RSウイルス猛威、乳幼児注意 「高齢者も警戒を」 2012年12月23日 朝日
http://www.asahi.com/science/update/1222/TKY201212220731.html
乳幼児の肺炎の原因となるRSウイルスが猛威をふるっている。患者数が過去の同時期と比べ最多の状態が続いている。専門家は乳幼児だけでなく、高齢者でも集団感染の恐れがあるとして警戒するよう指摘する。厚生労働省も注意を呼びかけている。
国立感染症研究所によると、12月3~9日の1週間で、全国の指定医療機関から報告された患者は4020人。1歳以下が全体の約7割を占める。小児科を基本にした調査のため、成人での広がりは不明だ。感染者が増えた原因もよくわかっていない。
九州大の池松秀之特任教授は「高齢者の原因不明とされる肺炎の多くは、RSウイルスによる可能性がある」という。池松さんらは2008~09年のインフルエンザ流行に、発熱やせきなどの症状がある50歳以上の約400人を調査。ウイルスが検出された人の2割がRSウイルスに感染しており、インフルエンザウイルスに次いで多かった。
東京都健康長寿医療センターの稲松孝思・臨床検査科部長も「日本では赤ちゃんの感染症と思われているが、高齢者への注意喚起が必要だ」と話す。RSウイルスは治療薬などがなく、予防が中心。感染が疑わしい乳幼児は高齢者に近づけないほうがいいという。
厚労省は先月29日、RSウイルス感染症について「Q&A」を公表。高齢者でも重症の下気道炎を起こすことがあることや、長期療養施設内での集団発生が問題になることなどを指摘している。
ウイルスと言えば乳幼児が感染しやすいRSウイルスも猛威をふるっているようです。
年末年始はお互いの家族を訪問したり、祖父母宅に子供が孫を連れて帰省する機会も多いと思いますが、ノロウイルス同様大人の側が子供に対して十分気を付けてあげると共にご自身の健康管理にも十分気をつけて欲しいと思います。
http://www.asahi.com/science/update/1222/TKY201212220731.html
乳幼児の肺炎の原因となるRSウイルスが猛威をふるっている。患者数が過去の同時期と比べ最多の状態が続いている。専門家は乳幼児だけでなく、高齢者でも集団感染の恐れがあるとして警戒するよう指摘する。厚生労働省も注意を呼びかけている。
国立感染症研究所によると、12月3~9日の1週間で、全国の指定医療機関から報告された患者は4020人。1歳以下が全体の約7割を占める。小児科を基本にした調査のため、成人での広がりは不明だ。感染者が増えた原因もよくわかっていない。
九州大の池松秀之特任教授は「高齢者の原因不明とされる肺炎の多くは、RSウイルスによる可能性がある」という。池松さんらは2008~09年のインフルエンザ流行に、発熱やせきなどの症状がある50歳以上の約400人を調査。ウイルスが検出された人の2割がRSウイルスに感染しており、インフルエンザウイルスに次いで多かった。
東京都健康長寿医療センターの稲松孝思・臨床検査科部長も「日本では赤ちゃんの感染症と思われているが、高齢者への注意喚起が必要だ」と話す。RSウイルスは治療薬などがなく、予防が中心。感染が疑わしい乳幼児は高齢者に近づけないほうがいいという。
厚労省は先月29日、RSウイルス感染症について「Q&A」を公表。高齢者でも重症の下気道炎を起こすことがあることや、長期療養施設内での集団発生が問題になることなどを指摘している。
ウイルスと言えば乳幼児が感染しやすいRSウイルスも猛威をふるっているようです。
年末年始はお互いの家族を訪問したり、祖父母宅に子供が孫を連れて帰省する機会も多いと思いますが、ノロウイルス同様大人の側が子供に対して十分気を付けてあげると共にご自身の健康管理にも十分気をつけて欲しいと思います。