散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20100522最近読んだ本

2010年05月22日 23時42分51秒 | 読書
普通小説で、全く自分の人生に関係がなく感じられる作品と、そうでない作品がある。特定ジャンル小説のように、お約束の部分が少ないせいなのだろうか。

■「6時間後に君は死ぬ」高野和明
「6時間後に死ぬ」と、突然予告された主人公。果たして未来は変えられるパターンなのか、それとも変えられないのか。まあ、短編集の第1話目なので、変えられないと話が終わってしまうのだ。しかし、最後に予言した側が「3時間後に僕は死ぬ」と知ってしまう。こちらも事態を変えることはできるのか?

■「PLAY」山口雅也
奇妙な味とホラーよりの小説。彼に期待するものとは違う。

■「抹殺」東直己
車いすに乗った殺し屋という非日常的シチュエーションの小説。同じ主人公で、次回作があってもよいかも。

■「駆け込み交番」乃南アサ
基本的にはほのぼの交番もの。と思いきや、新人警官と交流する街のお年寄りが只者ではないという話。

以下、図書館の3冊。
■「フレンズ」高嶋哲夫
割としっかりしたストーリー作りをする作者だが、何かに(学生運動?)気を取られたとしか思えないような、妙な作品。

■「あなたにもできる悪いこと」平安寿子
ゆすりや詐欺等の犯罪まではいかず、セコく、少し悪く小金をいただくコンビの話。

■「MOVED」谷村志穂
突然離婚を切り出された主人公。しゃれたマンションに一人引っ越すと、死にかけた猫を発見。ペット禁止のマンションでこっそり飼うことに。また仕事上でも転機が訪れる。実はこれ、結構面白い作品。

20100522ギャラリー巡り

2010年05月22日 14時18分46秒 | ART
5月19日に時計台ギャラリー。
今日はテンポラリー→紀伊国屋→大同→クロスホテル→たぴお→道新→市民→ART-MAN→アリアンス→さいとう→スカイホール→三越→丸井の13か所。

■市民ギャラリー「一線美術会第28回北海道支部展」。
西村司「白い道」:手前に少女、白い道を向こうから歩いてくる少年。情感がある。
黒澤仁博「らふ」:同タイトルで2点出品。体のバランスがよく、雰囲気がある。
川上直樹「現在地-風を割いて」:高層住宅の上の方の階だけが描かれていて、足元が見えない。人を寄せ付けない雰囲気。

「第40回世界児童画展北海道展」。面白い作品をいくつか(撮影可であった)。

2匹のサンマ。若干ウナギっぽいところがいい。



4歳の作品。よくかけていると思う。



疑うことなくキリン。



この圧倒的な消防車感。他の物はいらない。



ちょっと三岸好太郎を思い浮かべる2点。この子たちが凄いのか、三岸が凄いのか。





3歳の描く、サルとトラとゴリラ。どれがどれなの???



■さいとうギャラリー「GRAND PRIX 額田春加・高橋知佳・松尾史絵」。高橋知佳の「追憶 我が行く先は遥か 片割れ」が良かった。2メートル強の鉄枠でできたキリンが展示室内にドンと置かれている。その存在感。小さな兎の跳ねる感じも良い。

ちらしで満腹

2010年05月22日 12時29分04秒 | 食べ歩き
私はそれほど大食いでもないが、寿司屋さんのちらし寿司では腹が苦しくなるほどのことはない。まあ、食事としてはほど良い量なのだと思う。しかし今日の昼食では、かなり満腹になった。二日酔いだったら、危ないところであった。

札幌駅近くのビルの地下、鮨「I」へ行ってみた。さまざまなお昼のセットメニューがある中から、バラちらセットを注文。バラちらし、サラダ、ミニ茶碗蒸し、蕎麦がついているセットである。こういう場合、ちらしのご飯の量が少ないケースも考えられるが、結構しっかりした量が入っていた。



ちらしの上にはマグロ、玉子、ブリ、サーモン、タコ、イカ、イクラ、トビッコ。他にもあったかもしれないが、これだけの具が確認できた。サラダはツナ入り、茶碗蒸しには小さいが、鶏肉・エビなどが入っている。

蕎麦は海苔、天かす、ネギなどが添えられており、ぶっかけ風にして食べるもの。もし、ここでわがままを言わせてもらうとすれば、蕎麦を抜いて100円引きにして頂けると、非常にありがたい。かなりの満腹感&満足感であった。



ちなみに100円プラスすると、天ぷらが付くというセットもあり、そちらを頼まなくて良かったと思ったのであった。また腹が減った時には、ぜひ行ってみよう。