日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

釘ん句会 第12回

2012-09-13 | 趣味・遊び
建築仲間と始めた「釘ん句会」が
NPO法人家づくりの会事務局で開催された。
指導の先生にお願いしてはや12回目

日進月歩とはいかず
一日一句ともいかず
句会の日にちに気付いてあわてて作る姿勢だけは変わらず
苦悩の3日(くらい)で5句をでっち上げる。

暑いさなかなのか、相変わらず忙しいのか
参加者は6名 投句2名 でした。

今回の兼題は「歩」「風」
自由句3句

 我が儘をもう一度聞きたい夏の空

 子供か親か、誰の我が儘だったか?と疑問符で
 特選 1  並選 2 を頂きました。
 兄が突然の病で意識不明の17日間の事
 義姉と兄の我が儘を聞きたいと切望しました。


病院の返りの風景(先週の写真)


 まず氷菓無心に食いて息を吐く

 並選 3 頂きました。
 暑いさなかに屋外で1時間、帰り着くとガリガリ君が習慣に
 「まず氷菓・・」を「かき氷・・」にと言われましたが
 「まずアイス無心に食いて息を吐く」が良かったかな。


 黒土に種蒔く農夫夏の果て

 並選 2点 頂きました。
 兄の病室に行く列車で見かけた風景
 緑の平野にそこだけが黒々として、
 お百姓さんが大きな身振りで種をまいていた。


 旱天に一瞬の風白いシャツ

 旱天と白いシャツは同じ夏の季語とチェックが入ったものの
 並選 1 頂きました。
 旱天に一瞬の風は気に入ったので何時の日かリメークをしたいと思います。


 諸人の歩みをたどる晩夏かな
 絞りきれずに点がない1句

相変わらずのへぼ句だけれど
今回は他の人の句の評価が筋違いでなかった事が判明
今迄は私が評価しなかった句を他の人が高い評価をしていて
「読みが足りない」反省しきりだったが
ようやく追い付いた感がして嬉しかった。
コメント
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