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鹿児島 南九州市長に塗木氏初当選

2015-12-14 18:55:44 | Weblog
南九州市長に塗木氏初当選 2015年12月14日 南日本
 任期満了に伴う南九州市長選挙は13日投開票があり、無所属新人で元市議の塗木弘幸氏(62)が、元市議会議長の森田隆志氏(63)、元市議の蓮子幹夫氏(59)=いずれも無所属新人=を退け、初当選を果たした。
★鹿児島県南九州市 市長選挙結果(投票率69.95%)
当 9178 塗木弘幸(62)無新
  8854 森田隆志(63)無新
  3453 蓮子幹夫(59)無新


 鹿児島県南九州市は、2007年12月に川辺町・知覧町・頴娃町が合併して発足した薩摩半島(左側の半島)南部の人口約3.6万人の市で、市長選は旧知覧町長出身で初代市長も務めていた74歳の霜出勘平氏が引退を表明したことから、前市議で63歳の森田降志氏、前市議で62歳の塗木(ぬるき)弘幸氏、前市議で59歳の蓮子(はつし)幹夫氏の3新人による争いとなりましたが、
 「議員になったときから、市長を目指していた。厳しい時代だが、南九州市発展のために一生懸命、力になりたい」農業を主体とした産業振興に取り組むとともに、行政の効率化を図り、福祉の充実にも力を入れたいと語った塗木(ぬるき)弘幸氏が9178票を獲得して
 23年の議員歴を強調して、基幹産業の振興、地域の特色を生かしたまちづくりを訴え8854票を獲得した森田隆志氏、
 「急激な人口減少が市政最大の課題」と人口減少の緩和に全力を傾ける考えを示すと共に、公共施設などの整備に見合ったソフトの充実を唱え、「若い人や女性も含め市民の声を取り上げ、市民にとって必要なものを見いだし、政策に反映させたい」と語り3453票を獲得した蓮子(はつし)幹夫氏 を退けて新人同士の争いを制しました。

 旧3町からそれぞれ候補者を擁立した結果は塗木氏が森田氏を僅差で抑えて勝利。出身町に拘らずにいかに地域全体を振興させていくかが問われそうです。

東京 小金井市長に無所属の西岡氏が初当選 自公推薦候補を破る

2015-12-14 18:50:53 | Weblog
東京 小金井市長に無所属の西岡氏が初当選 自公推薦候補を破る 2015年12月14日 東京夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201512/CK2015121402000045.html
 任期満了に伴う東京都小金井市長選は十三日投開票され、無所属新人で元都議の西岡真一郎氏(46)が、無所属で自民、公明が推薦した前市議の五十嵐京子氏(65)ら三新人を破り、初当選した。投票率は41・42%(前回43・27%)。
 西岡氏は、市議二期、民主党都議を二期務めた。市長選出馬表明前の今年六月、民主を離党。選挙戦では政党色を出さず、都議会などでの実績を強調し、財政再建のほか、建設用地が二十年以上放置されている市役所新庁舎の建設問題で「複合型庁舎の早期建設」などと具体案を掲げ選挙戦を展開した。当選後、「市政に変化を求める市民の思いが勝因」と述べた。
 五十嵐氏は市議を生活者ネットワーク公認で二期、無所属で三期務めた。今年十月に引退表明した稲葉孝彦市長の後継者として、自民党小金井総支部の要請に応じて立候補。自公の国会議員や都議、市議らが街頭で応援するなどしたが、西岡氏に二千八百票余の差をつけられた。五十嵐氏は「私の力不足」と言葉少なだった。


★東京都小金井市 市長選挙結果(投票率41.42%)
当 12849 西岡真一郎(46)無新
  10048 五十嵐京子(65)無新=自民、公明推薦
  10045 白井亨(40)無新
  5786 岩渕美智子(60)無新

