散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

缶ジュース夜話7

2008年04月12日 08時48分58秒 | Weblog
本日は中国系&流行モノの話。昨今の風潮では「中国のものなんて・・・」という話もあるだろうが、あくまでも中国系であって製造は日本国内だったのだろうと思う。

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「維力」
「維力スポーツ」
維力というおいしくない中国風味飲料があったのを記憶している方はいるだろうか。その維力がこっそりスポーツドリンクも作っていたのだ。もちろん味の傾向としては、同傾向になる。私が学生時代に、某スポーツ大会会場で無料配布されていたのだが、みんな一口飲んだところでこっそり洗面所で捨てていたというツワモノ。無くなったのも当然である。

「中国フルーツ飲料ライチ」
「中国フルーツ飲料さんざし」
「中国フルーツ飲料龍眼」
しかし中国風味といってもまずいジュースばかりではない。これは紙パックジュースであったけれども、なかなか美味しいものだった記憶がある。私はライチがもともとあまり好きではないのだが、さんざしの方は非常にお勧めの味(もちろん、とっくに売っていないのだが)。龍眼は木の実のような味とコーヒーの後味がする、不思議ドリンクで、これも悪くない。

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さて、次は流行モノだ。

「キリンレモンドライ」
キリンレモンには何の変哲もないジュースだが、一時期そのドライってのが出ていたのだ。もちろんアサヒスーパードライが登場した頃である。この頃は日本酒にも”ドライ”を売りにする商品があって、節操ないことこの上ない(でも、ビールにも吟生とかあったような気が。どっちの業界も情けない)。

「はちみつライチ」
一時、日本中ではちみつレモンが大ブームになったのだが、その時に関連商品として登場。いまや誰からも忘れ去られているのだろう。

※冒頭画像は沖縄の米でできた清涼飲料「ミキ」。噂には聞いていたのだが、ある伝手でようやく入手することができた。甘酒のような味なのだろうか。まだ飲んでいないので期待が高まっている。

4ヶ月ぶりカクテルの会

2008年04月10日 08時06分11秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
3ヶ月ほど欠席していたカクテルの会だが、突然行けそうな雰囲気になってきた。幹事に急遽メールで連絡。今日は新メンバーも参加するので、行かなくては会員入れ替えになるかも知れない。さてその新メンバーであるが、私とは非常な腐れ縁(24年の付き合い)になるS氏である。

定時に会社を出て、颯爽と会場へ。本日は6名の会合になる。まずは幹事T氏からタイ旅行のおみやげ。ドリアンチップスとメコンウィスキーだ。帰宅してから試したが、ドリアンチップスは若い実で作るらしく発酵臭などはない。メコンウィスキーはまだ試していないが、楽しみだなあ。

さて、本日のカクテル。

1杯目:ジントニック(ジン)
2杯目:バカルディ(ラム)
3杯目:ダイキリ(ラム)
4杯目:シャンゼリゼ(ブランデー)
5杯目:ジャックローズ(カルヴァドス)
6杯目:ブルーブレーザー(リキュール)
7杯目:ニコラシカ(ブランデー)
8杯目:キール(ワイン)
9杯目:サイドカー(ブランデー)
10杯目:マティーニ(ジン)
11杯目:ギブソン(ジン)

と新記録の11杯。3回欠席と最近の鬱憤晴らしで暴走してしまった。食べ物も旨くて堪能。印象的だったのはスープカレーパスタで、いい加減腹も満ちてきたころに登場したのだが、香りとスパイスでついつい食べてしまった。

次回も来れるように何とかしたいと思う。

※冒頭画像がおみやげのメコンウィスキー。

20080407最近読んだ本

2008年04月07日 07時56分14秒 | 読書
「時間線の迷路 上下」ポール・アンダースン
西欧版「戦国自衛隊」のような話なのであろうか。全然詳しくないから辛かった(再読)。

