19日(土)たぴお→時計台→道新→札幌市写真ライブラリー→三越→スカイホール→さいとう→ivoryの8箇所。
20日(日)芸術の森美術館→ギャラリーエッセ→紀伊国屋→富士フィルムフォトサロン→大同→市民ギャラリー→千歳鶴ギャラリーの7箇所。
■ivory「札幌市立大学美術部ノメノン STARTち展」。川内優加「底から」は鉛筆で水面を描き、紙の裏側から青いライトで照らした美しい作品。木村尚史「手のしわ」はアルミフォイルらしきものに手の跡をいくつもつけた、版画と金工の中間地点のような作品。なかなか面白い。
■芸術の森美術館「イタリア美術とナポレオン」。久々にクラシックな西洋画を堪能。早めに行ったので空いていたが、私が見終わる頃には人が続々とつめかけていた。
「聖女ヴェロニカ」マッティア・プレーティ(工房):中空を見上げる女性を絶妙のタイミングで捕らえた作品。
「聖ペテロの殉教」ルカ・ジョルダーノ:テーマはともかく、力量の凄さがわかる大作。
「神殿奉献」アンドレア・ポッツォ:神殿の幾何学的デザインに西欧らしさを感じる。
「聖母子と天使」サンドロ・ボッティチェッリ:描かれた時代のため、何となく平板な感じがする。また天使はかわいいけど、子どもがちょっとブサイクなのね。
「子供時代」サンティ・ディ・ティート:なぜか目を引く不思議メルヘンタッチの作品。
「風景」パウル・ブリル:岩場に立つ建物の幻想的な風景。
「ロバに乗った農夫」「狩に出る前にブーツを履く農夫」ヤン・ミール:このように素朴な民衆を描いた作品があるのも良いものである。
「亀と魚のある静物」ジュゼッペ・レッコ(帰属):うつぼや海亀など珍しい生き物が。海亀なんかはスープにしていたと言う話を聞くが、うつぼも食べていたんだろうね。
「難破船を救う聖女カタリナ・トマス」ベネデット・ルティ:聖女が空中から船のマストをつかんで助けようとしているシーン。普通の人の形をしているだけに、エスパーチックに見えたりして。
「カスティリオーネ伯爵夫人」ウジェーヌ・ジロー(帰属):この伯爵夫人は間違いなく魔性の人であるね。
「戴冠式のナポレオン1世」フランソワ・ジェラール:絶頂期のナポレオンなのかな。とにかく皆ひれ伏すこと間違いなしという堂々の大作。しかしこの後のデスマスクを見ると…。むなしいものだねえ。
「バスティアの港」レオン=シャルル・カニチオーニ、「リアモーネ川」リュシアン・ペリ:コルシカの風景がなのだが、近代的技法で描かれると随分違って見えるものである。
工芸館では「サッポロクラフト2008」。
「針のないアナログ時計」篠宮敏明:小さなひとでや唐辛子が盤面にマグネットで張り付き、三本の針の変わりに動くと言うもの。面白いが時間が全然わからない。
「ステゴザウルス」西山省一:恐竜をかたどった金工の塩・胡椒たて。他にもノミの形をしたジョッキとか、デザイン面白い。
■市民ギャラリー「北海道抽象派作家協会展」。
近宮彦彌「ノンタイトル」はネオンサインで人の顔だろうか(抽象だが)をかたどったユーモラスな作品。一部ネオンがちらついている個所があり、人が指を動かしているかのようだ。
「Key」外山欽平:既に見たことのある作品であっても、この配列で12枚組を一挙に視界に入れる価値はあると思う。小文字のkは何となく人の形にも見え、体操で宙返り・着地をしているかのようだ。
石川潤の各作品は多分見たことがあるものだと思う。彼の次の新作には非常に興味を持っている私である。
■千歳鶴ギャラリー「懐かしの写真展」。狸小路のクラシックな食堂が懐かしい(生まれる前だった気がするけど)。現在では見られないようなグデングデンのオヤジの写真は笑える。
