散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

焼肉

2006年08月05日 22時25分44秒 | 食べ歩き
私の食習慣は年とともにあっさり傾向にシフトしている。本日は珍しく焼肉へ。外で食べるのは3年ぶりくらいか。

おっと、その前に。



ギャラリーを巡る途中、喉が渇いて札幌駅高架下の立ち呑み「C」へ。ビール、ハイボール(爽やかでいい)と豚タンスモーク。豚タンは赤身の部分と、白っぽく脂の入った部分があり、それぞれに美味しい。これが250円とはお勧めメニューになっているのも無理は無い。



さて、本題の焼肉だ。たまに行くのだからと札幌では多分一番の高級店、すすきのの「G」へ。初めて来たのだが、入口で大女将らしき人のお出迎え。「今日はどういうわけかとても混んでいるのよ」と危ない所だったが、予約客が一段落したということで、とてもいい席にゆったり座ることができた。

飲み物はビール(後で黒ビール)。食べ物はまず、牛カルビ中落ち厚切り、知床牛ホルモンミックス、ナムル、キムチ、サンチュ。牛カルビは長いままの肉を炙ってからハサミでカットして食べるもの。外側に焦げ目が付くくらいにじっくり焼くのだが、焼きすぎではないかと段々不安になってきた。自分で端っこをちょっとカットしていると、お店の人が来てくれた。

牛カルビ



焼きあがった肉を一口。外側はカリっとしているが、中はまだ柔らかく、噛んで行くうちに何ともいえない濃厚な味わいが溶け出してくる(グルメ番組みたいだ)。お店の人の言うように、しっかり焼いた方が良いようだ。

知床牛ホルモンミックスは、レバ、ガツ等に加えて、厚みがあり脂分を残した腸の所が明らかにうまそうだ。脂の部分をチリチリとするまで焼いて、サンチュに包んで食べる。脂身が溶け出し、たまらん…

注文第2弾は、特上牛タン、デジカルビ(薩摩黒豚バラ)とカクテキ。牛タンはこれまた赤身部分と白身部分の違いがはっきり。肉汁を落とさないように食べるのに一苦労。デジカルビは豚なのでちょっとこんがり目に焼く。これは脂身の甘さがたまらない(またグルメ番組調で)。



今回、バカみたいに肉ばっかり食べないで、色々付け合せも試してみようと言う狙いなのだが、中ではカクテキが印象的だった。辛いというよりは程よい酸っぱさと何だか分からない後を引く味付けがしてある。

デジカルビと絶妙のカクテキ



肉汁が浮かんできた所



最後に冷麺を注文。冷麺の麺って硬い印象ばかりなのだが、ここのはソフト目。さっぱりしているが塩気のしっかりついたスープとぴったりである。



と言う感じで、味良し、お店と接客の感じ良しの名店だが、値段はそこそこする。年に1回くらい来たいなあ。

さて、滅多にすすきのの南側まで来ないので、この機会に珍しくバー「Z」へ。1杯目にサイドカー。最近あちこちで試しているカクテルだが、この店のはなかなかキリッとしている。2杯目はチェリーブロッサム。

この店、珍しいモルトが色々あるのだが、本日はアードベッグ・ウーガダールを注文。先日、東京で冷やしアードベッグを飲んで以来、これも色々試してみているのだ(今、調べると違う樽で熟成したモルトをヴァッティングしたんだな)。アードベッグ10よりは、ソフトな風味がする。

写りの悪いアードベッグ



最後にさっぱりと酸味の効いたブロードウェイサースト。まだもう少し回りたい気がしつつ、もう十分という判断ができたのは冷静であったな。

ギャラリー巡り

2006年08月05日 17時51分53秒 | ART
暑い中、汗対策にタオルを持って回る。
近美→市民→時計台→道新→STV北2条→たぴお→大同→大通→セントラル→さいとう→アートスペース→ユリイカの12箇所。

近美「鑑真和上展」。4回目なので好きなものしか見ない。「五大尊像」はかなり表面が剥げて見辛いのだが、素晴らしい作品。沢山の手に各々法具を持っているあたりが見もの。「十六羅漢像」は後半部分に展示替え。背景の植物や色彩含めてじっくり見る。

市民ギャラリー「北海道平和美術展」。随分クラシックな画があると思ったら大月源二であった。

時計台ギャラリー「櫂展」。渡辺貞之、藤井高志作品に興味。藤井さん本人らしい人が「最初、前景を描いて背景は何も描いてなくてさあ…」と言いながら画の表面をぐりぐり触るので、ドキドキする。

STV北2条ビル「仙庭宣之・大野恵理絵画展」。何気ないスナップのような風景が、面白い。

大同ギャラリー「飯石タカヒロうしろストーリー展」。印象的だが、少々ヘヴィなところを狙いすぎている気もする。

さいとうギャラリー「国画会北海道グループ展」。いい版画多い。たまたま人が多くて見づらかった。

多少感想を書きもれているが、こんなところかな。

暑い日

2006年08月05日 13時32分59秒 | 食べ歩き
再三書いているように、関東以南はもっと暑いわけだが、札幌に住んでいる人間にとってはそれなりに暑い。

本日もギャラリー巡りだが、その前に昼食。今日は夜いろいろあるため、スタート時間が遅い。近代美術館近くの「Y食堂」で珍しくカツ丼。この店ではいつもラーメンを食べているが、今日は何となくそういう気になった。



登場したカツ丼からは蕎麦つゆベースと思われる煮汁と海苔のいい香がする。カツを食べて、程よく汁気のあるご飯を食べる。ご飯の状態は底に汁がたまる程ではなく、なおかつ若干白い部分もあり(そこは沢庵で)、ちょうど良い状態だ。味噌汁ではなく、付いている熱いお茶を飲む(500円)。

近代美術館前庭では蓮の花が2~3個ほど。当初、水に鉢ごと入れていたところ、水温が低くて咲かない恐れがあったらしいが、地上に出して、さらに最近の高気温である。どうやら無事咲いたらしい。蓮の花は3日ほどしか持たないそうなので、見ることができてよかった(といいつつ、花には何の興味も無い)。



大通に出ると歩行者天国になっていた。
暑い中、おじさんカッコいいぞ。



立ち寄った澄川でも七夕祭り(北海道は8月7日)が行われていた。