「鬼平犯科帳15」池波正太郎
辰蔵と忠吾がぐっと良い役割で活躍(再読)。

「ライノクス殺人事件」フリップ・マクドナルド
わざとらしいほどに不愉快な登場人物が犯人なのか? クラシック作品なので、オチの衝撃度は決して高くはないが・・・

「残像」ジョン・ヴァーリー
作品すべてに何らかの思考実験が含まれている、奥深い短編集(再読)。

「空中ブランコ」奥田英朗
ずかずか患者の懐に踏み込んで来る精神科医伊良部が、いつしか色々な神経症の患者を治してしまう。非常に気持ちの良いストーリー。

「SAPPOROゆうゆうガイド」道新TODAY
小樽文学館で発見。1991年出版の札幌市ガイド。懐かしい店も多い。

以下、図書館の1冊。
「住基ネットで何が変わるのか」榎並利博
これはひどいな。広い意味ではあるが技術論に終始し「住基ネットバンザイ!」って感じ。勝手な費用対効果を述べているが、今こうなってしまった現実を踏まえて、住基ネットの意味を問いただしてみたいよな。多分「理念は正しい」とか、寝言を言うんじゃないだろうかと思えてくるのだ。但し、外字廃止論だけは間違いなく同感。


※話は変わるが、深夜にやっていた「宇宙戦艦ヤマト」が最終回を迎えた。私は最終話で非常に見たいシーンがあったのだ。デスラー砲で最後の勝負に出たデスラーだが、真田さんが冷静にスイッチオン。突然ヤマトが光り出し、デスラー砲のエネルギーをはねかえして、デスラー艦が木っ端微塵。この時、真田さんが何といったのかが知りたかったのである。

真田さんが「こんなこともあろうかと思って(開発しておいた)」と言ったという噂があり、あまりの都合よさに”こんなこともあろうかと”真田と言われていたのだが、はたしてその真実はどうだったであろうか。

実はデスラー艦を破壊した後「反射衛星砲を元に、ひそかに開発しておいた空間磁力メッキが役に立ったよ」と冷静に言っていたのが真相であった。いずれにせよ、なんとも都合の良い話には変わりなく、「こんなこともあろうかと」のイメージは消えない。

小樽に行ったら天ぷらを食べよう

2008年04月06日 21時11分58秒 | 飲み歩き・北海道内
私は小樽の寿司屋に一度しか行ったことがない。そのときたまたま団体客がいたために、あまり良い扱いを受けなかったのだが、それを抜きにしても小樽の寿司屋には疑問がある。大体、店の前のショーケースを見ても値段が高すぎるよな。

しかし小樽の魚介類は札幌の平均値と比べて新鮮なのは間違いないような気がする。ならばその新鮮な魚介類を美味しく食べさせる店はどこだろうか。そんな時、生の魚も良いが、味と香りを出すために加熱して食べさせる天ぷらが一理ある料理に思えるのだ。

ということで小樽に来る度に行っているような「T」へ。日本酒を1合だけ燗してもらい、いつもの天ぷら盛り合わせだ。おっと、酒を頼むとその前に通しがでるのだが、今日はカニ・タコ・ツブ・ワカメの酢の物とちょっとゴージャスな通しがでた。



さて、天ぷらである。矢継ぎ早にホッキ、ホタテ、カニの大葉巻、イカ、エビ2、キス、なす、レンコン、しいたけ、しし唐がでた。ホタテはカスタネット状に半分包丁が入っているのだが、その片側だけでも口いっぱいになるほどの大きさ。

イカは信じられないほど柔らかく、エビは中心が絶妙の火の通り具合である。今日は大将の機嫌もよかったか、酒を飲んでいた私ともう一人の客に「これ食べてみて」と平目の縁側がサービスで出された。醤油をはじくほどのあぶらののりで、サービスありがとうございました。

さて、2軒目はいつものカクテルバー「A」だ。18時過ぎに私が一番目の客となったが、その後小樽の旦那衆が3人、それぞれ一人で飲みに来た。最初の一杯は消化を助けるジン+ソーダ+レモン+アロマティックビタース。ジンはダブル量くらい入っているので、結構強い。

この店は良く分からない店で、飲む人に合わせてアルコールを強化してくれるため、私のカクテルは相当のアルコール強度になっているらしい。しかもグラスにカクテルを入れても優に一口分くらいはシェイカーに残っており「7時前はサービス」ということらしいのだ(多分冗談である。7時以降もたっぷり入っている)。

