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鹿児島 伊佐市長選、隈元氏が3選 市議18人も決まる

2016-11-21 20:13:46 | Weblog
鹿児島 伊佐市長選、隈元氏が3選 市議18人も決まる 2016年11月21日 南日本
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=80329
 任期満了に伴う伊佐市長選挙と同市議会議員選挙(定数18)は20日投開票があり、市長選は現職の隈元新氏(66)=無所属=が、新人で元菱刈町長の神園勝喜氏(66)=同=を571票差で破り3選を果たした。
 19人が立候補した市議選は現職13人、元職1人、新人4人が当選した。党派別では自民1、公明1、共産1、無所属15。
 当日有権者数は2万3316人(男1万628人、女1万2688人)。市長選の投票者総数は1万6682人(有効1万6507、無効175)、投票率は71.55%で前回2012年を5.75ポイント下回った。市議選の投票者総数は1万6676人(有効1万6425、無効251)、投票率は71.52%で前回を5.77ポイント下回った。

★鹿児島県伊佐市 市長選挙結果(投票率71.55%)
当 8539票 隈元新  無現
  7968票 神園勝喜 無新

 鹿児島県伊佐市は、熊本県と県境を接する2008年11月に大口市と菱刈町が合併して発足した人口2.6万人程の市で、市長選は大口市時代の1996年から現職の市長を4期、伊佐市長として2期8年現職を務めて3期目を目指す66歳の隈元新氏に元菱刈町長で66歳の神園勝喜氏が挑みましたが、
 「旧大口市長に初当選した20年前の原点に戻り、もう一度ギアを入れ直したい」と3期目に意欲を見せると共に、「文化と教育こそまちの未来」と、小中高校の活性化を重点課題に掲げた隈元新氏が8539票を獲得して
 「市全体を覆う閉塞感を打破しなくてはならない」と語るとともに、「もっと誇りを持って全国に売り込むべきだ」と伊佐米の販売価格を現在の2~3割増にあたる1俵8000円に設定し、ブランド確立を目指すと語り7968票を獲得した神園勝喜氏を振り切って3選を決めました。
 こちらは前回両氏を含めた4人が出馬して隈元氏が48%弱、神園氏が32%強、他2名がそれぞれ10%程を獲得していて、今度は一騎打ちになりその行方が注目されましたが、前回同様現職が振り切った形。
 鹿児島県の自治体首長選は結構混戦になるケースが多い印象を受けますが、議会も両人を支持する2派がいることが推測されますし、どう議会運営をまとめるかが問われそうです。

鹿児島 伊佐市長選、隈元氏が3選 市議18人も決まる

2016-11-21 20:13:46 | Weblog
鹿児島 伊佐市長選、隈元氏が3選 市議18人も決まる 2016年11月21日 南日本
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=80329
 任期満了に伴う伊佐市長選挙と同市議会議員選挙(定数18)は20日投開票があり、市長選は現職の隈元新氏(66)=無所属=が、新人で元菱刈町長の神園勝喜氏(66)=同=を571票差で破り3選を果たした。
 19人が立候補した市議選は現職13人、元職1人、新人4人が当選した。党派別では自民1、公明1、共産1、無所属15。
 当日有権者数は2万3316人(男1万628人、女1万2688人)。市長選の投票者総数は1万6682人(有効1万6507、無効175)、投票率は71.55%で前回2012年を5.75ポイント下回った。市議選の投票者総数は1万6676人(有効1万6425、無効251)、投票率は71.52%で前回を5.77ポイント下回った。

★鹿児島県伊佐市 市長選挙結果(投票率71.55%)
当 8539票 隈元新  無現
  7968票 神園勝喜 無新

 鹿児島県伊佐市は、熊本県と県境を接する2008年11月に大口市と菱刈町が合併して発足した人口2.6万人程の市で、市長選は大口市時代の1996年から現職の市長を4期、伊佐市長として2期8年現職を務めて3期目を目指す66歳の隈元新氏に元菱刈町長で66歳の神園勝喜氏が挑みましたが、
 「旧大口市長に初当選した20年前の原点に戻り、もう一度ギアを入れ直したい」と3期目に意欲を見せると共に、「文化と教育こそまちの未来」と、小中高校の活性化を重点課題に掲げた隈元新氏が8539票を獲得して
 「市全体を覆う閉塞感を打破しなくてはならない」と語るとともに、「もっと誇りを持って全国に売り込むべきだ」と伊佐米の販売価格を現在の2~3割増にあたる1俵8000円に設定し、ブランド確立を目指すと語り7968票を獲得した神園勝喜氏を振り切って3選を決めました。
 こちらは前回両氏を含めた4人が出馬して隈元氏が48%弱、神園氏が32%強、他2名がそれぞれ10%程を獲得していて、今度は一騎打ちになりその行方が注目されましたが、前回同様現職が振り切った形。
 鹿児島県の自治体首長選は結構混戦になるケースが多い印象を受けますが、議会も両人を支持する2派がいることが推測されますし、どう議会運営をまとめるかが問われそうです。

