散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

懐かしい店

2010年05月15日 23時39分19秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈


本日の一軒目は狸小路の「KI」。前回「ホッピーには自信があります」と店主が言っていたので、黒ホッピーを飲みに来たのだ。どうやら私のことを覚えていてくれた店主が、にこやかに迎えてくれ、ホッピー作成開始。

予想通り、ジョッキを冷やし、焼酎を冷やし、ホッピーを冷やしの3冷だ。もちろん薄まってしまう氷は入れない。ホッピーを回転させながら注ぎ、焼酎とうまく混ざるようにしている。

冷え冷えのところを早速飲むと、うーん、美味い。札幌で3冷ホッピーを飲める店は、私は2軒しか知らないからな。さて、今日はカウンターで立ち飲みなのだが、店主とのホッピー談義も弾む。横浜の「ホッピー仙人」というホッピー専門店とのお付き合いもあるとか。

2杯目はキンミヤ焼酎の梅割り。これも札幌ではあまりない(最近、キンミヤはあるらしい)天羽飲料の梅エキス(無果汁…)がほんの少しだけ入ったもの。焼酎は25度なので、結構効く飲み物だ。



つまみはカレイの干物。非常に香ばしいが、ヒレが粉々に砕け、実に食べにくい。すっかりカウンターを汚してしまった。もう1杯、梅割りを飲んで終了。もう一人いたカウンターのお客さんも、結構酒好きで面白い人だった。お店はややレトロ調の懐かしい感じである。



北24条に移動して、焼鳥「T3」へ。ここは私が26年通う焼鳥屋さんである(ん? 最初は未成年だったのか?)。久しぶりの来店で、まずはビール。関アジ刺身、キムチ、ポテトサラダ、生ハムのサラダ、焼鳥大量、行者にんにく、枝豆、ジャガチーズ、しめは珍しく納豆チャーハンだった。





私はこの店で焼鳥の盛り合わせがでると、一番最初にレバ、二番目につくねを非常に高速度で食べる。他の人が人数と本数の関係から、串から焼鳥を外してつまみにしようとも、これは譲れないのだ。



最後にこの間、北大通りを歩いていて発見した店「B」へ。しかし、さんざん酔っ払った状態で、初めての店に行く訳ではない。この店は昔からこの辺にあり、値段の安さで学生時代には大変お世話になった店なのである(社会人になってからも何回かお邪魔した)。

その店が、北大通りの拡張のため新しい店になったので、伺ってみたのだ。昔と雰囲気は変わらないマスターだが、年は68歳、どうやら私の顔も覚えてくれていたようだ。飲み物はバーボンを水割りでもらおう。おっと、通しが出てきた。昔は金属ボウルにポップコーン食べ放題だったのだよなあ。


→凄く安かったような…



もう食べるのは無理だが、カウンター上のメニューを見ると、懐かしい「激辛(←げきしんと読む)カレー」があるなあ。私はそれほど辛さに強い方ではなかったので、どうしても半分しか食べることができなかったものだ。その昔、数多くの猛者達も(私の見た中では2名を除いて)このカレーに散って行ったものである。

なんだかしみじみしてしまった。マスターお元気で。私もまたいつか、この店に立ち寄ることにします。


→左側の建物の2階がかつての「B」。建て替わった新しい店は一階で、非常に明るい感じになっていた。

20100515ギャラリー巡り

2010年05月15日 17時14分49秒 | ART
本日のギャラリー巡りは、近美→資料館→大同→時計台→道新→芸森→三越→スカイホール→さいとう→アートスペース→大丸→紀伊国屋の12か所。

■北海道立近代美術館「本願寺展」。ここに来て、激込み。展示替えした作品だけ見る。

■札幌市資料館「透明水彩展コロコニ」。上手いなあ。「風と友だち Siberian husky3人展」。Kさんにご挨拶。どうもありがとうございました。

■時計台ギャラリー「塚崎聖子個展」。
「空を飛ぶ練習(ふあふあした日)」:空中を5人(同一人物の変化?)の女性が自由に浮かんでいる。飛ぶ練習を脱して、自由気ままに浮かんでいるようだ。

■芸術の森美術館「片岡球子展」。見た作品が多いだろうし、あまり作風が好きでもないのだが、行ってみて良かった。やはり見る価値は十分ある。

「桜島の夜」:もうピカソだよね。
「伊豆風景」:手前のイルカから奥の富士山まで、構成力が凄い。
「火山(浅間山)」:光が当たり、植物が生え、山の様相をキュビスムのように描いている。

「面構 足利尊氏」:少し左にずれて描かれているのは尊氏のシャイな感じか。
「面構 足利義満」:流石に日本国王は堂々としている。
「面構 足利義政」:顔が緑でエキセントリックな感じ。

「山(富士山)」:圧倒的なスケール、赤・青で光の反射した感じを強引に描いている。
「富士」:目立つ滝の前で、切り抜いた紙のような白い富士山である。
「春の富士(梅)」:山頂が蒼白く、クリスタルカットされたような富士山。富士山一つとっても、この3様の表現があるのだ。

見に来ているのは、年配の方(特に女性)が多いようだ。



「KASAI Kaoru 1968」。コマーシャル作品の展示だが、懐かしいものもあり面白かった。



この白いぷかぷかが浮かぶ季節になった。

■スカイホール「大釜昭 切り絵個展」。旭川三六街の風景など。普通の街を切り絵にしたのがいい。

■大丸「リアル仏像」。阿修羅像6万3千円。ま、買わないけどね。

やっと春到来

2010年05月15日 11時58分58秒 | 食べ歩き
今日は暖かくて気持ちのよい天気であった。札幌駅前に到着して、「S」寿しへ。今日も生ちらしを食べる。入っていたのはマグロ、イカ、タコ、玉子、エビ、サーモン、ホタテ、ブリ、ホッキ、イクラ、トビッコ。さらにサラダ、ミニ茶碗蒸し付き。



良い店の生ちらしは魚がそれぞれ平均的な水準をクリアして、さらに「おっ!」と思うものが入っているような気がする。今回はホタテ。半分に切ったものであるが、かなり身が厚く美味しい。最後にイクラとトビッコが混ざったところをかき込んだら、これまた美味かった。



旧西武の前にでると、三吉神社の行列が通過。かねや、太鼓のほのぼのした音が良い。エレキ大音量バカ祭とは大違いである。といっても、行列の中にオープンカーがあったり、神輿は台の上に乗って引かれていたり、ちょっと残念な所もある。