 東京都小金井市は多摩地区に位置する人口約12.1万人の人口の約4割が特別区に通勤するベッドタウンで、市長選は1999年4月~2011年4月までの4期+2011年12月~2015年12月までの1期 合計5期(2011年4月27日より佐藤和雄氏が就任するも7カ月弱で辞職したため再登板)現職を務めた71歳の稲葉孝彦氏が引退を表明したことから、市長選は
 前市議で自民・公明が推薦する65歳の五十嵐京子氏、元大学教員で60歳の岩淵美智子氏、前都議で46歳の西岡真一郎氏、前市議で共産や小金井・生活者ネットなどが支援する40歳の白井とおる氏の4新人による争いとなりましたが、
 市役所第2庁舎の賃借代が年数億円かかっている問題について「賃借は、当時の判断は賢明だったが、20年も過ぎると無駄遣いになってしまう。本庁舎には耐震性の問題がある。庁舎、図書館、福祉会館などの機能すべてを市役所予定地に建てる」と訴えた西岡真一郎氏が12849票を獲得して
 「小金井は少しずつ良くなっている。今、変える必要はない。前に進めていくことが求められている」と稲葉市長の路線継承をアピール。「高齢者が地域で働けるようにし、年金に月プラス5万円を得られるようにしたい」と訴え10048票を獲得した五十嵐京子氏
 財政危機を理由に保育所の整備など市民サービスが停滞してきたと指摘「今、変えなければならない。財政健全化の道筋をつけることからスタート」する。新庁舎建設については福祉機能を高め、図書館を併設した形で現予定地に早期に建設すると語り10045票を獲得した白井とおる氏
 歳出削減のため「正規職員、非正規職員を合計2割削減し、市長や副市長の給与も削減する」とし、歳入増については「土地利用計画を見直して商業系用地を増やし、市内に人を呼び込んで法人市民税、固定資産税の税収増を図る」と財政立て直しを強調して5786票を獲得した岩渕美智子氏 を退けて新人同士の争いを制しました。

 う~ん。自民・公明が推す候補が敗れましたか…。いわゆる泡沫候補が存在しない中、岩淵氏以外の3人の誰が当選にこぎつけてもおかしくない様相でしたが、西岡氏が頭一歩飛び出る形で初当選。
 まずは最初の1期4年でどれだけの実績を打ち出すことができるか…でしょうね。

福井市長選、東村新一氏が当選 現職、自民公明社民など推薦

2015-12-14 18:48:53 | Weblog
福井市長選、東村新一氏が当選 現職、自民公明社民など推薦 2015年12月13日 福井
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/localelections/85531.html
 任期満了に伴う福井市長選は13日投票が行われ、即日開票の結果、自民、公明、社民、維新福井県総支部などが推薦する無所属で現職の東村新一氏(63)=照手4丁目=が、元衆院議員で無所属新人の笹木竜三氏(59)=春山2丁目=に約2万2千票差をつけ3選を果たした。投票率は38・83%。
 東村氏は公約に、▽地域を人々の顔が見えるまちに、より魅力的なまちなかと災害に強い都市基盤を▽女性や若者、高齢者など、それぞれに寄り添った施策で人がいきいき輝く社会を▽多くの若者が、かえりたいと思えるような未来に拡(ひろ)がり、世界に羽ばたく産業を▽全国トップクラスの教育環境のさらなる充実と、歴史・伝統・文化の磨き上げを―の四つを掲げた。
 13日は午前7時から市内106カ所で投票が行われた。12日まで行われた期日前投票は、新たにショッピングセンター(SC)3店舗に投票所が設けられたことから大幅に伸び、2万3425人(3SCで1万3610人)が利用した。
★福井県福井市 市長選挙結果
当 51708 東村新一 無現
  29736 笹木竜三 無新


 福井市は人口約25.6万人の県都で、市長選は、現職で自民・公明・維新・社民が推薦する63歳で3選を目指す東村新一氏に、元衆院議員で59歳の笹木竜三氏が挑みましたが、
 家族が笑顔で暮らせる希望と安心の福井をつくりあげるということに全力で取り組んできたと2期8年の実績をアピールすると共に、一つ一つしっかりと議論を積み重ねていくと語った東村新一氏が51708票を獲得して
 「福井が元気になるラストチャンス。これ以上の停滞は許されない」福井市は、地元の金が地元で回ってない。繊維、眼鏡のものづくりの技術を生かして医療、介護に関わる健康産業、安全な食物をつくる環境、観光。この3つの成長産業にものづくりの技術をしっかりつなげていくと語り29736票を獲得した笹木竜三氏氏 に大差をつけて3選を決めています。