愛媛 西条市長に新人玉井氏、現職青野氏に8103票差

2016-11-21 20:10:17 | Weblog
愛媛 西条市長に新人玉井氏、現職青野氏に8103票差 2016年11月21日 愛媛
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201611215635
 任期満了に伴う西条市長選挙が20日、投開票された。新人で元西条市区選出県議の玉井敏久氏(53)=無所属、同市丹原町高松=が3万1022票を獲得し、再選を目指した現職の青野勝氏(59)=同、同市楠=と、新人で自営業の西田直人氏(50)=諸派、同市下島山=を大差で破り初当選を果たした。次点の青野氏とは8103票差。
 投票率は59・67%で、青野氏と当時の現職だった故伊藤宏太郎氏らが争った前回2012年より4・46ポイント下回った。04年に旧2市2町が合併してから4回目の市長選で、選挙戦は3度目。
 玉井氏は7月下旬に出馬表明し、県議時代から関係がある連合愛媛の支持に加え、前回選挙で伊藤氏を推した自民系市議や自民県議らの応援も受けた。
 8月末までに四国電力や県議を辞してからは、こまめに集会を開いて知名度を高めるとともに、ものづくり人材の育成など産業振興策の強化を主張。告示後は地下水保全費用の受益者負担の考え方に触れている「市地下水保全管理計画案」の撤廃を強く打ち出し、7割以上の市民が生活用水を地下水に頼る旧西条市で支持を広げた。
 青野氏は、現職の強みを生かした組織戦で地盤の旧東予市を中心に支持固めに力を入れた。農林業の6次産業化の推進など1期目の政策のさらなる発展を訴えたが、産業振興策に物足りなさを感じる企業関係者らを中心に支持を十分得られなかった。
 西田氏は、しがらみのない政治を訴えたが浸透しなかった。
 当日有権者数は9万2766人(男4万3928人、女4万8838人)。投票総数は5万5355票で、有効5万4987票、無効368票。

 玉井 敏久(たまい・としひさ)西条高卒。1982年に四国電力に入社し、労組専従。2007年に県議選西条市区で初当選し、16年8月まで務めた。53歳。西条市出身。丹原町高松。

【全ては市民のため】
 玉井敏久氏の話 身の引き締まる思い。選挙戦でまちを歩く中で地域ごとの課題が見えたが、まずやることは市民の融和であることを忘れてはいけない。市民が主役の西条を目指し、全ては市民のために実行していく。

★愛媛県西条市 市長選挙結果長に玉井氏初当選(愛媛県、投票率は59.67%)
当 31022票 玉井敏久 無新
  22919票 青野勝  無現
   1046票 西田直人 諸新

 愛媛県西条市は県東部の2004年に旧西条市と東予市・小松町・丹原町が合併して発足した人口約10.7万人程の市で、市長選は2012年11月から1期4年現職を務めて再選を目指す59歳の青野勝氏に、元県議で53歳の玉井敏久氏、しがらみない党公認で50歳の西田直人氏が挑みましたが、
 受益者・原因者負担の仕組み導入の検討も含めた市地下水保全管理計画案の撤廃などを訴えた玉井敏久氏が31022票を獲得して
 農林業の総合6次産業化を中心とした地方創生のさらなる発展や、石鎚山や自噴水「うちぬき」などを活用したまちづくり実現に向け支援を呼び掛け22919票を獲得した現職の青野勝氏を退けて初当選。
 四国電力伊方原発停止や有機農産物給食の実現など「安全安心都市」を目指すと訴えた西田直人氏は1046票の獲得に留まりました。
 実質現職青野氏と玉井氏の2人の争いと言われ、どちらに転ぶかわからないとみられていた選挙戦は玉井敏久氏が勝利。
 まずは最初の4年間でどれだけの実績を打ち出すことができるか…でしょうね。

