もしかし性懲りもなくよくだまされたなあ(笑)。

しかしそんな時代はいまいずこ。トム・クルーズやブラピの映画だって安閑としてはいられない世の中になってしまったのだ。うーん。

俳優ではリンカーンを演じたダニエル・デイ=ルイスがダントツ。神様が、いやリンカーンが入っていたとしか思えん。

次回は読書篇です!

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ぼくのわたしの2013 邦画篇

2014-01-16 | 読者レス特集

Funewoamuimg04 さあいよいよ開始します。恒例の読者参加企画。今年はちょっと趣向をかえて、わたしの極私的ベストから紹介していきます。

なぜかというと、Excelでしっかり管理していたわたしの映画とか読書のメモが、USBメモリがおしゃかになったせいで消えてしまい(頑丈だなあと思っていたけど、静電気一発でおしゃかになるメディアなんですってよ)、このままだとどんどん忘れそうなので急がなきゃ。

ということで今回は邦画篇。一生懸命思い出しながらこう結論づけました。

1.「舟を編む」(石井裕也)

2.「Short Peace」(大友克洋、石井克人他)

3.「箱入り息子の恋」(市井昌秀)

4.「009 RE:CYBORG」(神山健治)

5.「風立ちぬ」(宮崎駿)

次点:「許されざる者」(李相日)「はじまりのみち」(原恵一)

……アニメ勢がんばったなあ、というのが2013年の印象。それぞれのキャリアのベストとはいえないかもしれないけれど(石井裕也には「川の底からこんにちは」があり、神山には「攻殻機動隊SAC」、宮崎駿には「天空の城ラピュタ」、原恵一には「オトナ帝国の逆襲」がある!)、こちらの期待に応えてくれた一年だったと思う。

世評高い「凶悪」「さよなら渓谷」「そして父になる」を見ていないのが残念(それは~は今日見てきました)。俳優では松田龍平と濱田岳がダントツか。

DVDでは東映やくざ映画を中心に攻めており、深作欣二、中島貞夫の作品をこの年齢になってこれほど観ることになろうとは思わなかった。

次回は洋画篇

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「デンジャラス・ラン」 (2012 ユニバーサル)

2014-01-15 | 洋画

Ryanreynoldssafehouseposter いかにもレンタルビデオ屋好みなタイトルだけど、原題はSafe House。証人などをかくまうあれです。

主人公のマット(ライアン・レイノルズ……ほれ、スカーレット・ヨハンソンと結婚したいやな野郎であり、離婚してくれたいいヤツでもある)は、CIAの一員として昇進し、工作員になって活躍したいと考えている。しかし現状は南アフリカのセーフハウスの世話係にしかすぎず、くさっていた。

そんな彼のセーフハウスに、裏切り者として知られていたトビン・フロスト(デンゼル・ワシントン)がなぜか投降して収容されてくる。取り調べの最中に、安全なはずの場所に謎の集団が襲撃し、マットとトビン・フロスト以外は惨殺されてしまう。はたして経験の足りないマットと“人の心を操る”達人であるトビンの逃避行は……

なんか、読めた!って感じでしょ。おそらくはトビンの計略によってマットは翻弄され、しかしだんだん成長していくんだろう、とか。最後はふたりで微笑み合って別れていくんだよな、と。すっかり見たような気になって、別に見なくてもいいかなあと考えていたの。

何者かの襲撃によってシロートに近いCIA職員が孤立しちゃう展開は、ロバート・レッドフォードの「コンドル」で十分じゃないかと。

しかし途中からこの映画は予想とは違う方向に走る。ジェイソン・ボーンのシリーズそのまんまになっていくのだ。っていうかはっきりと二番煎じです、悪く言えばね。撮影と編集はあのシリーズの担当者なので、製作意図はまさしく「色男(レイノルズ)と名優(ワシントン)を使ってジェイソン・ボーンを」だったのだろう。

そのことを批判する人もいるだろうけれど、わたしはかまわない。大のスパイ小説好きとしては、もっともっとやってほしいくらいだ。剽窃がよくないのではなくて、出来の悪い剽窃がよくないわけ、娯楽映画の場合は。で、この映画はなにしろ出来がいい。

