日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

カルピスウオーター

2014-09-04 | つぶやき
今日お尋ねしたお宅
広い家に一人で暮らしていた。

具合が悪くて、移動が大変そう
「勝手にどこでも見て頂戴」
電話が鳴ると「電話を取って!」
初めてお会いしたとは思えないフレンドリーさ

調査の仕事を終えて、ついでに
介護保険でまかなえる手摺のカ所を話すと「書いて頂戴」
メモ用紙に図を書いて差し上げた。

「最近は耳も悪くて電話が聞こえないの」
電話機は私の所と同じ型式
携帯とやり取りをしてなおした
「よく聞こえるよ!」につづき
「あんた、男はいらないね!」
思わず「はい!」

「冷蔵庫からカルピスでも何でも飲んで」



頂いて来ました。

ついでに封書の切手が足りないと2円と封筒を渡され
これから出しにいきます。

こんなに色々頼まれても、押し付けがましくなく嫌みにも聞こえない。
他人を疑わない、下町育ちの商人の子だった。

堅物の親の元に育った私には真似の出来ない芸当
うらやましくもあり、、

甘酸っぱいカルピスウオーターでした。
コメント
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