兵庫 丹波市長選 新人谷口氏が初当選

2016-11-21 20:06:57 | Weblog
兵庫 丹波市長選 新人谷口氏が初当選 2016年11月21日 神戸
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201611/0009683735.shtml
 任期満了に伴う兵庫県丹波市長選が20日投開票され、いずれも無所属の新人で、元兵庫県但馬県民局長の谷口進一氏(63)=自民、民進、公明推薦=が、元兵庫県職員の岩崎政義氏(61)を破り、初当選を果たした。投票率は三つどもえの選挙戦となった4年前を2・31ポイント下回る68・04%で、過去最低だった。
 旧6町が合併した同市発足以来、3期12年務めた現職の辻重五郎市長が引退を表明。市の新たな将来像をはじめ、人口減少や高齢化対策、産業振興などが争点になった。
 谷口氏は「民間のノウハウを積極的に取り入れる」とし、観光PRや女性の活躍、学校統合など幅広い分野の対策を主張。後援組織も市内全域に広げ、手堅く票を集めた。岩崎氏は歩道整備を通じた地域活性化や国防強化などを訴えたが、浸透しなかった。
 28人が立候補した同市議選(定数20)も同日投開票された。

★兵庫県丹波市 市長選挙結果(投票率68.04%)
当 31454票 谷口進一 無新
   4676票 岩崎政義 無新

 兵庫県丹波市は、県東部の2004年11月に柏原町・氷上町・青垣町・春日町・山南町・市島町が合併して発足した人口6.4万人弱の市で、市長選は2004年12月から3期12年現職を務めた辻重五郎氏が出馬を見送ったことから、自民・民進・公明が推薦する元兵庫県但馬県民局長で62歳の谷口進一氏と、元兵庫県職員で61歳の岩崎政義氏の2新人の争いとなりましたが、
 「合併12年で敷かれたレールを継ぐ。女性の活躍、若者の雇用を伸ばしていく」と支持を求めた谷口進一氏が31454票を獲得して
 「日本と丹波市を守るため憲法9条などの改正を。特産物を増やしていこう」などと訴え4676票を獲得した岩崎政義氏 に実に6.7倍の圧倒的大差をつけて新人同士の争いを制しました。
 新人同士の争いの場合だと、たとえ自民・公明の推薦を得て居ようとこれだけ票差が開くことは珍しいのですが、憲法9条などの改正など思想信条めいたことを公約に掲げてことで逆にドン引きされてしまい(参考:米軍のレーダー基地があるのは丹波市ではなく京都府の京丹後市です)谷口氏に1票を投じた方も少なくなかったのではないかと思います。

湖西市長に影山氏 42歳、静岡県内最年少首長

2016-11-21 20:04:18 | Weblog
湖西市長に影山氏 42歳、静岡県内最年少首長 2016年11月21日 静岡
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/election/303427.html
 任期満了に伴う湖西市長選は20日、投票が行われ、即日開票された。無所属の新人同士の一騎打ちは、元財務省職員影山剛士氏(42)=自民推薦=が、元建設コンサルタント会社社員菅沼泰久氏(40)=連合静岡推薦=を破り、初当選を果たした。投票率は67.02%で、前回選を6.64ポイント上回った。
 影山氏は12月6日に就任し、御殿場市の若林洋平市長(44)を抜いて現職では県内最年少の首長になる。
 影山氏は財務省での行財政経験をアピール。住宅地の拡大や子ども医療費無料化などの人口減少対策を訴えた。市議12人の支援を受け、企業や各種団体から幅広い支持を得た。菅沼氏は民間出身の視点を生かした市政改革を唱え、支援者と草の根選挙を展開したが、票を伸ばせなかった。
 午後10時10分ごろ、湖西市吉美の影山氏の事務所に当確の一報が届くと、集まった支援者から歓声と拍手が沸き上がった。影山氏は「きょうが新しい次の時代の湖西市の始まり。ずっと住み続けたい街づくりをしていこう。全力投球を続ける」と抱負を述べた。

★静岡県湖西市 市長選挙結果(投票率は67.02%)
当 19663票 影山剛士 無新
  12386票 菅沼泰久 無新


静岡県湖西市は、愛知県と県境を接する人口約5.9万人の市で、市長選は2004年12月から3期12年現職を務めた三上元氏が出馬を見送ったことから、元財務省職員で自民が推薦する42歳の影山剛士氏と元会社員で40歳の連合静岡が推薦する菅沼泰久氏の2新人の争いとなりましたが、
 「中央とのパイプを最大限活かし、財源を確保して豊かなまちにします」と訴え三上元前市長も支援に回った影山剛士氏が19663票を獲得して
 「湖西市の市政が新しく生まれ変わるべきなのか、それともこれまでの旧態依然とした市政をこのまま続けていくのか、この二者択一の市民の選択こそが最大の争点」と、市政の刷新を訴えて12386票を獲得した菅沼泰久氏 を退けて新人同士の争いを制しました。
 前市長が支援に回った方が当選して市政継続路線になりそうですが、42歳と若い影山剛士氏がどのような市政運営を行ってくれるのか。市民としても若い市長の誕生に期待していると思います。

