ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

8日の日経平均 504円32銭高い20179円09銭で終了

2020-05-08 18:59:38 | Weblog
 8日の日経平均ですが、7日の米国主要3市場が揃って上昇する中、前日終値(19674円77銭)よりも297円32銭高い19972円09銭でスタート。序盤に19894円58銭も9時40分頃に2万円超え。10時前には20088円94銭まで上昇した後は2万円を挟んだ様子見状態となり、前場は前日比351円14銭高い20025円91銭で終了。
 午後は13時半頃まで20100円をやや下回る水準で膠着状態の後に、じり高傾向に変わり、終値ベースでは前日比504円32銭高い20179円09銭。高値引けで終了(2.56%高)しました。
 遊技場機器のオーイズミがストップ高となる22.86%高。10%台の上昇は、ファンケル(15.4%高)やスシロー(14.21%高)、串カツ田中(10.79%高)、スポーツジムのカーブス(10.62%高)など14銘柄。
 他、住友商事が8.25%高、日本製鉄が7.07%高、JR東海が6.08%高など。
 一方の下落組では、レノバ(15.45%安)や有機合成薬品工業(10.54%安)など3銘柄で10%以上の下落。
 他、任天堂が3.9%安、ゲオが3.34%安あたりの下落が目に付いたでしょうか。

 今晩(日本時間21時30分)米国で発表される米雇用統計は大幅な悪化が予想されるものの、ある程度の悪化は織り込み済みとの見方が強かったようですね。



米Jクルーと高級百貨店のニーマン・マーカスが経営破綻

2020-05-08 07:33:48 | Weblog
Jクルーが経営破綻、負債2100億円 新型コロナ追い打ち  2020年5月5日 日経
米百貨店ニーマン・マーカスが経営破綻 新型コロナで 2020年5月8日 日経

 新型コロナウイルスの影響が米国の小売業にも深刻な影響を与え、日本でもそこそこ知名度のあるJクルーとニーマン・マーカスが経営破綻(米連邦破産法11条=日本の民事再生法に似た仕組)に追い込まれました。
 Jクルーの方は世界で約500店を展開して1万人の従業員を抱えるそうで、年輩の方ならカタログ通販、93年にはライセンス契約を結んで日本の主要都市に20店舗を展開していた(2008年に撤退)こともあり、ファーストリテイリングが一時期買収交渉を進めていたものの撤退するなど、ファッションブランドにそれ程興味がなくても経済記事絡みで社名を聞くことも多かったと思いますが、こちらはあまりにも突然で正直吃驚としか…。

 一方のニーマン・マーカスの方は全米に43店舗を展開する高級百貨店でこちらは少し前から経営不振説(ロイター等海外メディアで噂はありました)を見聞きしていたものの、5月に入って有名企業がバタバタと倒れるのは正直ショッキング過ぎるというかなんというか…。

 他、米国の小売業関係では、(当ブログでも取り上げましたが)百貨店大手JCペニーも破産申請を検討中。
 カジュアル衣料大手のギャップが4月下旬に店舗賃料の支払いを中止したのだとか…。
→ あの ギャップ がです!!!

 株式市場は早くも回復を期待して反発傾向で推移していますが、米国の小売業はあの会社が…という超有名企業でも資金繰りが大変なことになっているようです。

7日の米国市場 ダウ0.89%高、ナスダック1.41%高、S&P500種1.15%高

2020-05-08 06:43:46 | Weblog
 7日の米国株式市場は、ダウとS&P500種は昨日調整していた反動もあったのか、今日は主要3市場揃って上昇して終了。
 NYダウは、前日比211ドル25セント高い23875ドル89セントで終了(0.89%高)。
 ナスダックは、前日比125.27ポイント高い8979.66ポイントで終了(1.41%高)。
 S&P500種は、前日比32.77ポイント高い2881.19ポイントで終了(1.15%高)しました。

 ダウ構成30銘柄では16銘柄で上昇、14銘柄で下落するマチマチ。
 ボーイングが5.57%高、ウォルトディズニーが4.65%高、アメックスが3.25%高、ゴールドマンサックスが3.05%高。
 一方、ファイザーが3.07%安、メルクが1.97%安。

 個別の銘柄ではペイパルが14%高、配車大手のリフトが21.7%高と堅調だったようですね。

 NY原油は、一時26.74ドルまで上昇も、利益確定の売りに押されて、終値ベースでは前日比0.44ドル安い1バレル23.55ドルで終了。
 NY金は、前日比37.3ドル高い1トロイオンス1725.8ドルで終了しています(2.2%高)

 原油相場は、この間のマイナスや一桁あるいは15ドル程までの水準はかなりの特殊事例としても、26ドル台となると何年か前につけたことがあったよね…と記憶している人も少なくないでしょうし、かといって今の航空需要が激減している中でこの水準まで戻せるのかと言われれば少し懐疑的に思うのですが、反面この水準では供給業者にとっても大半が赤字になるはず。資金を投じる方にとっては新しい落ち着き所(妥当な相場水準)を模索して頭を悩ませているのでしょう。