20日の日経平均ですが、19日の米国市場は上昇(ダウ0.4%高、S&P500種0.47%高、ナスダック0.87%高)する中、海外短期筋が先物に買い戻しをいれたこともあり、前日終値(23400円70銭)よりも265円88銭高い23666円58銭でスタート&直後に23800円近辺まで上昇(午前高値は23806円56銭)も10時頃から利食い売り気味に推移して前場は前日比207円07銭高い23607円77銭で終了(午前安値は前場終了直前につけた23604円44銭)。
午後は23500円近辺でスタートしてしばらく膠着も13時頃に23426円42銭まで上げ幅を縮小する場面も見られ、その後は23450円~23500円程のレンジで推移。終値ベースでは前日比78円45銭高い23479円15銭での終了となりました。
昨日の11時過ぎの時点で1ドル110円をつけていた対ドル円相場は、実は16時頃から円安が進んでいて日本時間の朝の5時頃には一時111円半近くまで円安に進行していて、今日の15時の時点でも111.4円程とかなり円安が進んでいたので、相場の下支え要因としては大きいかなと思っていたのですが、朝高の後は利益確定の売りに押されてしまった印象を受けます。
東証1部の上昇組では、有機合成薬品工業が連日のストップ高となる23.67%高。ブイキューブ(17.67%高)など10%台の上昇は3銘柄。ソフトバンクグループが3.36%高。
一方の下落組では、シンニッタンが13.85%安でしたが、セブン&アイが8.75%安、前田道路が8.36%安と大きく調整。すてきナイスグループが6.19%安。
前田道路は、2020年3月期に計画している配当総額(約85億円)の実に約6倍相当となるの規模の総額530億円の大規模な特別配当を実施することを発表したことが嫌気。
セブン&アイは、米石油精製会社のマラソン・ペトロリアムのガソリンスタンド部門のスピードウェイの買収で独占交渉に入った(買収提示額は約220億ドル=約2兆4500億円)とブルームバーグ誌が報じたのが嫌気。
前田道路は、当時は高野建設という社名で、経営不振に陥り1962年に会社更生法の適用を申請、前田建設工業の支援で再生を果たしたものの、その親会社の前田建設工業が25%弱の持株比率を51%を目指すTOBを発表するも前田道路側は反対を表明。
親会社のTOBを子会社が拒否する話は時折聞くものの、対抗策でこれだけ大規模のキャッシュ流出をしてまで抵抗するとは、そこまで嫌なのか? と思えなくもないのですが、その前田道路は開始早々の9時06分に10.65%安相当の3315円まで売り込まれて、終値ベースでも310円安の3400円で終了。前田建設工業の方も朝方はプラス圏も、結局1.57%安で終了しました。
セブン&アイはセブンイレブンのブランドを守るために米セブンイレブンを買収した時代と異なり、今更金を投じて米国拠点を今このタイミングで増やす意味があるのだろうか…と首をかしげてしまったのですが、このまま話は成立するのか、もし成立して投資はペイするのか。
どちらのニュースも株式市場は吃驚したと思います。
午後は23500円近辺でスタートしてしばらく膠着も13時頃に23426円42銭まで上げ幅を縮小する場面も見られ、その後は23450円~23500円程のレンジで推移。終値ベースでは前日比78円45銭高い23479円15銭での終了となりました。
昨日の11時過ぎの時点で1ドル110円をつけていた対ドル円相場は、実は16時頃から円安が進んでいて日本時間の朝の5時頃には一時111円半近くまで円安に進行していて、今日の15時の時点でも111.4円程とかなり円安が進んでいたので、相場の下支え要因としては大きいかなと思っていたのですが、朝高の後は利益確定の売りに押されてしまった印象を受けます。
東証1部の上昇組では、有機合成薬品工業が連日のストップ高となる23.67%高。ブイキューブ(17.67%高)など10%台の上昇は3銘柄。ソフトバンクグループが3.36%高。
一方の下落組では、シンニッタンが13.85%安でしたが、セブン&アイが8.75%安、前田道路が8.36%安と大きく調整。すてきナイスグループが6.19%安。
前田道路は、2020年3月期に計画している配当総額(約85億円)の実に約6倍相当となるの規模の総額530億円の大規模な特別配当を実施することを発表したことが嫌気。
セブン&アイは、米石油精製会社のマラソン・ペトロリアムのガソリンスタンド部門のスピードウェイの買収で独占交渉に入った(買収提示額は約220億ドル=約2兆4500億円)とブルームバーグ誌が報じたのが嫌気。
前田道路は、当時は高野建設という社名で、経営不振に陥り1962年に会社更生法の適用を申請、前田建設工業の支援で再生を果たしたものの、その親会社の前田建設工業が25%弱の持株比率を51%を目指すTOBを発表するも前田道路側は反対を表明。
親会社のTOBを子会社が拒否する話は時折聞くものの、対抗策でこれだけ大規模のキャッシュ流出をしてまで抵抗するとは、そこまで嫌なのか? と思えなくもないのですが、その前田道路は開始早々の9時06分に10.65%安相当の3315円まで売り込まれて、終値ベースでも310円安の3400円で終了。前田建設工業の方も朝方はプラス圏も、結局1.57%安で終了しました。
セブン&アイはセブンイレブンのブランドを守るために米セブンイレブンを買収した時代と異なり、今更金を投じて米国拠点を今このタイミングで増やす意味があるのだろうか…と首をかしげてしまったのですが、このまま話は成立するのか、もし成立して投資はペイするのか。
どちらのニュースも株式市場は吃驚したと思います。