茨城 守谷市長に松丸氏 4新人の争い制す

2016-11-21 20:01:48 | Weblog
守谷市長に松丸氏 4新人の争い制す 2016年11月21日 茨城
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14796553939279
 任期満了に伴う守谷市長選と同市議補選(欠員2)は20日、市内20カ所で投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人4人による争いとなった市長選は、会社役員の松丸修久氏(62)が、スポーツ教室経営の梶岡博樹氏(39)、予備校職員の浅利和宏氏(47)=日本維新の会推薦、学習塾経営の上床真澄氏(56)の3氏を退けて初当選した。守谷町時代から首長を6期24年務めた会田真一市長(65)が勇退を表明する中、市民は議長時代に議会改革を進めるなどした松丸氏の手腕を評価する選択を下した。当日有権者は5万2425人。市長選投票率は50・41%(前回54・32%)。
 松丸氏は守谷町議時代から5期16年にわたって市議として市政に関わってきたキャリアをアピール。「子育て支援の充実、高齢者支援などをスピーディーに実現していく」と訴えた。市議の多くや支部推薦を受けた自民・公明関係者が支援に入り組織戦を展開。強固な地盤で支持を集めた。
 梶岡氏は、候補者最年少の若さを前面に押し出し、フレッシュさで無党派層などから支持を集め、前回2千票差で敗れた雪辱を図ったが及ばなかった。
 改革の断行を訴え、市長報酬カットなどを打ち出した浅利氏、シティプロモーション重視の政策を訴えた上床氏は伸び悩んだ。
 松丸氏は2000年に守谷町議へ初当選し、その後市制施行に伴って市議を5期16年務めた。今回、会田市長の勇退を受けて出馬を決意。直接的な言及はなかったものの、出陣式には会田市長も出席するなど、事実上の後継候補として選挙戦を戦った。
 午後10時半、当選確実の一報が入った同市百合ケ丘の事務所に姿を現した松丸氏は「先人の思いが詰まったバトンを受け取ることができた。皆さんのおかげで感謝申し上げたい。人口減少、少子高齢化の対策も練りたい」と抱負を語った。
 4人が立候補した市議補選は当選2人が決まった。
★茨城県守谷市 市長選挙結果(投票率50.41%)
当 13865票 松丸修久 無新
   9498票 梶岡博樹 無新
   1362票 浅利和宏 無新
   1268票 上床真澄 無新

 茨城県守谷市は、県南部の2002年に市制施行した人口約6.5万人程の市で、市長選は1992年12月から3期12年現職をつとめた会田真一氏が出馬を見送ったことから元市議で62歳の松丸修久氏、学習塾経営で56歳の上床真澄氏、元県議・スポーツ教室経営で4年前の前回選挙戦にも出馬するも会田真一氏に敗れた39歳の梶岡博樹氏、会社員で47歳の浅利和宏氏の4新人による争いとなりましたが、
 「会田市長の『協働のまちづくり』をさらに進め、一人一人が輝ける、幸せになれるまちづくりにまい進したい」と呼び掛けた松丸修久氏が13865票を獲得して
 「2025年ごろには守谷でも人口減に突入する。その先手を打った市政運営をするために、若い世代が立ち上がらなければならない」と述べ9498票を獲得した梶岡博樹氏 を退けて初当選。
 「古い政治を壊して新しい政治をつくるのが使命。市長報酬削減や教育費無償化などを進める」と訴えた浅利和宏氏は1362票の獲得。
 「経験がないからこそ、何にも縛られない改革ができる。女性目線で細やかな市政、市民ファーストの市政を実現する」と訴えた上床真澄氏は1268票の獲得に留まりました。
 実質前市長の後継者が勝利するか、4年前も挑戦した梶岡博樹氏が雪辱を果たすか…だったと思いますが市民は松丸修久氏を選択。
 まずは最初の1期4年でどれだけの実績を打ち出すことができるか…でしょうね。

