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仙台市長に奥山氏再選 投票率、過去最低

2013-08-12 07:52:49 | Weblog
仙台市長に奥山氏再選 投票率、過去最低 2012年08月12日 共同
http://www.47news.jp/CN/201308/CN2013081101001696.html
 任期満了に伴う仙台市長選は11日投票、即日開票され、無所属現職の奥山恵美子氏(62)が、無所属で共産党地区副委員長の新人角野達也氏(54)=共産推薦=を破り、再選を果たした。投票率は30・11%で、1997年の31・97%を下回り過去最低。
 東日本大震災後初めての仙台市長選で、奥山氏の復興政策の是非が争点となった。奥山氏は政党に推薦を求めなかったものの、市議55人のうち自民、民主、公明、社民各党の会派に属する43人から支援を受け、終始、選挙戦を優位に進めた。
★宮城県仙台市 市長選挙結果
当 183735 奥山恵美子氏
  62178 角野達也


 宮城県仙台市は県都のある人口約106.6万人の市で、市長選は現職で再選を目指す62歳の奥山恵美子氏に、共産党地区副委員長で54歳の角野達也氏が挑みましたが、
 「最後の一人まで仮設住宅を出て、わが家へ戻れるよう復興を成し遂げるのが責務だ」と強調した奥山恵美子氏が18万3735票を獲得して、
 被災者の医療費窓口負担を免除する措置を市が3月にやめたことを批判して6万2178票を獲得した角野達也氏 にトリプルスコア近い大差をつけて危なげなく再選を決めました。

 4年前の前回選挙選では当時副市長だった奥山氏ら新人6人が立候補したものの、今回はALL与党VS共産党の一騎打ちで実質的な奥山恵美子氏への信任投票状態。
 一部には、東日本大震災の復興記念のシンボルとして中国からのパンダ導入を目指すという構想が物議を醸していたそうですが、当の中国でさえ絶滅の危機にあるパンダの輸入など実現可能性の意味で現実味は薄く、また共産党の主義に相いれない方で、他に選べる選択肢もなく 仙台市の復興と発展を希望して貴重な1票を投じた方が少なくないことを現職奥山恵美子氏は深く受け止めるべきだと思いますし、次の4年間東北唯一の政令指定都市をどう舵取りしていくのか、実績を市民から厳しく問われていくことになるかと思います。