本日の一軒目は狸小路の「KI」。前回「ホッピーには自信があります」と店主が言っていたので、黒ホッピーを飲みに来たのだ。どうやら私のことを覚えていてくれた店主が、にこやかに迎えてくれ、ホッピー作成開始。
予想通り、ジョッキを冷やし、焼酎を冷やし、ホッピーを冷やしの3冷だ。もちろん薄まってしまう氷は入れない。ホッピーを回転させながら注ぎ、焼酎とうまく混ざるようにしている。
冷え冷えのところを早速飲むと、うーん、美味い。札幌で3冷ホッピーを飲める店は、私は2軒しか知らないからな。さて、今日はカウンターで立ち飲みなのだが、店主とのホッピー談義も弾む。横浜の「ホッピー仙人」というホッピー専門店とのお付き合いもあるとか。
2杯目はキンミヤ焼酎の梅割り。これも札幌ではあまりない(最近、キンミヤはあるらしい)天羽飲料の梅エキス(無果汁…)がほんの少しだけ入ったもの。焼酎は25度なので、結構効く飲み物だ。
つまみはカレイの干物。非常に香ばしいが、ヒレが粉々に砕け、実に食べにくい。すっかりカウンターを汚してしまった。もう1杯、梅割りを飲んで終了。もう一人いたカウンターのお客さんも、結構酒好きで面白い人だった。お店はややレトロ調の懐かしい感じである。
北24条に移動して、焼鳥「T3」へ。ここは私が26年通う焼鳥屋さんである(ん? 最初は未成年だったのか?)。久しぶりの来店で、まずはビール。関アジ刺身、キムチ、ポテトサラダ、生ハムのサラダ、焼鳥大量、行者にんにく、枝豆、ジャガチーズ、しめは珍しく納豆チャーハンだった。
私はこの店で焼鳥の盛り合わせがでると、一番最初にレバ、二番目につくねを非常に高速度で食べる。他の人が人数と本数の関係から、串から焼鳥を外してつまみにしようとも、これは譲れないのだ。
最後にこの間、北大通りを歩いていて発見した店「B」へ。しかし、さんざん酔っ払った状態で、初めての店に行く訳ではない。この店は昔からこの辺にあり、値段の安さで学生時代には大変お世話になった店なのである(社会人になってからも何回かお邪魔した)。
その店が、北大通りの拡張のため新しい店になったので、伺ってみたのだ。昔と雰囲気は変わらないマスターだが、年は68歳、どうやら私の顔も覚えてくれていたようだ。飲み物はバーボンを水割りでもらおう。おっと、通しが出てきた。昔は金属ボウルにポップコーン食べ放題だったのだよなあ。
→凄く安かったような…
もう食べるのは無理だが、カウンター上のメニューを見ると、懐かしい「激辛(←げきしんと読む)カレー」があるなあ。私はそれほど辛さに強い方ではなかったので、どうしても半分しか食べることができなかったものだ。その昔、数多くの猛者達も(私の見た中では2名を除いて)このカレーに散って行ったものである。
なんだかしみじみしてしまった。マスターお元気で。私もまたいつか、この店に立ち寄ることにします。
→左側の建物の2階がかつての「B」。建て替わった新しい店は一階で、非常に明るい感じになっていた。