1着ブエナビスタ
2着トーセンジョーダン
3着ジャガーメイル
馬券は4頭のボックスで、1着、5着、6着、8着だったのでハズレ。
トーセンジョーダンの先行策はスローペースを見越したウィリアムズのファインプレーです。さすがに東京コース巧者だけあって、直線では勝ちパターンにハマっていました。ブエナビスタが直線の不利を克服した上で驚異の33秒台の末脚を繰り出さなければ天皇賞とジャパンカップのぶっこ抜きをするところでした。
トーセンジョーダンと同じくペースを呼んで早めに仕掛けたアンカツのウインバリアシオンですが、直線で地力の差が出てしまいました。
ブエナビスタは天皇賞と同じような展開で、案の定、直線で前が詰まりました。トーセンジョーダンの内を突こうとしましたが行き場がなく、やむなく一旦引っ張ってトーセンジョーダンの外に進路を進めました。その外側から来ていたトゥザグローリー(11着)がまっすぐ走っていたので何とかトーセンジョーダンに外から並びかけ、クビ差先着しました。スムーズなら1馬身以上の差をつけていたと思います。強い勝ち方でした。
ジャガーメイルが内を突いて3着に追い込んできたのには驚きました。天皇賞は叩き台だったのでしょうが、それにしても負けすぎだったのでここまで良くなるとは思っていませんでした。
トレイルブレイザーが4着に入ったのはレースの流れに乗った面が大きいと思いますが、自力もつけてきているみたいですね。来年秋の天皇賞とジャパンカップはこの馬を覚えていて損はありません。
デインドリームが6着に負けたのは、馬場と展開でしょうね。小柄な牝馬なので馬群が応えたのかもしれません。
エイシンフラッシュは意外にも凡走しました。天皇賞の粘り込みからして、ここは上位間違いなしと思っていただけに残念です。超スローのダービーで32秒9の上がりを繰り出して勝ったということは、もしかしたらマイラーなのかもしれませんね。
ヴィクトワールピサの13着は長期の休養明けだけに仕方ありません。有馬記念に出走するようでしたら狙い目かもしれませんね。
ペルーサの殿負けは理由がよくわかりません。
終わってみれば天皇賞馬3頭の決着でした。強い馬が強い競馬をしたという感じで、馬券は外れましたが、いいレースを見たと思います。