散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

琴似ゴールデンコース(2)

2010年05月29日 21時44分11秒 | 飲み歩き・琴似界隈
琴似の2軒目はバー「D」。今月のメニューからシャンタルコント・ランブル・ド・ヴォヤジェ・2001・ラ・フェイバリットを注文。名前は長ったらしいが、要はラム酒である。しかしこのラムは、ラムという感じがしない。上等なウィスキー的味である。

2杯目はカサドレ・ブランコというテキーラ。テキーラ臭(いや、香りか?)を楽しむ。



3杯目はオールドグランダット+ガリアーノ+フランジェリコ+柑橘のもの。少しだけ酸味を加えたウィスキーカクテルというリクエストだったのだが、これは申し分ない味だ。



4杯目はジェイムソン18年。正直、アイリッシュウィスキーってそれほど好きではないのだが、これは驚きの傑作だ。後味の何とも言えない良さが素晴らしい。

5杯目(何杯飲む気なの?)はスプリングバンクCV。このはっきりした味わいで満足して、ゆったり歩きながら帰宅。寒いはずだが酔っているのでそうでもない。

琴似ゴールデンコース(1)

2010年05月29日 18時26分58秒 | 飲み歩き・琴似界隈
私の琴似におけるゴールデンコース、1軒目は居酒屋「D」へ。最初に小さいビールを飲んで、通しは炒り豆腐。私の注文は、まずは天然ヒラメの刺身だ。



このヒラメがムッチリしていて、非常に旨い。早めに飲み物を東洋美人大辛口に切り替え。大辛口といっても切れはいいが、滅茶苦茶なドライさではない。続いて、切り落としハムのおつまみ。



ハム、サラミ、鶏のスパイス焼等を盛り合わせたもの。おつまみにはピッタリだ。次なる酒は山男山という変な名前の酒。でもこれ、美味しい。つまみは時知らず焼びたしを注文。



立派な鮭で、ぼそぼそした感じがない。さらに出汁が美味しい。結構、酔った感じがしてきて、本日は洋酒を頼まずフィニッシュ。いつも美味しい「D」であった。

20100529ギャラリー巡り

2010年05月29日 16時29分14秒 | ART

本日のギャラリー巡りは近美→コンチネンタル→市民ギャラリー→三越→スカイホール→さいとう→大同→たぴお→時計台→道新→CAI02の11か所。

■北海道立近代美術館「北海道立体表現展10」。
国松希根太「ICEBERG」:見るからに木だけれども、決してそれだけではないという作品。
中江紀洋「回帰(終章)」:赤い魚のような形に網目模様。その上に木の板が多数のっている。何と言っていいかわからないが、気になる。
野又圭司「存在の耐えられない軽さ」:円形テーブルに木製のディスプレイとキーボードが配置され、一つだけディスプレイが黒く焦げている。文明批評というほど直接的ではないが、どこかシニカルな視点。

端聡「分母」:舟の上の台形状の形に、人の顔の映像が写されている。その顔が、何かを語っているという、これまた気になる作品。
松田郁美「work-2010-」:円形の小さな部品などをつないで、面白い形の立体作品を作っている。

■コンチネンタルギャラリー「金工展」。
大湊敬太「infinity」:会場のど真ん中で目立つ、骨とも貝殻とも爪ともとれる立体。
町嶋真寿「じぶんのおうちでまいご」:タイトルからかけ離れた犬+オオカミ+テナガザルのようなインパクトのある像。
吉成翔子「あちらからこちらからどこへでも」:中ほどがえぐれた箱型の立体。空中回廊でどこへでも行けそうなのだ。

なかなか力作多し。近美で「立体表現展」を見たら、ぜひその足で立ち寄ってほしい。

■三越「春の院展」。
牧野伸英「光と影の先へ」:学校の廊下の向こうに少女。前向きの姿勢。
廣瀬貴洋「銀河の下で」:ハスの葉の下に雷魚か? 淡い色彩で上手い。
番場三雄「キンナールの谿」:圧倒的な雪山と寺院。

山口貴士「暦日」:聖堂の中、カーテンから陽が射し、女性が座る。これは素晴らしい作品だ。
宮下真理子「空音の刻」:建物を不思議な効果で描いている。
谷善徳「雨上がり」:茶色の風景に虹色がぼわっと描かれている。

井出康人「虹に咲く花」:南方系の女性。いろいろ女性を描いた作品は多いが、今回はこれが一番では。
加来万周「静寂」:細い木々に霧がかかっている風情。
守みどり「秋の息」:枯葉と木の実が濃密に描かれている。
狩俣公介「流麗」:水面に映る柳の葉。これは素晴らしい。

■スカイホール「永山裕子水彩画展」。意外な面白さだった。
「東京タワー」:東京タワーが炎上しているようだ。それに比べ、手前の町並みはいたって穏やか。
「マラケシュでショールを買う」:人物のリアリティがある。

■さいとうギャラリー「石垣渉 イラストの世界」。日新製鋼という会社の広報誌の表紙を描いているのだが、あの作風でメカを描くと非常に面白い。

■時計台ギャラリー「栃内忠男遺作展」。ほのぼのと良い。展覧会に来ていた子供が「窓」を見て、「この画、簡単だあ、よこよこ、たてたて」と言っていたが、大人がこの画を描くのは大変難しいのだよ。