埼玉 白岡市長に現職・小島氏 新人・中川氏を破り3選、幅広い層から支持

2016-11-21 19:58:51 | Weblog
埼玉 白岡市長に現職・小島氏 新人・中川氏を破り3選、幅広い層から支持  2016年11月21日 埼玉
http://saitama-np.co.jp/news/2016/11/21/03.html
 任期満了に伴う白岡市の白岡市長選は20日投開票され、現職の小島卓氏(77)=無所属、自民、公明推薦=が新人で元町議の中川幸広氏(65)=無所属=を破り、町長時代を含めて3期目の当選を果たした。
 当選の報を受けた小島氏は高岩の事務所で支援者らと万歳。花束を受け取り、「皆さまのおかげで、当選することができました。ありがとうございます」とあいさつ。「3期目はホップ、ステップ、ジャンプのジャンプの年。これからも、白岡市の発展に向けて引き続きかじ取りを担いたい」と抱負を語った。
 小島氏は、市制施行や西部産業団地の整備による雇用創出、税収増など2期8年の実績をアピール。待機児童の解消や小中学校のエアコン設置、商業サービス施設の誘導、都市基盤の整備、休日診療事業開始などを公約に掲げ、幅広い層から支持を得た。
 選挙戦では各種団体や自民、公明の推薦を受けたほか、地元選出の岡重夫県議(無所属)や同市議会の過半数を超える市議が応援。安定した組織戦を展開した。
 中川氏は「サラリーマンの声を市政に反映させたい」と出馬を表明。災害時の身元確認システムの構築、高齢者の力の活用や乗り合い交通の見直しなどを訴えた。転入者が多いとされるJR新白岡駅周辺や地盤がある同市西地区を中心に無党派層の票の取り込みを図ったが、無党派層の関心は低調で、支持は広がらなかった。
 当日有権者数は4万3485人(男2万1572人、女2万1913人)。投票者数は1万5914人(男7965人、女7949人)。投票率は前回を12・43ポイント下回る過去最低の36・60%(男36・92%、女36・28%)だった。

★埼玉県白岡市 市長選挙結果(投票率36.60%)
当 9519票 小島卓 無現
  6181票 中川幸広 無新

 埼玉県白岡市は、県の中東部にある2012年に市制施行した人口約5.2万人の市で、市長選は2008年11月の白岡町長時代から首長を務めて市長としては再選を目指す自民・公明が推薦する71歳の小島卓氏に元市議で65歳の中川幸広氏が挑みましたが、
 市制施行や西部産業団地の整備による雇用創出、税収増など2期8年の実績をアピール。待機児童の解消や小中学校のエアコン設置、商業サービス施設の誘導、都市基盤の整備、休日診療事業開始などを公約に掲げた 小島卓氏が9519票を獲得して
 災害時の身元確認システムの構築、高齢者の力の活用や乗り合い交通の見直しなどを訴えて6181票を獲得した中川幸広氏を退けて再選を決めています。

新潟 南魚沼市長に林氏、初当選

2016-11-21 12:50:55 | Weblog
新潟 南魚沼市長に林氏、初当選 2016年11月21日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/local/niigata/news/20161120-OYTNT50244.html?from=ycont_top_txt
 南魚沼市長選は20日、投開票され、新人で前市議の林茂男氏(49)(無所属)が、前市会議長の山田勝氏(60)、前市議の今井久美氏(64)のいずれも無所属の新人2人を破って初当選した。投票率は64・26%(前回68・62%)だった。
 林氏は、先頭に立つ市長像を掲げ、若者の雇用創出や、市外進学者に地元企業を紹介する部署の創設、返礼品導入によるふるさと納税寄付額の引き上げなどを主張した。井口一郎市長や半数近い12人の市議らの支援を受け、強固な組織で支持を広げた。林氏は「若者が帰ってくる、そして住み続けることができる古里を作る」と決意を述べた。
 山田氏は市立小中学校の給食費無償化や建設事業からの転換を主張し、今井氏は市内企業支援など民間感覚の市政運営を訴えたが、及ばなかった。
 同時に行われた市議補選(欠員3)も当選者が決まった。

★新潟県南魚沼市 市長選挙結果長に林氏初当選(投票率64.26%)
当 16665票 林茂男  無新
  10166票 山田勝  無新
   3805票 今井久美  無新