2杯目はこの店ではいつも飲むシャンゼリゼだ。私の横に座っていたボウズ頭のオジサン(45歳位かなあ)が、「それはどんなカクテルなの。へー、ブランデーとシャルトリューズ。凄い強いねえ」と興味しんしんの模様。

3杯目はカルヴァドスとレモンとまた強力なカクテルにしたところ、またボウズ氏が興味を示す。調子よくなってきた私も意欲的に会話をし、いつしか小樽の寿司屋はいかがなものだろうという話になった。ボウズ氏は今日寿司屋に行き、シャリの具合をしげしげと眺めて、不審がられたらしい。

よし、明日も仕事だし最後は甘口のグラスホッパーで締めておこう。生クリームではなく牛乳入りのレシピなので、これまた多めに作ってもらい、その甘さとミント風味を楽しむ。



するとボウズ氏が「このウィスキー知ってるらしいから、こちらの人に一杯おごるよ」と自分の飲んでいたラガヴーリン16年をご馳走してくれることになった。本当はもう一杯くらい飲みたいなあと思っていたので、実にありがたい話だ。

ボウズ氏が「オレは水割りで飲むんだけど、酒にうるさい友達はとんでもないって言うんだよ。兄ちゃんはどうするの」というので、「えー、私もわりとストレート原理主義なので、ストレートで頂きます」ということになった。過剰なスモーキーさはないが、バランスの良さは随一ではないかと私が思うラガヴーリン。飲み干して、嬉しくて丁重に礼をして店をでた。

小樽はどこか人の距離感が近い気がする。

20080406ギャラリー巡り

2008年04月06日 16時44分54秒 | ART
本日のギャラリー巡りは道立近代美術館→大丸→突如思い立って小樽美術館→小樽文学館の4箇所。

■北海道立近代美術館「独立展」。200号という巡回作品の大きさもあるが、作品世界に圧倒される。かなりの人が画を描くということに自分の人生のウェートの多くを置いていると思われる作品が多いのだ。私は画を描く人間ではないから耐えられるが、画を描く人ならばこの展覧会を見た後に「家に帰って描かなきゃ!」と思うのではないだろうか。

木津文哉「紙の家」:木の家と門ををリアルに描いた作品で、こういうのはありだと思う。
久保田益央「祈」:祈る巡礼を描いた作品なのだが、この既視感はなんだろうか。
権藤信隆「L’animo bergine」:ヒロイックファンタジー調でありきたりともいえるが、描きこみがすごい。

塚本聰「二つの時」:中世風の橋と奥には近代的な摩天楼。橋の存在感が凄い。
栃内忠男「窓」:かつて見たことがあるが、力強くゆがんだ窓枠に圧倒される。
半那裕子「Alice in New Wonderland」:回廊や骨、卵と様々なイメージ。

福岡奉彦「引窓」:窓の外の空に船が浮かぶ空想的作品。
松永久「相」:紬を思わせるような藍色の縞模様が面白い。
湯澤宏「天国のラ・フランス昼と夜」:洋ナシと3人の女性を描いた象徴的な作品。

輪島進一「加速度」:見ようによっては「影分身! サスケ!」という作品。
服部誠「UF-71」:一原有徳を思わせるような不思議世界を描いている。

とにかく面白かった。昼食をはさんで大丸へ。

■大丸「ヨーロッパ絵画名作展」。おおむね落ち着く作品が多い。私はギュスターブ・ドレの「城の夕暮れ」が面白かった。黄昏の逆光が刺激的で、普通の風景画をもう少しで超えてしまいそうな作品だ。その他ミレイ、ターナー、ムリーリョ、ジェリコーと有名どころ多し。

ここで多少のアルコールの影響でスイッチが入り、突然小樽に行きたくなった。JR快速で2時過ぎに小樽着。さっそく小樽美術館だ。



■市立小樽美術館「中村善策展」。まずはいつもの1階から。今回は「山籟」「赤岩朝陽」が初見だろうか。正直な所、中村善策は最初「上手くねえなあ」と思っていた。しかし「新雪」の縦長の構図に手前から池、植物、森、雪山をみっしりと描いて破綻していないのを見ると、やっぱり凄い人なのだろうと思う。



