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香川 三豊市長選 山下さん初当選 農業振興を訴え

2017-12-25 20:35:15 | Weblog
香川 三豊市長選 山下さん初当選 農業振興を訴え 2017年12月25日 毎日
https://mainichi.jp/articles/20171225/ddl/k37/010/204000c
 三豊市長だった横山忠始氏の死去に伴う市長選は24日投開票され、無所属新人で元県議の山下昭史氏(51)=自民党県連推薦=が、同、元市議の大平敏弘氏(63)を破り、初当選を果たした。当日有権者数は5万6083人(男2万6757人、女2万9326人)。投票率は44・66%。

★香川県三豊市 市長選挙結果
当 17266票 山下昭史 51 男 無所属新 元県議、無職
  7362票 大平敏弘 63 男 無所属新 元市議、農業


 香川県三豊(みとよ)市は、県西部の2006年1月に仁尾町・高瀬町・豊中町・山本町・財田町・詫間町・三野町の7町が合併して成立した人口6.4万人程の市で、市長選は初代市長の横山忠始氏が今年の11月3日に在職のまま死去したことから、元県議で51歳の自民党県連の推薦を受けた山下昭史氏と、元市議で63歳の大平敏弘氏による争いとなりましたが、
 攻めの市政運営を唱えた山下昭史氏が17266票を獲得して
 活気あるまちにと唱えて7362票を獲得した大平敏弘氏を退けて新人同士の争いを制しました。
 元々来年1月には選挙が予定されていて、横山氏は次の選挙には出馬しないことを宣言していた中での突然の前倒し選挙。
 まずは議会をどう取りまとめるか 新市長に就任する山下氏の責任は重大だと思います。


竹原市長選 新人・今栄氏が現職ら破り初当選

2017-12-25 20:28:37 | Weblog
竹原市長選 新人・今栄氏が圧勝 2017年12月25日 読売
www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/news/20171224-OYTNT50075.html
◇「元気な市取り戻す」
 竹原市長選は24日、投開票され、無所属新人の元市福祉部長・今栄敏彦氏(57)が、いずれも無所属で現職の吉田基氏(68)(自民推薦)と新人の司法書士・井上盛文氏(48)を破り、初当選した。投票率は59・84%で前回(63・43%)を3・59ポイント下回った。当日有権者数は2万2808人。
 今栄氏は、竹原市竹原町の事務所で支持者らと万歳をして当選を喜び、「日本の地方都市は大きな挑戦の時期にある。必ずや元気な竹原市を取り戻す。住みやすさへの挑戦を市民との絆を築きながら進めていく」と力を込めた。
 選挙戦では、市職員として31年間勤めた豊富な行政経験をアピールしたほか、定住人口につながる交流人口150万人の目標を掲げ、市の魅力を発信するための「シティープロモーション事業」の推進を主張。各地で街頭演説を行って政策を浸透させ、支持を集めた。
 今栄氏は竹原市出身。東洋大経済学部を卒業後、同市役所に入り、総務部長や福祉部長などを歴任した。
 一方、吉田氏は市北部の工業団地へ企業誘致を進めたことや、老朽化した市役所の移転問題で今年8月、地元商工会と基本合意したことなど1期4年間の実績を強調したが、及ばなかった。竹原市竹原町の事務所で支持者らを前に、「これが市民の声。厳しく謙虚に受け止めたい。一生懸命支えていただいた皆さんに申し訳ない」と肩を落とした。
 2回目の挑戦となった井上氏は産業活性化や教育環境の整備などを掲げ、「しがらみのない政治」を主張。フェイスブックで政策を発信するなど、若い世代への浸透を図ったが支持を広げられなかった。

広島竹原市長に今栄氏が初当選 2017年12月25日 中国
www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=397903&comment_sub_id=0&category_id=112
 竹原市長選は、24日、投開票され、無所属新人で元市総務部長の今栄俊彦氏が初当選した。いずれも無所属の現職吉田基氏と司法書士の新人井上盛文氏は
届かなかった。11月の呉市長選に続き、自民党推薦の現職が敗れた。
★広島県竹原市 市長選挙結果
当 6028票 今栄敏彦 57 男 無所属新 会社役員
  3771票 吉田基 68 男 無所属現 市長
  3740票 井上盛文 48 男 無所属 新 司法書士