 新潟県南魚沼市は、2004年11月に六日町と大和町が合併して発足、2005年10月に塩沢町を編入合併した人口5.8万人弱の市で、市長選は初代市長の井口一郎氏が出馬を見送ったことから、元市議で48歳の林茂男氏、市議会議員議長で60歳の山田勝氏、元市議で64歳の今井久美氏の3新人による争いとなりましたが、
 「若さ」をアピールしつつ、ふるさと納税の返礼制度創設について「さまざまな要望に応える原資とし、地域の価値を高めたい」と訴え井口一郎市長も応援に駆け付けた林茂男氏が16665票を獲得して
 小中学生の給食費無償化などによる教育・子育ての充実を主張。克雪対策や農業の販売支援、観光振興といった地域経済活性化への考えもを述べ、「新しいステージの市を、市長としてつくっていく」と力を込めて10166票を獲得した山田勝氏
 「大きな組織やカネを必要としない政治風土をつくりたい」と主張した半面、米山隆一知事との連携を強める考えを示し「県と一緒に市の課題を解決したい」と訴え3805票を獲得した今井久美氏 を退けて新人同士の争いを制しました。
 新人同士の争いは前市長が支援に回った林氏が勝利しましたが、まずは最初の4年間でどれだけの実績を打ち出すことができるか…でしょうね。

新潟 柏崎市長に桜井氏が初当選 原発再稼働を容認

2016-11-21 12:45:14 | Weblog
柏崎市長に桜井氏が初当選 原発再稼働を容認 2016年11月21日 日経
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB20H4P_Q6A121C1000000/
 任期満了に伴う新潟県柏崎市の市長選は20日投開票され、無所属新人の元市議・桜井雅浩氏(54)が、無所属新人の元市職員・竹内英子氏(47)=共産、社民推薦=を破り、初当選した。地元の東京電力・柏崎刈羽原子力発電所の再稼働が最大の争点となった市長選で、条件付きで再稼働を容認する立場の桜井氏が、反対を掲げた竹内氏を得票数で上回った。
 柏崎市と刈羽村にまたがる同原発は東日本大震災後の2012年3月から運転を全面停止している。20日夜、当選を決めた桜井氏は柏崎市内の選挙事務所で「国の原子力規制委員会の審査の後、事業者から要請を受けたら、条件をつけるが再稼働の価値を認める」と話した。
 10月16日の新潟県知事選では、再稼働に極めて慎重な立場の米山隆一氏が当選しており、立地自体の間でも大きく異なる結果となった。

桜井さん 祝福受け誓う 柏崎市長選 2016年11月21日 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20161121292372.html
 柏崎市の有権者は、原発推進派と反対派の融和を訴えた桜井雅浩さん(54)を新しいリーダーに選んだ。東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題などを争点に20日投開票された柏崎市長選。再稼働を条件付きで容認する元市議の桜井さんが、反対する元市職員の竹内英子さん(47)を破った。桜井さんは推進・反対両派の思いを生かしたまちづくりを誓った。
 投票が締め切られた午後8時すぎ、柏崎市豊町の桜井さんの選挙事務所に当選確実の一報が届くと、会場は歓喜に包まれた。「おめでとう」「これから頼むぞ」。支援者や市議らが涙ぐみながら、何度も万歳をして喜びをかみしめた。
 桜井さんは「皆さん一人一人から育ててもらった。本当にありがとう」と目を潤ませながら感謝の言葉を口にした。
 3回目の市長選挑戦となった桜井さん。初挑戦の2004年は1908票差、2回目の08年は1021票差で、ともに涙をのんだ。今回は原発推進、反対両派の要請で出馬。両派の融和を訴え、現職の会田洋市長や西川正純元市長の支持も得た。
 桜井さんは「さまざまな考え方がある。対立でなく共有点を見つけたい」と力を込め、「オール柏崎」での市政運営を目指すとした。
 一方、竹内さんは支援者が経営する柏崎市北半田1の医院で開票を待ち、敗戦が確実になると「私の力が及ばず申し訳ない」と頭を下げた。
 選挙戦では、柏崎刈羽原発の再稼働反対を中心に訴えた。県外の著名人も応援に入り、柏崎初の女性市長を目指したが及ばなかった。竹内さんは「原発の再稼働をさせないというたくさんの思いを頂いた。今後も再稼働をさせない活動を続ける」と語った。
★新潟県柏崎市 市長選挙結果
当 30220票 桜井雅浩 54 男 無新 元柏崎市議
  16459票 竹内英子 47 女 無所属(日本共産党推薦、社会民主党推薦)新元柏崎市職員


