きょうは、ウチでの法事客 一組。
仏事後の会食中、退屈して、庫裏まで走り込んできた幼児二人と、オバサン、仲良くブロックやコマ、絵本で遊んだりしておりました。
「いっしょに遊ぼう
」と声をかけられ、手をつないでくれて、私、とてもうれしかった
暇になった午後は、テレビで 映画「解夏」を観ました。
ベーチェット病で、視力を失う青年と恋人の苦悩のお話。
その中で、「夏安居(げあんご)」の話や、夏安居 最終日の「解夏(げげ)」が紹介されていましたね。
主人公の青年の病気を知った、禅寺で会った郷土史教授の言葉が、心に残りました。
「目がみえなくなる恐怖とたたかうのが、修行」「見えなくなった時がその恐怖から解放される時で、それが、あなたの解夏」(正確なセリフは分かりませんが・・・)
私の叔父も全身の筋力が徐々に衰えてゆく難病におかされ、もう何年になるでしょうか。
今は、一切身体を自由に動かすことができません。
食事を飲み込むことすらできず、ものを言うことも叶わず・・・かろうじて、瞬きで、yes、noを意思表示。
意識が、はっきりしているだけに、これほどの苦しみが、あるでしょうか。
また、別の伯父は、脳梗塞で倒れた後、認知症になりました。
穏やかな性格の伯父でしたのに、認知症状で性格が一変し、お世話してくださる看護師さんに暴力をふるうのだそうです。伯母がお詫びに周り、難儀しているとのこと。
治癒の見込のない病の苦しみ・・・自分の思い通りにならないこと・・・本人も家族も、それをどう受け入れ、どう乗り越えて、生きてゆくか・・・
この苦しみの先に、「よく、頑張ったね」「よく、生き抜いたね」と阿弥陀様に迎えられる仏の世界・浄土があるからこそ、「救い」なんだと・・・
この人生を明るく生き抜くのは、まさに難行苦行だと、「解夏」を観ながら、あらためて思ったことでした。
仏事後の会食中、退屈して、庫裏まで走り込んできた幼児二人と、オバサン、仲良くブロックやコマ、絵本で遊んだりしておりました。

「いっしょに遊ぼう


暇になった午後は、テレビで 映画「解夏」を観ました。
ベーチェット病で、視力を失う青年と恋人の苦悩のお話。
その中で、「夏安居(げあんご)」の話や、夏安居 最終日の「解夏(げげ)」が紹介されていましたね。
主人公の青年の病気を知った、禅寺で会った郷土史教授の言葉が、心に残りました。
「目がみえなくなる恐怖とたたかうのが、修行」「見えなくなった時がその恐怖から解放される時で、それが、あなたの解夏」(正確なセリフは分かりませんが・・・)
私の叔父も全身の筋力が徐々に衰えてゆく難病におかされ、もう何年になるでしょうか。
今は、一切身体を自由に動かすことができません。
食事を飲み込むことすらできず、ものを言うことも叶わず・・・かろうじて、瞬きで、yes、noを意思表示。
意識が、はっきりしているだけに、これほどの苦しみが、あるでしょうか。
また、別の伯父は、脳梗塞で倒れた後、認知症になりました。
穏やかな性格の伯父でしたのに、認知症状で性格が一変し、お世話してくださる看護師さんに暴力をふるうのだそうです。伯母がお詫びに周り、難儀しているとのこと。
治癒の見込のない病の苦しみ・・・自分の思い通りにならないこと・・・本人も家族も、それをどう受け入れ、どう乗り越えて、生きてゆくか・・・
この苦しみの先に、「よく、頑張ったね」「よく、生き抜いたね」と阿弥陀様に迎えられる仏の世界・浄土があるからこそ、「救い」なんだと・・・
この人生を明るく生き抜くのは、まさに難行苦行だと、「解夏」を観ながら、あらためて思ったことでした。