■道新ギャラリー「西川律子絵本原画展「もうひとつの赤ずきんちゃん」」。抽象化というか、記号化された赤ずきんちゃん。ちょっと面白い。

■CAI02「今村育子個展「カーテン」」。もう全く何も見えないほどの部屋における展示。薄明かりに沿って歩いて行くと…。緊迫感があった。冒頭写真はこの展示の入り口である。

珍しく土曜日

2010年05月29日 12時20分24秒 | 食べ歩き
今日は珍しく土曜日に二十四軒の「PE」へ。まもなくフランスへ研修旅行(食べ歩き)に旅立つ二人に御対面である。フランスに行くというと「スリが大変」とか「飛行機が落ちる」とか散々言われているらしいが、基本的な作戦(お金を分散して持つとか)を実施して、あとはおおらかな気持で行った方がいいのではないか。まあ、楽しいおみやげ話を期待しています。

今日の前菜は空豆のキッシュ、白カブのレギューム煮、緑の葉のソース、噴火湾産ホタテのジンジャー風味、砂肝のテリーヌ。白カブの煮物が、付きつめると和食も洋食もこうなるのではないかという、体にしみる味。カブの葉を使ったというソースも心憎い。


→写真イマイチであった。

続いて、これを嫌いな人は少ないだろうという合鴨のハンバーグ。ソースに米が入っているということで、とろみのあるマイルドな味がいい。前菜も含めて日本のフレンチかくあるべしという感じだ。



デザートはアプリコットチーズケーキ、ヨーグルトとブルーベリーのアイス、木苺のマシュマロ、バトンマレショー。私は滅多にチーズケーキを食べないが、こういう味なのだねと感心。



よし、今日はこれから街中に出かけよう。

2010年5月の一言

2010年05月29日 09時30分52秒 | Weblog
5月29日
・アーノルド坊やがお亡くなりになった。記事を確認していると、姉のキンバリー(←可愛い)もとっくにお亡くなりになっていることが判明。いろいろ大変なのだね。
・世界卓球、中国強すぎて面白くないんだけど…。
・私が一曲だけ、歌詞カードを見なくても最後まで歌える歌があるのだが、ネットで検索すると映像が沢山あることが判明した。深夜に見ると泣きそうだ。この曲には、ポルトガル録音バージョンがあるのだが、これにやられてポルトガルまで行ったバカがいるそうだ。素晴らしいよ。
・私は長いこと禁煙しているのだが、イスタンブールに行ったら、ジタンを吸おうと思っているのだ。

5月27日
・世界卓球の水谷、凄すぎ。私が現役だった時代は、日本卓球が沈んでいたころなので、今の強さは信じられない。
・世界卓球、中国は男子女子共に、予選では1セットも落としていない。あまりの強さに面白くない。

5月25日
・自分のブログが一番おもしろい私は、ナルシスト?
・gooメールって、いつ改善されるのか?
・世界卓球の平野、凄すぎ。今回は平野と福原がお互いを上手くフォローできている。

5月24日
・世界卓球の愛ちゃん落ち着いているなあ。
・ラッシャー木村さん、死す。「こんばんは」事件など、いい人だった。

5月22日
・6月に旅行に行く予定で、飛行機などを予約した。行先は帰ってくるまで秘密である。
・今日、図書カードを使いきったのだが、店員さんが「0円になりましたカードはお返ししましょうか」と聞いてくれるのである。まだ、研修中の人だったのだが、非常に気持ちの良い応対だった。ガンバレ!
・後ろを歩いていたカップルの会話。
 男「あれ、何て読むの?」
 女「コーヒーだよ」
 男「えっ、コーヒーに漢字あるの…」

 なんて頭の悪い男だと思ってみると、外国人のようだった。しゃべり方がパーフェクトに日本人に聞こえた。

5月16日
・近所の居酒屋がランチを始めていた。料理のいい店なので、確実に美味しいはずだが、最近行っていないので行きづらい。

5月15日
・最近のタモリ倶楽部面白いなあ。風景印特集で、久々に「初日カバー」という言葉を聞いた。切手を集めていたころは未使用絶対主義だったので、初日カバーを集めようとは思わなかったけど。

5月12日
・北海道新幹線が開通したら、愛称は「クリオネ」。「ほくと」「ようてい」「カムイ」等もあるだろうが、どこかで聞いたことがある。

5月9日
・大体、新作ローカルグルメって、何それと言いたくなるようなものが多いが、オホーツク北見塩焼そばはちょっと美味しそうだ。

5月8日
・○○リボンって、ほとんど知らない。それでは意味が無いのでは?
 (流石にピンクリボンは分かる)
・○○バンドというリストバンドも何だったのかなあ。
 とはいえ、そのような活動を全てうさんくさく思っている訳ではない。

5月4日
・タモリ倶楽部で「暗渠」特集をやっていた。非常に面白かったけど、現場にいたら辛いと思う。景色が見えず、ずっと同じ風景なのだ。
・一般的に「ウィスキーは瓶内熟成しない」「泡盛は瓶内熟成する」と言われているが本当なのだろうか。またアルコールの分子と水分子の混じり方が均一になることで、味の変化は起きているのだろうか。誰か自信のある人、教えて欲しい。

5月1日
・非常にうるさい音の車が通過した。それを見ていた親子連れ。子供は2、3歳か。
 子供「どうして、あのくるまはうるさいの?」
 母親「あれはマフラー付け替えてるから」

 全く大人に説明するのと同じ、クールな調子での説明。お母さん、カッコいいぜ。