 新潟県柏崎市は、県中央の人口約8.5万人の原発問題で揺れる市で、市長選は2004年12月から3期12年現職を務めた会田洋氏が出馬を見送ったことから、元市議で54歳の桜井雅浩氏と元市職員で共産・社民が推薦する47歳の竹内英子氏の2新人の争いとなりましたが、
 「原発反対、原発賛成、考え方に違いはあるわけですが必ずそこに共有点があるはずです」と「条件付きで再稼働容認」という立場を示した桜井雅浩氏が30220票を獲得して
 「原発で事故は起きうる、起きる可能性がある。そのことにしっかり向き合うことで柏崎は新しい第一歩を踏み出せる」と「再稼働反対」を強く訴え16459票を獲得した竹内英子氏 に1.8倍の大差をつけて新人同士の争いを制しました。
 正直もっと接戦になるかと思っていましたが、終わってみれば原発再稼働容認派の桜井雅浩氏が大差をつけて勝利。
 出口調査では柏崎刈羽原発の再稼働について「反対」「どちらかといえば反対」との回答が計45.4%と「賛成」「どちらかといえば賛成」の計36.8%を上回っていたものの「条件付きで再稼働容認」と幅広い有権者を取り込んだことで多くの支持を集めた(飲食店など作業員が日々お金を落とす業種の方は売り上げが落ちて困っているでしょう)こともあったのだと思いますが、どれだけ対策を講じれば容認するのかの判断も難しい所。
 まずは最初の4年でどれだけの実績を打ち出すことができるかでしょうね。

現職・佐藤氏、激戦制し4選 金子氏、追い上げ届かず 栃木 宇都宮市長選

2016-11-21 12:42:30 | Weblog
現職・佐藤氏、激戦制し4選 金子氏、追い上げ届かず 栃木 宇都宮市長選 2016年11月21日 下野朝刊
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20161121/2516901
 現職と新人の一騎打ちとなった宇都宮市長選は、現職の佐藤氏が、無所属新人の金子達(かねことおる)氏(58)=民進、共産、社民推薦=を約6千票差で破り、4選を果たした。これまで同市長選で当落の得票が最も差がなかったのは1979年の4422票差だった。
 最大の争点となったのが、本年度中の着工が予定されている次世代型路面電車(LRT)事業の是非だ。JR宇都宮駅と芳賀町の芳賀・高根沢工業団地を結ぶ14・6キロに軌道を整備する計画で、事業費見込みは458億円とされている。
 「駅西側も含めたら、おそらく1千億円は下らない」と主張する金子氏に対し、佐藤氏は「全く根拠がない」と否定。「公共交通網を充実させることで、持続可能なまちに変革する」などと、整備の必要性を訴えた。
 自民、公明両党をはじめ、推薦を受けた団体・企業数は800を超え、万全の体制で臨んだ選挙戦。支持層の中にはLRTの中止を望む市民もおり、陣営幹部が「相手に肉薄されている」と漏らすほど、苦戦を強いられた。
 終盤には、建設業や農業といった支持団体の基礎票固めに全力を挙げた。知事選に立候補した福田氏も自身のスケジュールをキャンセルして、佐藤氏の応援に奔走。組織の引き締めも奏功し、猛追する金子氏を振り切った。
 祝勝会で佐藤氏は「LRTに不安を感じている人や疑問を持っている人がたくさんいる。今後、さらに分かりやすい説明をして、理解者を増やしたい」と、4期目の抱負を語った。
 一方、告示の2カ月前に立候補を表明した金子氏。知名度不足は否めなかったが、「LRT中止」を全面に掲げ一点突破を目指した。
 民進党県連代表の福田昭夫(ふくだあきお)衆院議員らが中心となり、LRTに反対する政党や市民団体を結集させた。目を引く新聞折り込みビラを連日配布するなどして無党派層への浸透を図ったが、届かなかった。
 大勢判明後、金子氏は「LRTに反対の人がたくさんいる。残念な結果だ」と敗戦の弁を述べた。
★栃木県宇都宮市 市長選挙結果(投票率41.53%)
当 89840票 佐藤栄一 無現
  83634票 金子達  無新

 栃木県宇都宮市は、人口51.9万人の県都で市長選は現職で4選を目指す自民・公明が推薦する55歳の佐藤栄一氏に耳鼻咽喉科医院長で民進・共産・社民が推薦する58歳の金子達氏が挑みましたが、
 これまでの市政運営について「市民一人一人が輝く新しい宇都宮の創造を基本理念に、100年繁栄都市づくりに全力で取り組んできた」と述べるとともに、3期目の公約について「全て、実現あるいは実現に向けた方向付けができた」と振り返ると共に「市民の誰もが夢や希望を持ち、生き生きと安心して暮らせるまちをつくるため、LRT(次世代型路面電車)を要としたネットワーク型コンパクトシティの形成などを推し進め、宇都宮をひときわ光り輝くまちにしたい」などと語った佐藤栄一氏が89840票を獲得して
 同LRT推進計画に疑問を投げかけて83634票を獲得した金子達氏 を何とか振り切って4選を決めました。

