散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20100508最近読んだ本

2010年05月08日 07時15分28秒 | 読書
■「だれかさんの悪夢」星新一
アイディアの切れ味十分のこのころ。SF的アイディアより、社会的なアイディアの方が目立つ(再読)。

■「未来いそっぷ」「かぼちゃの馬車」星新一
この辺から民話調に移行しているのかと思ったが、まだそうでもない(再読)。

■「エヌ氏の遊園地」星新一
とはいえ、これも昭和41年の本が新潮文庫に再録されたものだからなあ(再読)。

以下、図書館の4冊。
■「麻雀放蕩記」黒川博行
久しぶりに博打小説を読んで、面白かった。手ホンビキやバカラはルールを知らないのだが、それ以外の麻雀、ルーレット、ブラックジャック等は良かった。

■「アキハバラ」今野敏
秋葉原の電器ビル内でヤクザとマフィアとオタクが入り乱れての銃撃戦。ジェットコースターノベルである。紆余曲折しながらも、最後はなかなか爽快なエンディングを迎える。

■「ツクツク図書館」紺野キリフキ
つまらない本しか置いていないという図書館の物語。職員も妙な人ばかり。シュールで面白かった。

■「鬼姫人情事件貼」鯨統一郎
某藩の姫が記憶を失い、街の居酒屋に身を寄せる。しかし身に着いた剣術で悪人を成敗するという、本当にどうでもいい話。