 広島県竹原市は県中南部の人口2.5万人程の市で、市長選は2014年1月から1期4年現職を続けて再選を目指した68歳で自民が推薦する吉田基氏に、会社役員で57歳の今栄敏彦氏、司法書士で48歳の井上盛文氏が挑みましたが、
 人口減少に対するまちづくりの変革として、「竹原市ファンクラブ」「竹原女子」を立ち上げ、プロモーション専門部署の創設などを掲げた今栄敏彦氏が6028票を獲得して
 市役所移転などの市政を継続するほか、雇用の創出や、飲食店とランチメニューの開発、空き店舗の改修などを訴え3771票を獲得した現職の吉田基氏
 雇用の創出による市民の所得向上や市役所の早期移転のほか、子育てや教育環境の充実を訴え3740票を獲得した井上盛文氏を退けて初当選を決めました。
 竹原と言えば古くは小京都(町並み保存地区は、NHK連続テレビ小説「マッサン」の舞台となり「ウサギの島」で知られる大久野島も外国人観光客が急増しているそうです)若い世代にはアニメの聖地巡礼地としても知る人は知っている観光のマチですが、市内の事業所はこの13年間で26.7%も減少するなど地域社会をどう再生していくのか。
 新市長に就任する今栄敏彦氏の責任は重大ですね。

静岡 富士市長に小長井義正氏再選

2017-12-25 20:24:59 | Weblog
静岡 富士市長に小長井義正氏再選 投票率37.59% 2017年12月25日 静岡
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/election/440381.html
 任期満了に伴う富士市長選は24日、投票が行われた。2013年の前回選と同じ顔ぶれによる保守系同士の対決は即日開票の結果、現職の小長井義正氏(62)=無所属=が、新人の元県議植田徹氏(68)=同=を破って再選を果たした。投票率は37・59%で、前回選(39・59%)から2・00ポイント下回った。
 小長井氏は「まちに元気を、ひとに安心を」をスローガンに、1期目の4年間で取り組んだ産業創生や観光誘致などの施策の継続を訴えた。選挙戦ではボランティアを中心とした草の根運動を展開し、党籍を持つ自民をはじめ、立憲民主、希望、民進の各党支持層や無党派層から幅広く支持を集めた。大票田である吉原地区で植田氏を大きく引き離したほか、現職の知名度を生かして地元の富士地区や旧富士川町でも堅調に得票した。
 植田氏は県政との連携強化を掲げて市政改革を主張し、出身の鷹岡地区や一部経済団体からの支持をまとめたが、全市的な広がりを欠いた。
 富士市青葉町の小長井氏の事務所では24日午後10時15分ごろ、「当確」の一報が届くと、集まった支援者から拍手と歓声がわき起こった。小長井氏は選挙戦で主張した中核市への移行について「議論を進めて理解を深めていく中で、できれば目指していきたい。それが10年、20年、50年後の富士市の発展につながる」と述べた。

富士市長選、落選植田氏 政界を引退  2017年12月25日 静岡
www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/election/440422.html
 任期満了に伴う富士市長選に無所属で出馬して落選した新人の元県議植田徹氏(68)は24日、同市厚原の後援会事務所で記者会見し、政界からの引退を表明した。
 植田氏は県議を6期務め、2011年5月から1年間、県議会議長も歴任した。同市長選での落選は13年の前回選に続き2回目で、植田氏は集まった支援者を前に「多くの支援をいただきながら、申し訳ない」と陳謝。報道陣からの問い掛けに「これで最後というのが皆さんとの約束。(政界復帰は)ないです」と述べた。

★静岡県富士市 市長選挙結果
当 43115票 小長井義正 62 男 無所属 現 富士市長
  34417票 植田徹 68 男 無所属新 行政書士、元県議

 静岡県富士市は、県東部の2008年11月に富士川町を編入した人口約24.6万人程の市で、市長選は2014年1月から1期4年現職を務めて再選を目指す62歳の小長井義正氏に、元県議で68歳の植田徹氏が挑みましたが、
 「まちに元気を、ひとに安心を」をスローガンに、1期目の4年間で取り組んだ産業創生や観光誘致などの施策の継続を訴えた小長井義正氏が43115票を獲得して
 県政との連携強化を掲げて市政改革を主張して34417票を獲得した植田徹氏を退けて再選を決めています。

福島 相馬市長 立谷氏5選 新人荒川氏に2452票差

2017-12-25 20:16:38 | Weblog
福島 相馬市長 立谷氏5選 新人荒川氏に2452票差 2017年12月25日 福島民報
www.minpo.jp/news/detail/2017122547856
 任期満了に伴う相馬市長選は24日、投開票され、現職立谷秀清氏(66)=無所属=が1万272票を獲得し、新人荒川五郎氏(69)=無所属=を2452票差で破り5選を果たした。5回当選は現在の県内の市長で最多。
 立谷氏は東日本大震災、東京電力福島第一原発事故からの復興の仕上げや税外収入を財源にした来年4月からの小中学校の給食費無料化、大型遊具を備えた子育て支援公園の整備などを公約に掲げ、幅広い世代から支持を得た。2013(平成25)年の前回市長選に立候補した2人による戦いで、市政の復興政策に対する評価などが争点となった。
 立谷氏は県市長会長、全国市長会副会長を務めている。