ボーンにクールな女性管理職ジョアン・アレンがいれば、こちらは「マイレージ・マイライフ」で、“昼間の国内便のトイレの中でセックスをしたことのある女”を演じたヴェラ・ファーミガ。向こうがスコット・グレンで来たらこっちはなんとサム・シェパードだぜと豪華なことだ。二時間弱をまったく飽きさせずに突っ走る娯楽作。面白かったー。

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雪国の作法2014 心筋梗塞

2014-01-14 | 日記・エッセイ・コラム

660e49fe 雪国の作法2013はこちら

除雪トラブル けが負わす

除雪を巡り口論となった近所の男性を転倒させ、顔などにけがを負わせたとして、酒田署は12日、酒田市錦町、無職伊藤博容疑者(63)を傷害容疑で逮捕した。男性は搬送先の病院で間もなく死亡した。死因は心筋梗塞。同署は暴行との関連を調べている。

発表によると、伊藤容疑者は12日午前10時45分頃、自宅前の路上で、向かいの同所、無職斎藤忠治さん(87)の右足を払うなどして転倒させ、左ほおと上唇を切るなどの軽傷を負わせた疑い。酒田地区広域行政組合消防本部によると、救急車到着時には斎藤さんは心肺停止状態だったという。

伊藤容疑者は調べに「帰宅すると、除雪した雪を斎藤さんが自分の家の方に寄せていたので、カッとなって1回だけ足を払った」と供述している。口論を聞いた2人の妻が仲裁に入ったが、聞き入れられなかったという。斎藤さんは転倒後、一度立ち上がったが、再び倒れ込んだという。

現場は日本海東北自動車道の酒田インターチェンジ近くの新興住宅地。現場近くの60歳代女性は「2人が『なぜ人の家に雪を入れた』『入れてない』と怒鳴っているのを聞いた。辺りは塀がない家が多く、境界が分かりにくい面がある」と話した。
【2014年1月14日付 読売新聞山形版】

雪国の作法2014は、まことに血なまぐさい話から始まってしまった。うちのような田舎ならいざ知らず、市街地ではよくあることなんだろう。いや傷害事件ではなくて、雪をめぐるご近所トラブルが。

除雪の最大の問題は、近くに川がないかぎり、どこに雪を“一時的に置いておくか”これに尽きる。無駄な敷地がてんこ盛りな我が家にしても、雪が深くなれば、結局は30mほど先の川に捨てに行かなければならないのだし。

だいたい、塀のない境界線で雪を入れた入れないの論争は事件のきっかけにすぎないだろう。両隣にまったく迷惑をかけないでいるなんておよそ無理な話なのだから。むしろ道路に雪をぶちまける方がよほど罪深い。

それにしてもやりきれない。何年か前に起こった二件の殺人もこのあたり。こんな事件があると、ご近所の空気もぎこちないものに変わるはず。あ、どうも語る言葉が殺人寄りになっている。気をつけなきゃ。あくまで死因は心筋梗塞です……

画像は、岡坂神策シリーズ9年ぶりの新作「バックストリート」。スペインものというより、神保町案内としてうれしい。剛爺健在。そうだよね、キスは一晩に1回だ。

バックストリート バックストリート
価格:¥ 1,995(税込)
発売日:2013-06-25
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「偉大なる、しゅららぼん」 万城目学著 集英社

2014-01-13 | 本と雑誌

E58189e5a4a7e381aae3828be38081e3819とっぴんぱらりの風太郎」と紹介が逆になったけれども「偉大なるしゅららぼん」の方が執筆は先かな。これまたかましてます。例によって“一人称による大きな物語→大ぼら”が展開される。

鴨川ホルモー」で京都、「鹿男あをによし」で奈良、「プリンセス・トヨトミ」で大阪をわしづかみにしたように(「とっぴんぱらり~」は三重県ですな)、今回の主役は琵琶湖。ボーントゥービー殿様な同級生に翻弄される、分家の超能力者。やはりどこかやる気がなく、さめている主人公が最後に……(表紙の登場人物たちが着る学生服の色に注意)

