それ程暇なわけでもないが、読書がはかどる。
「ST赤の調査ファイル」今野敏
プロの何たるかを描こうとする作品。
「皿の上の人生」野地秩嘉
飲食に関わる人の話。すごい人多し。
「親不孝通りディティクティブ」北森鴻
博多の屋台街が舞台になった軽快なハードボイルド。最後は難しい事情であったが、収まる所に収まって良かった。
「翳りゆく夏」赤井三尋
ストーリー中の偶然の多さや、人物書き分けの下手さなどの欠点はあるが、まっすぐで素直な小説。
「風化水脈」大沢在昌
約40年にわたる新宿の歴史が背景になったストーリー。新宿鮫シリーズはワンパターン化、水戸黄門化が進んできて食傷していたのだが、改めて力量を感じる作品であった。
以下、図書館の3冊。
「ほろ酔い旅」たつみ都志
飲み屋のママが関西弁で旅やら食やらを語る、エッセイと小説の中間のような話。書き文字での関西弁は煩わしい感あり。
「ヒロカネ食堂」弘兼憲史
割とおおらかにすき放題語っているが、あまり嫌味がない。さすが島耕作の作者だけのことはある(再読)。
「どん底の毎日ごはん」花井愛子
貧乏生活の手抜き料理モノかと思いきや、普通の人には少々面倒なほどきちんと作っている。人生観は人それぞれなので、テーマ的には切り分けされていた方が親切かな。
「ST赤の調査ファイル」今野敏
プロの何たるかを描こうとする作品。
「皿の上の人生」野地秩嘉
飲食に関わる人の話。すごい人多し。
「親不孝通りディティクティブ」北森鴻
博多の屋台街が舞台になった軽快なハードボイルド。最後は難しい事情であったが、収まる所に収まって良かった。
「翳りゆく夏」赤井三尋
ストーリー中の偶然の多さや、人物書き分けの下手さなどの欠点はあるが、まっすぐで素直な小説。
「風化水脈」大沢在昌
約40年にわたる新宿の歴史が背景になったストーリー。新宿鮫シリーズはワンパターン化、水戸黄門化が進んできて食傷していたのだが、改めて力量を感じる作品であった。
以下、図書館の3冊。
「ほろ酔い旅」たつみ都志
飲み屋のママが関西弁で旅やら食やらを語る、エッセイと小説の中間のような話。書き文字での関西弁は煩わしい感あり。
「ヒロカネ食堂」弘兼憲史
割とおおらかにすき放題語っているが、あまり嫌味がない。さすが島耕作の作者だけのことはある(再読)。
「どん底の毎日ごはん」花井愛子
貧乏生活の手抜き料理モノかと思いきや、普通の人には少々面倒なほどきちんと作っている。人生観は人それぞれなので、テーマ的には切り分けされていた方が親切かな。