2階の「家族を描く 暮らしを描く」はやはりちょっと甘口な感じ。大月源二が自作に対して家族の批評を聞きたがっていたという話は面白かった。家族がまた「ここでやめていたら最高」「わざとらしくないか」「上手すぎる」と辛口批評を浴びせていたらしいのが面白い。

一番良いと思ったのは、伊藤正「あおむける構図」だ。緑のカーペットに緑の服を着た女性が寝そべり、さらに青リンゴを登場させる難しい色彩感覚の作品である。

3階の「小樽チャーチル会展」はすっきりと楽しい作品が多く、好感が持てる。

■小樽市文学館「小林金三画展 小樽・街と家並み」。新聞に載っていたのを思い出したのも小樽に来たくなった理由の一つである。私は小樽の昔の建物を全然知らないが、昔を知っている人には涙ものではあるまいか。作品に添えられた小エッセイのような文章がまた面白い。

文学館に来ると名物副館長Tさんに声をかけてみたくなるのだが、どうしても勇気がない。本日もコーヒーとジャスミン茶を飲んで、古本から3冊ほど欲しい本を発見して文学館を出た。

困った時の

2008年04月06日 12時10分01秒 | 食べ歩き


今日は昼食をどうしようかと迷った結果、困った時の「S」。新さっぽろにはるばるやってきた。中学生・高校生女子、家族4人みたいな人たちが多い中、私だけ酒を注文だ。赤ワインとキャベツのピクルスとパルマ風スパゲッティを注文した。



とにかくこの店、めちゃめちゃ安いんだよな。ワインも250mlのデキャンタが(確か)190円だ。スパゲッティも最高というわけではないが、さっぱりしたトマトソースの味がする。

気分が良くなってきてマイカのパプリカソースと白ワインをグラスで追加。これだけやらかして千円だからなあ、なかなか悪くない。しかしちょっと酔った結果、この後、意外な方向に私の足はむかうことになった。


缶ジュース夜話6

2008年04月05日 22時08分33秒 | Weblog
缶ジュースについては、旅をした時に「こんなものがあるのか!」と驚かされることが多い。そんな思い出のあるジュースについて書いてみる。

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「メローイエロー」
「メローレッド」
メローイエローは北海道でも普通に販売されていたのだが、メローレッドは知らない方が多いのではないだろうか。私が名古屋に旅した時に、地元の方が適当に買ってきたジュースの中にこれがあったのだ。その頃ジュースのコレクターだった私は「えっ!これ何、これちょうだい」と叫んだところ、名古屋ではありふれたジュースらしく、きょとんとした顔で「どうぞ」と言われたのは、情けなかった記憶がある。

「ミラクルアルファホワイトコーラ」
「ミラクルアルファアンバースパーク」
「ホワイトコーラ」の方は、透明ながらコーラ味のドリンク。コカコーラにも「タブクリア」という透明コーラがあったが、それ以前に発売されたもの。札幌ではホワイトコーラしか見かけなかったのだが、昔、名古屋の路線バスに乗っている最中に色違いの商品を自動販売機で見かけたのである。

珍しいのでどうしても欲しいと思っていたら、数年後にまさにその自動販売機に行く事ができ、手にしたのが「ミラクルアルファアンバースパーク」。そのときは非常に感動したのだが、味は良く憶えていないよ。

「アクアマリン夏みかん」
「アクアマリンカボス」
「アクアマリンライチー」
「アクアマリンマンゴー」
アクアマリン製品を出していたのは埼玉県の会社で、確か大学3年生の頃、埼玉県草加市に行った時に出会ったもの。夏みかん・カボスといった果汁の取りそろえ方が大変新鮮で、中でもカボス味はさっぱりしていて美味しかった記憶がある。

事務所で飲んだ後に

2008年04月05日 21時56分10秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
お客さんにとにかく飲み助な人がいて、土曜日に仕事をしていると大体夕方に飲むことになる。今日はビール500mlを3缶飲んで放免された。ちょっとつまみを食べてしまったので、バーへ行こう。すすきのの「n」へ。どうやら今日一番目の客だ。

