ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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10日の日経平均 459円18銭安い21219円50銭で終了

2018-12-10 16:10:09 | Weblog
(参考記事)7~9月期GDP改定値 実質年率2・5%減に下方修正 2018年12月10日 産経記事
      革新機構の田中社長ら辞任表明=経産省と対立解けず-機能停止の危機に 2018年12月10日 時事通信記事

 週明け10日の日経平均ですが、先週末7日の米国主要3市場は2%を超える大幅下落(ダウ2.24%安、ナスダック3.05%安、S&P500種2.33%安)となる中、先週末終値(21678円68銭)よりも359円21銭安い21319円47銭でスタート&直後に21365円78銭も9時半過ぎに21169円96銭まで下落。その後は買い戻しも入り11時前に21300円程まで戻すも11時過ぎに100円程すとんと下落して、前場は前日比487円45銭安い21191円23銭で終了。
 午後は14時半頃まで午前終値近辺で膠着も終盤にやや戻して、終値ベースでは先週末比459円18銭安い21219円50銭で終了しました。

 先週末の米国株安にアジア株安の連鎖。更に7月~9月のGDPは速報値の年率1.2%減が、改定値では年率2.5%減に…。
 速報値から改定値が1%以上も悪化するというのはあまり聞いたことがないと思いますが、同時期の法人企業統計を新たに反映。相次いだ自然災害の影響で設備投資が大きく落ち込んだことが大きく下げる材料になってしまった模様。

 指数別では、日経平均が2.12%安、トピックスが1.89%安、JPX日経インデックス400が1.89%安。
 他、東証マザーズが3.35%安、ジャスダックインデックスが2.21%安、日経ジャスダック平均と東証REITが1.5%安、東証2部が1.09%安。

 東証1部の上昇組では、日東工業(15.02%高)やアイモバイル(14.99%高)など3銘柄で10%以上の上昇。
 石油資源機構が4.6%高、コスモエネルギーが3.05%高、出光興産が2.76%高など。


 一方の下落組では、パイオニアが24円安の64円で27.27%安。ポーラオルビス(12.9%安)やジャパンディスプレイ(10.61%安)など7銘柄で10%台の下落。
 カプコンが7.59%安、LINEが7.28%安、ソフトバンクテクノロジが6.47%安、日本通信が6.25%安、ミネベアが5.71%安、コマツが5.22%安、DMG森精機が3.82%安、キーエンスが3.57%安、東京エレクトロンが3.17%安。
 パイオニアは8日付けで上場廃止へ…旨の記事がリリース。
 ジャパンディスプレイは産業革新機構が筆頭株主なので、その筆頭株主の経営迷走を嫌気してといったところでしょうか。
 同じ事情を抱えるルネサスエレクトロニクスは4.07%安。

 サッポロアンビシャスに上場しているRIZAPグループは9時12分に241円をつけ、24円安の243円で8.99%安。年初来安値を更新しています。