日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

1961年アサヒグラフ

2013-03-07 | 読書
先日姉が「これあなたのでしょう」
こ汚い紙袋を出した。

中には



1961年のアサヒグラフと労音(?)の機関誌
ひびきには心当たりはないが、'61年のルーブル美術展には行った記憶がある。
高校の選択科目が「美術」で友人達と美術展に行っていた。

当時世界的な美術館の展覧会は極まれ
「日本には美術館が少ない」と言われていた。
(公園も少ない)
上野には国立博物館だけだったのでは?



表紙の裏の広告には、ル・コルビジェが使われている!
コルビジェは画家でもあった。

中には懐かしい、レジエの作品



白黒なのが残念!
裏表紙の中には



いい味をしている三船敏郎
裏表紙は



作品ナンバー"6"
東芝ステレオが鎮座
なんと、現金定価99,700円! 
現金購入が少ないのか、定価105,000円となっている。

52年前の給料はいかばかりだったのだろう。
この本の価格は200円
お財布の中身を心配しつつ払った事だろう。

「フランス美術展から」朝日新聞の切り抜き12枚挟まっていた。
この文字の小さい事!
50年前には老眼の人はいなかった?
・・そんな筈はないだろうが、若者天国だったのだろう。

私と一緒に世間も歳取ったよね。
コメント
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