先週読んだ文庫本
リズ・ニュージェント著「サリー・ダイヤモンドの数奇な人生」
ハーバーBOOKS刊
https://www.harpercollins.co.jp/hc/books/detail/15661
初めて知った出版社にして初めての作家
帯には、アンソニー・ホロビッツ絶賛!
「圧倒的なキャラクターが誕生した」
予測不能ミステリー
本国アイルランドで9週連続1位
「・・・胸が張り裂けるのに、底なしに笑える」ハーラン・コーベン
6才から40才を超えたサリーの紆余曲折の物語の終盤
さあて、どうしたか???
・・振り出しに戻ってしまう。
笑ってしまうほどの肩透かし、、
小児性愛にして異常なほどの変質者に囚われた少女
変質者は逃亡し、囚われた女子と幼い子が救出される。
救出された幼い子は社会性を失ったまま精神科医に育てられが
社会性を育むプログラムで順調に社会性を身につけていたが・・
以前、長い間行方不明になって、
見つけられた女の人に記事を見たことがあるが
悲惨な事柄ではあるが、この本を読んで
悲惨さが現実的に受け止められる。
闇雲な物語でありつつ
震撼とさせられるミステリーの一冊。