ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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28日のアジア・欧州株は軟調

2020-02-29 09:24:11 | Weblog
 米国株式市場は、米FRB議長が「あらゆる手段で適切に対応」すると発表したこともあり一番下落率の大きかったダウも1.39%安となりましたが、欧州株式市場など昨日(28日)の世界の株式市場も見てみたいと思います。

 アジア株式市場は
 中国は上海総合が3.71%安で、上海・深センCSI300が3.55%安。
 香港ハンセンは2.42%安。韓国は韓国総合が3.3%安でコスダック指数は4.3%安。
 インドBSEは3.64%安。ニュージーランド全普通株指数は1.58%安。
 台湾加権指数は1.24%安。オーストラリアASXは3.35%安。タイSET指数は3.91%安 となるなどほぼ全面安状態。

 欧州株式市場も
 英FTSE100が3.18%安。独DAXが3.86%安。仏CAC40が3.38%安。
 スイスSMIが3.67%安。オランダAEXが3.68%安。ベルギーBEL20が4.15%安。
 デンマークコペンハーゲン20が2.89%安、フィンランドヘルシンキが2.94%安。スウェーデンストックホルムが3.17%安。ノルウェーオスロが1.44%安。
 ギリシャのアテネ総合が6.31%安。イタリアのFTSEMIBが3.58%安。ポルトガルBVL総合が3.56%安、アイルランドISEQが2.62%安。スペインのIBEX35が2.92%安でMAマドリードは2.85%安。
 ロシアのRTS指数$が6.24%安。 と下げが止まらない状況。


 ダウ構成30銘柄だけで見ても、24日と25日は全銘柄で下落して、26日は一部銘柄で反発も27日は3M以外は全面安となっていたので、買い戻しが入った銘柄は売り込まれ過ぎた反動の値頃感からの物色な面もあるでしょうし、まだまだコロナウイルスの拡大騒動に警戒しているのかなと。
 米国市場も原油だけでなく、ここにきて金も急落したことも気がかりな材料です。

28日の米国市場 ダウ1.39%安、S&P500種0.82%安、ナスダック0.01%高

2020-02-29 08:45:07 | Weblog
 28日の米国株式市場は、ナスダックがわずかながらも反発もダウとS&P500種は続落。
 NYダウは、一時496ドル程安い25270ドル台を付け、終値ベースでは前日比357ドル28セント安い25409ドル36セントで終了(1.39%安)。
 ナスダックは、前日比0.89ポイント高い8567.37ポイントで終了(0.01%高)。
 S&P500種は、前日比24.54ポイント安い2954.22ポイントで終了(0.82%安)しました。

 ダウ構成30銘柄では7銘柄で上昇、23銘柄で下落。
 エクソンモービルが3.25%高、マイクロソフトが2.42%高、ダウが2.17%高、ナイキが1.22%高。
 一方の下落組は、うち2%以上の下落だけに限っても、ボーイングが4.4%安、JPモルガンチェスが4.33%安、トラベラーズが3.44%安、ジョンソン&ジョンソンが3.34%安、ホームデポが3.07%安、マクドナルドが2.79%安、コカ・コーラが2.62%安、アメックスが2.55%安、ウォルマートが2.46%安。

 NY原油は、一時43.85ドルまで下げ、終値ベースでも前日比2.33ドル安い1バレル44.76ドルで終了(4.94%安)。
 NY金は、前日比75.8ドル安い1トロイオンス1566.7ドルで終了(4.61%安)。
 原油は株式相場と比較的連動してあれよあれよと下落していたイメージがありますが、金はむしろリスクヘッジ的に保有されていた面もあったように思いましたが、28日は一気に利益確定の売りに押されましたね。