■地方創生実現し新しい相馬築く
 立谷秀清氏の話 東日本大震災、東京電力福島第一原発事故からの復興は着実に進んでいる。次の任期では復興の総仕上げをする。給食費無料化など子育て支援策や地方創生を実現し、新しい相馬を築いていく。

■投票率61・80%
 相馬市長選の投票率は61・80%(男59・38%、女64・15%)で、過去最低となった2013(平成25)年の前回の63・96%を2・16ポイント下回った。
 当日有権者数は2万9600人(男1万4538人、女1万5062人)だった。

■立谷氏にきょう当選証書付与
 相馬市長選の当選証書付与式は25日午前10時から市役所で行われる。立谷秀清氏の新任期は1月19日から4年。


相馬市長に立谷氏5選 福島県内13市で最多、荒川氏に2452票差 2017年12月25日 福島民友
www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20171225-230745.php
 任期満了に伴う相馬市長選の投開票が24日行われ、無所属で現職の立谷秀清氏(66)が、無所属で元相馬市議の荒川五郎氏(69)を2452票差で破り、5選を果たした。県内13市で5選は最多。任期は来年1月19日から4年。投票率は61.8%で、前回を2.16ポイント下回った。
 立谷氏は「復興の総仕上げをしたい」と市政継続を訴えてきた。復旧・復興を先導してきた現市政への評価や地方創生などを争点に市政の継続か刷新かが問われた選挙で、同市の有権者は市政継続による復興の進展を選択した。

実績評価、組織固めも奏功
 現新一騎打ちとなった市長選では震災、原発事故からの復興などの実績が評価された立谷秀清氏に再びかじ取り役が託された。
 市長選に臨むに当たり275票の僅差となった前回について、将来への不安が批判票につながったと陣営は分析。税外収入による小、中学校の給食費無料化や高齢者の移動手段の整備など財源の裏付けのある復興・地方創生策を打ち出すことで、将来の相馬の姿を市民に示し、11月初旬となった立候補表明の遅れを挽回した。
 自民党相馬総支部、公明党相双総支部、連合福島などの推薦を受け、決起大会などに大勢の支持者が集まったことで勝利ムードが漂ったため陣営は組織の引き締めを図った。市内50カ所の後援会で票固めをし、自民系を中心とした市議14人が支持拡大に走った。
 荒川氏は特定の組織からの支援を受けず、草の根による選挙戦を展開。市街地や沿岸部を中心に批判票や浮動票の取り込みを図ったが組織力の弱さが響いた。
 復興特需が終わり、地域振興や子育て支援などに市民の目が向く中、立谷氏には相馬復興の仕上げとともに地域活性化を実現させる手腕が求められる。
★福島県相馬市 市長選挙結果
当 10272票 立谷秀清 66 男 無所属 現 医師、市長
  7820票 荒川五郎 69 男 無所属 新生花店経営、元市議


 福島県相馬市は宮城県と県境を接する海沿いの人口3.8万人程の市で、市長選は2002年1月から4期16年現職を務めて5期目を目指す66歳の立谷秀清氏に、元市議で69歳の荒川五郎氏が挑む前回と同じ顔合わせとなりましたが。
 来年4月からの小中学校の給食費無料化、大型遊具を備えた子育て支援公園の整備などを公約に掲げた立谷秀清氏が10272票を獲得して
 市民目線の市政運営への転換。幼児から高齢者までをサポートできる人材の育成や老人福祉施設の充実、農家の所得向上などを訴えて7820票を獲得した荒川五郎氏を退けて5選を決めました。
 前回は275票の僅差でしたが、今回は現職が信認を得る形でやや差を広げました。

