国立劇場 歌舞伎鑑賞

昨日の桜散歩は歌舞伎鑑賞の帰りのことだった。
友人に頂いた観覧券

国立劇場の２階ホール



右手には有名日本画作家の作品がずらり
（歌舞伎座もそうだった）

演目は「梅雨小袖昔黄八丈」ー髪結新三ー
常磐津で踊る「三人形/みつにんぎょう」

　　　　

中村橋之助の髪結いが出入りの材木問屋の娘と手代が恋仲と知って
駆け落ちさせる手伝いと称して手代を騙す
娘を監禁して身代金を取ろうとする悪人
（人柄の良さが邪魔をして蚊、大悪人に見えない所が泣きどころ）
手代が助けと頼む親分さんが取りなすもバカにされて断念
悪巧みに長けた大家が代わりに交渉に当たり
まんまと騙し娘を助け出す。

地味な世話物ながらも会話の面白さにつられて
笑ってしまう。
歌舞伎特有の派手な衣装は娘の黄八丈だけ
物足りない分を三人形の派手な衣装と踊りで補い
満足感が満ち足りて終演



チケットを貰い、幕間のニギラーズお握りをご馳走になり
今夜は文楽のお誘い迄頂いた。
この花冷えに日々にうんと暖かいお友達です。