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長崎県島原市長に古川氏 現職を破り初当選

2012-12-10 07:59:22 | Weblog
長崎県島原市長に古川氏 現職を破り初当選 2012年12月10日 長崎
 任期満了に伴う島原市長選は9日、投開票が行われ、無所属新人で元市議の古川隆三郎氏(56)が、無所属で現職の横田修一郎氏(66)=民主、自民、公明推薦=との激しい一騎打ちを制し、初当選した。
 前回と同じ構図の戦いとなった今回、青果業を営む古川氏は特定政党とは距離を置いた〝草の根〟活動で雪辱戦に臨んだ。有明庁舎を活用した市役所本庁舎建て替え計画の見直し、島原地域ブランドの確立を柱とする産業振興などを公約に「民間感覚」の市政を訴え、「変革」を求める有権者の支持を集めた。
 横田氏は政党や企業など約450の推薦を集め、組織戦を展開したが再選を果たせなかった。
 当日有権者数は3万9166人(男1万7825、女2万1341)。投票率は70・24%(男70・19、女70・28)だった
★長崎県島原市 市長選挙結果
当 古川隆三郎 14739
  横田修一郎 12598


 長崎県島原市は、長崎県南東部の島原半島にある2006年1月に有明町と合併した人口約4.8万人の市で、市長選は2008年12月から1期4年現職を務めて再選を目指す民主・自民・公明が推薦する65歳の横田修一郎氏に元市議で56歳の古川隆三郎氏が挑む前回と同じ顔合わせになりましたが、
 市庁舎建設計画の見直しや沿岸部の高潮対策などを訴え、「この4年間で市中心部の空洞化が進んだ。誰もが明るくなったと実感できる島原をつくりたい」と訴えた古川隆三郎氏が14739票を獲得して、
 雇用創出や農漁業振興、少子高齢化対策を重点政策に挙げ、「4年間取り組んできた施策を発展させるには島原道路の延伸が必要。全力で取り組む」と訴え12598票を獲得した現職横田修一郎氏を破り初当選を決めました。
 ん…。民主・自民・公明の相乗り現職に4年前と同じ顔合わせとなれば現職有利か? とも推測していたのですが、古川隆三郎氏が4年前の雪辱を見事晴らす形になりましたね。
 人口の減少が止まらず高齢化も県平均よりも進む自治体の舵取りは中々大変だと思いますが、新市長に就任する古川隆三郎氏のお手並みをまずは拝見です。