茨城 龍ケ崎市長に中山氏 大差で新人退け3選

2017-12-25 20:13:14 | Weblog
茨城 龍ケ崎市長に中山氏 大差で新人退け3選 2017年12月25日 茨城
 任期満了に伴う龍ケ崎市長選は24日、市内25カ所で投票が行われ、即日開票の結果、現職の中山一生氏(55)が、新人で土産物店経営、藤木妙子氏(64)を退け、3回目の当選を果たした。JR佐貫駅周辺地域の整備や駅名改称、道の駅開設といった中山氏の掲げた市の活性化策が一定の信任を得た。当日有権者は6万4297人。投票率は過去最低の32・69%(前回は無投票。2009年は49・46%)。
 午後10時ごろ、市内にある中山氏の選挙事務所に当選確実の一報が入ると、詰め掛けた支持者から拍手が湧き起こった。万歳三唱の後、中山氏は「道の駅事業や佐貫駅周辺の整備、駅名改称などを通し、市の魅力を発信し、市に誇りを感じてもらえるような取り組みに力を注ぎたい」と話した。
 中山氏は、市に活力を生み出す施策の柱に、佐貫地域の再開発や同駅の駅名を「龍ケ崎市駅」に改称する事業、牛久沼湖畔への道の駅の整備などを据え、選挙期間中、小まめに街頭演説を行い、公約を訴えた。半数以上の市議や地元の県議、国会議員が支援に回ったほか、約150の団体などから推薦を取り付け、盤石の布陣で終始、選挙戦をリードした。
 藤木氏は、佐貫駅改称の是非を把握するため、市民アンケートを実施することや、道の駅事業の規模縮小などを訴えたが、支持は広がらなかった。

★茨城県龍ケ崎市 市長選挙結果
当 16281票 中山一生 55 男 無所属 現 龍ケ崎市長
  4376票 藤木妙子 64 女 無所属 新自営業、元市議

 茨城県龍ヶ崎市は県南部の人口7.7万人程の市で、市長選は2010年1月から2期8年現職を務めて3期目を目指す55歳の中山一生氏に、元市議で64歳の藤木妙子氏が挑みましたが、
 JR佐貫駅周辺地域の整備や駅名改称、道の駅開設といった中山氏の掲げた市の活性化策が一定の信任を得る形で中山一生氏が16281票を獲得して
 佐貫駅改称の是非について市民アンケートを実施することや、道の駅事業の規模縮小などを訴えて4376票を獲得した藤木妙子氏に3.7倍の圧倒的大差をつけて危なげなく3選を決めました。
 実はJRの佐貫駅から関東鉄道竜ヶ崎線が出ていて2駅先の駅名も竜ヶ崎駅で市役所などは竜ヶ崎駅の近くにあることから、紛らわしいよというのはあるのだろうと思いますが、京都の長岡京市もJRの駅名を神足駅(こうたりえき)から長岡京駅に変更(並行私鉄は長岡天神駅)していますし、東京のベッドタウンとして発達してきた経緯を考慮すると、若い世代に認知して貰う意味でも駅名の変更も妥当ではないかとは思いますね。

東京・東久留米市長選・並木が当選

2017-12-25 20:08:25 | Weblog
東京・東久留米市長選・並木が当選 2017年12月25日 NHK
jcc.jp/news/13006038/
 任期満了に伴う東京・東久留米市長選はきのう投票が行われ、無所属現職で自民党と公明党が推薦する並木克巳が2回目の当選を果たした。
 他の候補者は桜木善生(共産党、自由党、社民党推薦)。
 並木は人口減少、高齢化進展が予想される中行政改革や財政健全化を進めながら子育て世代、高齢者が安心してくらせる市政運営を目指したいと話している。
★東京都東久留米市 市長選挙結果
当 18847票 並木克巳 48 男 無所属(自民、公明推薦)現 東久留米市長
  16507票 桜木善生 67 男 無所属(共産、自由、社民推薦)新社会福祉法人理事、元市議
 
 東京都東久留米市は、多摩地域東部に位置する1970年に市制施行した人口約11.6万人程の市で、市長選は2014年1月から1期4年現職を務めて再選を目指す自民・公明が推薦する48歳の並木克巳氏に、元市議で共産・自由・社民が推薦する67歳の桜木善生氏が挑みましたが、
 「公約はほぼ100%実現できた」と一期目の実績を強調。財政健全化や待機児童対策、市民の絆づくり。「大勢の市民が東久留米音頭を踊ってくれた。絆を深めるため、さらなる仕掛けが必要だ」と意欲を語った並木克巳氏が18847票を獲得して
 「市民に背を向けるのではなく、市民が主役の市政を目指す」と訴え16507票を獲得した桜木善生氏を振り切って再選を決めました。

 現職の並木氏は公立保育園の廃止と民設民営化の方針も掲げていて、その理由として「公立への国や都の補助がなくなる中、待機児童対策を進めるため」と説明。
「私たち夫婦も共働きで保育難民だった。子育て支援の大切さは人一倍理解しているつもり」と語っていましたが、こちらも特別区から近い影響もあり、保育定員は181人増やしたものの、待機児童数は前年より25人減らしたもののそれでも公式統計扱いでも今年の4月1日時点で67人。
 民間保育士の確保など、引き続き難しい舵取りを迫られることになるのではないかと思います。