20日(日)芸術の森美術館→ギャラリーエッセ→紀伊国屋→富士フィルムフォトサロン→大同→市民ギャラリー→千歳鶴ギャラリーの7箇所。
■ivory「札幌市立大学美術部ノメノン STARTち展」。川内優加「底から」は鉛筆で水面を描き、紙の裏側から青いライトで照らした美しい作品。木村尚史「手のしわ」はアルミフォイルらしきものに手の跡をいくつもつけた、版画と金工の中間地点のような作品。なかなか面白い。
■芸術の森美術館「イタリア美術とナポレオン」。久々にクラシックな西洋画を堪能。早めに行ったので空いていたが、私が見終わる頃には人が続々とつめかけていた。
「聖女ヴェロニカ」マッティア・プレーティ(工房):中空を見上げる女性を絶妙のタイミングで捕らえた作品。
「聖ペテロの殉教」ルカ・ジョルダーノ:テーマはともかく、力量の凄さがわかる大作。
「神殿奉献」アンドレア・ポッツォ:神殿の幾何学的デザインに西欧らしさを感じる。
「聖母子と天使」サンドロ・ボッティチェッリ:描かれた時代のため、何となく平板な感じがする。また天使はかわいいけど、子どもがちょっとブサイクなのね。
「子供時代」サンティ・ディ・ティート:なぜか目を引く不思議メルヘンタッチの作品。
「風景」パウル・ブリル:岩場に立つ建物の幻想的な風景。
「ロバに乗った農夫」「狩に出る前にブーツを履く農夫」ヤン・ミール:このように素朴な民衆を描いた作品があるのも良いものである。
「亀と魚のある静物」ジュゼッペ・レッコ(帰属):うつぼや海亀など珍しい生き物が。海亀なんかはスープにしていたと言う話を聞くが、うつぼも食べていたんだろうね。
「難破船を救う聖女カタリナ・トマス」ベネデット・ルティ:聖女が空中から船のマストをつかんで助けようとしているシーン。普通の人の形をしているだけに、エスパーチックに見えたりして。
「カスティリオーネ伯爵夫人」ウジェーヌ・ジロー(帰属):この伯爵夫人は間違いなく魔性の人であるね。
「戴冠式のナポレオン1世」フランソワ・ジェラール:絶頂期のナポレオンなのかな。とにかく皆ひれ伏すこと間違いなしという堂々の大作。しかしこの後のデスマスクを見ると…。むなしいものだねえ。
「バスティアの港」レオン=シャルル・カニチオーニ、「リアモーネ川」リュシアン・ペリ:コルシカの風景がなのだが、近代的技法で描かれると随分違って見えるものである。
工芸館では「サッポロクラフト2008」。
「針のないアナログ時計」篠宮敏明:小さなひとでや唐辛子が盤面にマグネットで張り付き、三本の針の変わりに動くと言うもの。面白いが時間が全然わからない。
「ステゴザウルス」西山省一:恐竜をかたどった金工の塩・胡椒たて。他にもノミの形をしたジョッキとか、デザイン面白い。
■市民ギャラリー「北海道抽象派作家協会展」。
近宮彦彌「ノンタイトル」はネオンサインで人の顔だろうか(抽象だが)をかたどったユーモラスな作品。一部ネオンがちらついている個所があり、人が指を動かしているかのようだ。
「Key」外山欽平:既に見たことのある作品であっても、この配列で12枚組を一挙に視界に入れる価値はあると思う。小文字のkは何となく人の形にも見え、体操で宙返り・着地をしているかのようだ。
石川潤の各作品は多分見たことがあるものだと思う。彼の次の新作には非常に興味を持っている私である。
■千歳鶴ギャラリー「懐かしの写真展」。狸小路のクラシックな食堂が懐かしい(生まれる前だった気がするけど)。現在では見られないようなグデングデンのオヤジの写真は笑える。