のどが渇いたせいもあり、1杯目は宮崎産レモンのシャディグローブ。レモンの香りがすっきりとしている。2杯目はマスターが説明をしてくれるのだが、それは飲むしかないだろうというローズバンク1991ブラックアダーである。普通スコッチは出荷時にフィルタリングするのだが、これは木屑を濾すだけの最低限の仕上げで出したらしい。年数はそれほどではないが、口中に100%広がる鮮烈な味は、ちょっと驚くほどの広がりがある。

3杯目はマティーニ。オリーブの種入りと種抜きを小皿に盛ってだすマティーニは色々と思いを馳せるだけのものはある。いい加減に酔っ払って狸小路を散歩して帰宅。蕎麦屋「M長本店」でラーメンを食べて帰宅。

とりあえずうまいものを食べた

2008年04月04日 23時01分36秒 | 飲み歩き・琴似界隈
今週、結局は低調な気分へ。まあ気を取り直して琴似の居酒屋「D」へ。時間が遅くなったので、うまい具合に店はすいていた。ビールを注文してマグロブツ。マグロは柵どりしたものを、表面さっと湯がいたらしい。さっぱりとした赤身の味。

続いて酔鯨八反錦純米を飲み、SPF豚ヒレチャーシュー。固めの部分を多くしてもらう。私はラーメンを食べていてもトロトロのチャーシューというのが気持ち悪くてあまり食べられないのだ。あまり脂分のない、肉としての噛みごたえがあるほうが自然な気がする。

こってりしたチャーシューにあわせるのは、かたくり菜のおひたしだ。ついでに根知男山白吟を出してもらう。かたくり菜は歯ざわりしゃっきりの爽やかな味。ほとんど味付けをしないでかつぶしだけで食べても美味しい。後半戦はチャーシューのタレにちょっと浸して食べてみた。

締めにのり佃煮とレッドブレスト15年。アイリッシュウィスキーでありながら、スコッチ的な風味を持つしっかりしたウィスキー。量も多めでこの値段でのめるというのは、なんともありがたいことである。

結構酔っ払って帰宅。

電池切れる

2008年04月03日 21時49分26秒 | 飲み歩き・琴似界隈
なんだかまた疲れて電池が切れてきた。どこへ行こうかも定まらぬまま、ふらふらと大通の「第3Mセンター」へ。

今日はちょっと豪華なものを頼もう。ビールとミックスフライを注文だ。豪華といってもたかが知れている400円で、牡蠣・エビ・白身・肉のフライだ。牡蠣はかなり良い感じに仕上がっていたと思う。

にごり酒と焼売を追加して終了。琴似に移動。

久々に「R&R」へ。酒も飲みたいが「ウリュウユウキ写真展」を見に行かねばと思っていたのだ。エーデルピルスを注文してさっそく展示を見る。「春を迎えに行く」というタイトルがついているのだが、冬めいた写真が多い。地下鉄を写してふっと旅情を漂わせるというのはさすがだと思う。

カウンター左端に座り、置いてあったマンガを何となく読む。しりあがり寿の「真夜中の弥次さん喜多さん」という作品だが、これが驚くべき傑作。読んでいるうちに涙が出そうになってきた。タイトルどおり弥次さん喜多さんが東海道を旅するのだが、どちらかというと精神世界の旅となり、奇怪な人や世界が次々と登場。二人の愛は成就するのか・・・。

タンカレーにビタースを入れたもの2杯、ズブロッカと飲み、本日は店主の代わりに店番をしていたお姉さんと話も盛り上がって帰宅。

缶ジュース夜話5

2008年04月02日 22時09分22秒 | Weblog
本日は信じられないほどマズイジュース編。冒頭写真はチェリーコークとドクターペッパー。

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「メッコール」
これぞ私が缶ジュースコレクションを始めるもとになった驚異の激マズドリンク。韓国産の大麦で作ったコーラのようなもので、味も簡単に言うとコーラと麦茶を1対1で混ぜたような恐ろしさなのである。

「ドクターペッパー」
いまでこそ存在も知られているとは思うが、北海道では長らく販売されてないために、まぼろしのジュースであった。まずいと思うのだが、一部根強いファンがいる模様。

「ミスターピブ」
これは、ドクターペッパー類似商品としてコカコーラから発売されたジュース。ただし、ドクターペッパー社は一部のコカコーラボトリング社と提携していたこともあり、コカコーラ社の自販機でドクターペッパーを見かける事もあり、なかなかややこしい関係になっていたらしい。