 う~ん。金子氏には社民・共産だけでなく民進も肩入れしたとはいえ、3倍半以上の圧倒的大差のついた県知事選と比べるとこちらは現職は辛くも逃げ切ったという感じ。
 余所者目線で見ても、街の中心部と思われる東部宇都宮駅とをつなぐ路面電車ならまだわからなくもないのですが、新聞記事によればJR宇都宮駅と芳賀町の芳賀・高根沢工業団地を結ぶ14・6キロと方向が正反対で芳賀町はまだしも宇都宮市民にメリットはあるのかと素朴に首を傾げざるを得ませんし、県の有権者の39%弱を占める県都宇都宮でこれだけ苦戦するということはこの問題に関して現職への不信任票もかなり含まれていると受け止めたほうがよさそう。
 これからの4年間 LRT問題を含めてどう舵取りを行うのか厳しく問われることになるんでしょうね。

現職・福田氏が4選 小林氏、浸透せず 栃木県知事選

2016-11-21 12:38:33 | Weblog
現職・福田氏が4選 小林氏、浸透せず 栃木県知事選 2016年11月21日 下野朝刊
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20161121/2516902
 知事選は20日、無所属現職の福田富一(ふくだ・とみかず)氏(63)の4回目の当選が決まった。
 今回の知事選は過去2回と同様、現職と共産系新人の一騎打ちとなった。新人の出馬表明は告示2週間前で準備不足は否めず、3期12年の福田県政の継続か転換かを問う選挙は、福田氏に対する事実上の信任投票との印象が拭えなかった。
 6月に立候補を表明した福田氏は国会議員や県議、首長の支援のほか、約230の各種団体の推薦などを背景に、安定した選挙戦を展開。教育や子育て支援、産業、観光振興、共生社会づくりなど新たに取り組む70項目を含む計146項目の公約を掲げた。
 街頭演説は市町村合併前の旧49市町村を回り、地方創生の実現を強調。「選ばれる栃木を目指す」などと訴えた。
 福田氏は同日夜、宇都宮市の選挙事務所で「責任の重さを改めて実感している」と4選を果たした心境を語った。「今回の17日間で、地方創生をやり遂げるためには県の役割が非常に大きい、県民の期待も大きいことを肌で感じた」と振り返り、地方創生の実現に全力を挙げることを強調した。勝因には支援者らによる「盤石な態勢」を挙げて感謝を述べたほか、「私の訴えに県民が理解を示してくれた」と自信をみせた。
 一方、共産系の団体などで構成する「みんなで県民の知事をつくる会」が擁立した小林氏は「県民に冷たい県政をチェンジ」などとアピール。「安保法制の廃止」「暴走する安倍政治ノー」などとも訴えたが、支持は広がらなかった。
 共産、社民の両党、市民団体が連携したほか、自主投票となった民進党県連の一部県議らの応援も受けた。しかし今夏の参院選のような野党共闘は実現せず、共闘の模索に時間を要した分、立候補表明は遅れ、政策論争も深まらなかった。
 小林氏は同日夜、宇都宮市の選挙事務所で「ご支援いただいた皆さまの期待に応えられなかった」とおわび。一方で「告示直前の立候補表明で県内の野党、市民団体、支援者の期待を集められた意味では、一つの大きな成果が共同の戦いだった」と述べた。敗因については「知名度を浸透しきれなかった」と話した。

★栃木県知事選挙結果
当 422544票 福田富一 63 男 無所属(公明党推薦、自民党県連推薦)  現 栃木県知事
  114814票 小林年治 64 男 無所属(日本共産党推薦、社民県連推薦) 新 政党役員

 栃木県知事選は、現職で自民・公明が推薦する63歳の福田富一氏に、共産・社民が推薦する64歳の小林年治氏が挑みましたが、
 自民党県連の推薦も受けた上で、3期12年の実績をアピールするとともに、地方創生の実現に向けて人材育成や健康づくり支援、観光誘客などを掲げた福田富一氏が42万2544票を獲得して
 子育てや介護、防災などに力を入れる一方、放射性物質を含む県内の指定廃棄物最終処分場を同県塩谷町に建設する計画の白紙撤回や、宇都宮市などが進める次世代型路面電車(LRT)整備事業への支援中止を訴えて11万4814票を獲得した小林年治氏 に3倍半以上の圧倒的大差をつけて危なげなく4選を決めています。