日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

映画「婚約者の友人」

2017-11-27 | 趣味・遊び
先週に見た映画「婚約者の友人」

    
    (次の上映映画館にチラシがありました)

銀座まで出掛けて行った。

   

ミステリー映画と評判でロングランだが
私の感想は悲劇の「反戦映画」

原題は「FRANTZ」
第一次世界大戦が終り、フランスとドイツが憎みあっていた1919年のドイツ
大戦で婚約者FRANTZを亡くした婚約者と、フランツの両親
フランツのお墓の前で涙する若者アドリアン
(お墓には遺骨でなく返された土だけが埋葬された)

若者はフランツの友人と名乗り、両親の家に来るようになった。
(フランツの母が渡辺恵理さんそっくり)
親密に付き合うようになったアンナ(フランツの婚約者)に真実を告げ
家族の前から姿を消し
アンナがパリまで追いかけて行く。

アンナのドイツではアドリアンは罵倒され
フランスではアンナが色眼鏡で見られる。

戦争が無ければ悲劇は起こらず
戦争が無ければ2人は出会わなかった。

人の良いフランツの両親の普通(たぶん)の家
お城のような家のアドリアンの家族
二つを対比させながら戦争が若者を悲劇の渦に巻き込む。
・・そうな風に見てしまいました。

「息子は繊細なんです」とアドリアンの母
「ボクの傷はフランツ」と言うアドリアン。

意思の強いアンナ一人で前に進んで行く決心をする。

「婚約者の友人」公式HP

あなたはどう観ますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする