山の手図書館は本棚整理のため休館中。昨日大量に本を買ったためもあり、今日の図書館通いはお休み。終日読書ですごす。
■「エデンの命題」島田荘司
人間の脳の領域やその故障による錯視などを推理小説に持ち込んでしまうと、どうにもならないのだと思う。本当にこれで良いの?
■「回帰祭」小林めぐみ
地球の環境汚染から逃れた移民船はある惑星に不時着。残された装備で何とか生き延びる人類だが、その生活には何かおかしな所が・・・。かなりグロテスクな所もあるが、本格派SFである。
■「第六の大罪」栗本薫
小説として全然ダメということでもないのだが、もう推理小説としては誰も期待していないのだと思う。短編なのに切れ味もなければどうにもならない。
■「探偵伯爵と僕」森博嗣
主人公は探偵伯爵となのる男とであい、身の回りに起きる犯罪に巻き込まれていく。夏休みの探偵物語・ジュブナイル編とならない所が森の作品といえよう。
■「タイタニア2」田中芳樹
人類の版図の大部分を支配するタイタニア一族。満更悪の帝国でもないのだが、やはりその支配を許せない人たちが立ち上がる。田中ワールドであるから、立ち上がる方も正義の味方というわけでもないし、シニカルな視点である。
■「死都日本」石黒耀
霧島付近で想像を絶する大噴火が起きる。九州全滅というより、日本列島全体が危機的状況に。また世界の中で日本国がどういうポジションを得ていけるのかという、自然現象だけでなくポリティカルな視点もある、新世紀の「日本沈没」。結構よく出来た作品で、一気に読破。
■「エデンの命題」島田荘司
人間の脳の領域やその故障による錯視などを推理小説に持ち込んでしまうと、どうにもならないのだと思う。本当にこれで良いの?
■「回帰祭」小林めぐみ
地球の環境汚染から逃れた移民船はある惑星に不時着。残された装備で何とか生き延びる人類だが、その生活には何かおかしな所が・・・。かなりグロテスクな所もあるが、本格派SFである。
■「第六の大罪」栗本薫
小説として全然ダメということでもないのだが、もう推理小説としては誰も期待していないのだと思う。短編なのに切れ味もなければどうにもならない。
■「探偵伯爵と僕」森博嗣
主人公は探偵伯爵となのる男とであい、身の回りに起きる犯罪に巻き込まれていく。夏休みの探偵物語・ジュブナイル編とならない所が森の作品といえよう。
■「タイタニア2」田中芳樹
人類の版図の大部分を支配するタイタニア一族。満更悪の帝国でもないのだが、やはりその支配を許せない人たちが立ち上がる。田中ワールドであるから、立ち上がる方も正義の味方というわけでもないし、シニカルな視点である。
■「死都日本」石黒耀
霧島付近で想像を絶する大噴火が起きる。九州全滅というより、日本列島全体が危機的状況に。また世界の中で日本国がどういうポジションを得ていけるのかという、自然現象だけでなくポリティカルな視点もある、新世紀の「日本沈没」。結構よく出来た作品で、一気に読破。