ルリボシヤンマの青メス探索後、標高1,400mの池に立ち寄ってみた。周囲の木々は色づき始めており、あと2週間もすれば紅葉の見頃になるだろう時期にも関わらず、オオルリボシヤンマが何頭も産卵中。他にキトンボ、ムツアカネも多数が産卵していた。
キトンボ(この池での生息は初確認)は、今が最盛期と思われるが、過去にこの池でオオルリボシヤンマとムツアカネの産卵を撮影したのは、2016年8月20日。今回は一か月半も遅い。2017年の10月8日に新潟県の池でオオルリボシヤンマの産卵を撮影してはいるが、そちらの標高はおよそ300mしかない。標高の高い高原で10月になっても盛んに活動していることに驚きである。今年9月の平均気温は、平年と比較するとここ10年で一番高い。訪れた日も日本各地で30℃を越える真夏日となり、当地は正午で22℃。気候の変動が、昆虫の活動に与える影響は大きい。
これまで何度も撮影してきた被写体及びシーンではあるが、記録として以下に掲載した。
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オオルリボシヤンマ(産卵)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F7.1 1/400秒 ISO 500 +2/3EV(撮影地:長野県 2019.10.05 12:24)
オオルリボシヤンマ(産卵)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F7.1 1/400秒 ISO 1000 +2/3EV(撮影地:長野県 2019.10.05 12:23)
オオルリボシヤンマ(産卵)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F7.1 1/250秒 ISO 250 +1EV(撮影地:長野県 2019.10.05 12:32)
オオルリボシヤンマ(メスの飛翔)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F7.1 1/250秒 ISO 320 +1EV(撮影地:長野県 2019.10.05 12:33)
オオルリボシヤンマ(産卵)
キトンボ(連結飛翔)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F7.1 1/200秒 ISO 400(撮影地:長野県 2019.10.05 12:07)
キトンボ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / Speedlite 550EX / 絞り優先AE F7.1 1/250秒 ISO 200(撮影地:長野県 2019.10.05 12:10)
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