このミスターピブもまずい事では定評があり、子供の頃「新しいジュースだ!」と大喜びで購入したものの、一口しか飲めずに捨てたのを思い出す。日本からはたちまち消滅したのだが、アメリカで生き延びていたのを発見した時は大変うれしかった。
(しかし、味はやっぱりまずいのだ。ドクターペッパー好きにはいいかも)

「自然健康飲料海水エキスドリンク」
多分健康にはいいのだろうなあ。ワカメ・昆布・ひじきのエキスが入っていて、味は触れたくもない、の一言。

「酸梅湯」
おお、これは多分中国の方には愛飲されているのではないか。横浜の中華街で見かけた事がある。でも、日本人の口には絶対あわないと思う(日本人で好きな方いらっしゃいます?)。知らない人のために味を説明すると「飲む線香」という感じ。なんだか微妙な中国香料のにおいがたまらない。

「TETSUグレープフルーツ」
「TETSUプルーン」
これは、鉄分を効率よくとるための健康飲料。ずっと後に「鉄骨飲料」というのがでたが、その先駈け商品。ただし味に問題があり消滅。グレープフルーツの酸味と鉄分が合わないし、プルーンは単独でも味が好きになれないのだ。

「チーズCドリンクプレーン」
「チーズCドリンクグリーンアップル」
ヨーグルトのドリンクは結構ありがちだが、ナチュラルチーズ入りは珍しいと思う。ただし、味はチーズのせいかちょっと酸っぱく、なんか腐ってるような雰囲気。資生堂でつくってたってのも、ちょっと。

「サスケ」
これも幻の激マズドリンクの一つ。黒白チェック柄のデザインで、確か仙道敦子がコマーシャルやっていたような記憶が。味は、ドクターペッパー系統の味ではなかったかと思う。これも一回しか飲んだ事がないのだが、一口しか飲めなかった。

「サトウキビドリンク」
これはですねえ、知人からもらった台湾のジュース。とにかく味がすごい。紅茶に飽和するまで砂糖を溶かし、その後自然に腐らせたような味がするのだ。やっぱり外国製品の中に、理解しがたい味のものが多い。

20080401最近読んだ本

2008年04月01日 21時56分42秒 | 読書
「誰も寝てはならぬ8」サラ・イネス
今回も快調にゆるいストーリー。

「北斗の拳トキ外伝 銀の聖者2」武論尊、原哲夫、ながてゆか
本編ではあっさりしていた所だから外伝も書きがいがあるのだろう。トキと雲のジュウザがあっていたという設定なのね。

以下、図書館の7冊。
「ちょっと気になる刑務所ライフ」坂本敏夫
現代社会の投影が刑務所ライフにもされているのは間違いない。イジメとかいろいろあるのだろうな。

「反面教師」清水直
弁護士が受け持った事件の体験談。欲に目がくらまないようにしたいものである。

「サラリーマンこれは犯罪になる」山之内三紀子
私はわりと仕事で誘惑の少ないポジション(相手業者も無し、出張もほとんど無し)である。

「キャッシュカードがあぶない」柳田邦男
この本が出てから3年の間に銀行の態度はやや変わったものの、本質的には変わらない気がする。すなわち決して個人客のことなど考えていないということだ。

「臨終デザイン」丸山和也編集
遺言から自分史、辞世の句まで。

「わかりやすい相続」吉田杉明、山川直人
遺産相続については推理小説でもかなり取り上げられるテーマなので、大体分かっているなあ。私も遺言状を書いていたりするのだが、形式上どうも無効っぽいな。

「「日本国憲法」まっとうに議論するために」樋口陽一
この問題に関して相手の意見をきちんと聞く議論を見たことがない。自衛隊という軍を持つことが憲法に抵触しているのは間違いのないことだし、9条があったから平和が守られたという論にはまるで根拠がない。また、与えられた憲法だからダメという論にも何の根拠もない。もう少しまともに議論できる場・人はないものだろうかといつも思う。

※最近の図書館通い、政治・経済分野に興味が持てず苦労したが、法律関係はわりと面白いなあ。