「しゅららぼん」が意味するものがラストで判明。これに“偉大なる”がつくことのおかしみはさすが万城目ワールド。映画化で、殿様が濱田岳というのは他に思いつけないイメージキャストだし、異能のブータレ女を深田恭子が演じるってのは楽しみなり。だいたい、日本で海(琵琶湖だけど)が割れる「十戒」がどう描かれるのか(笑)

偉大なる、しゅららぼん (集英社文庫) 偉大なる、しゅららぼん (集英社文庫)
価格:¥ 798(税込)
発売日:2013-12-13
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軍師官兵衛~第二話「忘れえぬ初恋」

2014-01-12 | テレビ番組

Img_1445942_59879959_0 第一話「生き残りの掟」はこちら

その視聴率は18.9%。「八重の桜」の初回にもはるかに及ばなかったことでニュースに。

その要因の筆頭には、黒田官兵衛という題材になじみがないことが挙げられている。軍師という肩書きも、硝煙の臭いがきつすぎると。

確かにそうかもしれない。視聴者が望むのは、戦国武将(とお姫さまたち)のロールプレイであって、ディープな戦術の解説など求めていない以上、黒田如水という存在は……

でもわたしは逆に、前回で気が遠くなったいかにも時代劇らしい展開を離れ、武将や領民が生き残りをかけて戦う展開がむしろうれしい。

戦国時代をあつかった大河が人気があるといっても、それはドラマとして画期的だった第三作「太閤記」と、異様な人気を誇った「独眼竜正宗」「武田信玄」の成功が印象深いからだ。特に1987年と88年の正宗、信玄の人気はいま考えても異常(平均視聴率はそれぞれ39.7%、39.2%。ありえねー)そしてこの二作は(太閤記は見ていないのでよくわかりません)、最初から最後まで戦術と裏切りのオンパレードだったではないですか。

さて、今回はだから最初から好調。サービスショット満載。主君(片岡鶴太郎)と碁を打つシーンでは、「天地明察」を観た人は「天元に打て!」とみんな思ったろうし、濱田岳とのからみでは、特攻の虚しさに思い至ったはずだ。

なにしろ、岡田准一はさすがの運動神経を見せていて、これから乗馬にも磨きがかかっていくはず。楽しみだなあ。

主君の正室役で高岡早紀登場。岡田とのからみでは、いろんな妄想が……あ、今回は初恋のお話でしたね。

その初恋の相手(南沢奈央)が嫁いだ先に、帰ってきたウルトラマンが乱心し、じゃなかった赤松勢が襲いかかるところで次回につづく。うん、面白くなってきました。

ということで、今回の視聴率は18%キープと読みました。面白くなってきたんだからそれくらいは。

第三話「命の使い道」につづく。あれ?このコンセプトは龍馬伝……

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「燃えよ剣」 (1966 松竹)

2014-01-11 | 邦画

51yaniakwxl_sl500_aa300_ いまやすっかりおなじみとなった土方歳三の青春記。多摩の田舎者が、いかにして京都で新撰組の副長となったかがつづられる。原作(司馬遼太郎)は昔読んだきりなので、どこまで脚色されているのかよくわからず。

夜這いをかけた娘と京都で再会するとか、それはさすがに……な展開だけれど、女優(小林哲子……残念ながらもう亡くなられています)の美しさもあってうれしいです。

NET(いまのテレビ朝日ですよ)と東映がつくりあげた「新選組血風録」人気をあてこんだ映画化が、なぜ松竹だったのかはよくわからない。時代劇初演出の監督になぜ撮らせたかもわからない。でも栗塚旭演ずる土方歳三はやはり魅力的。脚本にはなんと加藤泰、森崎東の名が。

それ以上に驚いたのは、特典映像に出てきた栗塚さんの現在。これで70歳を超えているって……。生涯の当たり役を持つことの幸福を思う。どうかいつまでもお元気で。

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