日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

雄大な映画「劒岳点の記」

2009-08-20 | 趣味・遊び
昨日は真夏の映画デイ、新宿まで出かけた。
時間を過ぎても待ち合わせ場所に現れない友人
携帯を忘れて飛び出したので思案に暮れた。
幸い携帯を持たないもう一人の友人が電話番号のメモを持っていたので
ようやく探し出した公衆電話で連絡がつき無事会うことが出来た。
連絡先の全てが携帯に納まっているので「忘れた」と気づいただけでパニック寸前
便利な世の中なのか不便になったのか??

以前からみたかった映画「劒岳・点の記」
ロードショーから既に2ヶ月、今週金曜日で終わりになってしまう。



名カメラマンで名高い木村監督の作品は映像が抜群に素晴らしい
雪原を高原を林の中を実際に歩いているような感覚になり
高所恐怖症にとっては目がくらみ、冷や汗を流しそうになる。

ストーリーは明治39年と40年(なんと104年前)
唯一正確な測量が行われていない北アルプスの劒岳に石の三角点を作る
装備も現在とは格段に違う「草鞋履」「蓑」「背負子」にロープ
陸軍の思惑と先進的な山岳会の熾烈な戦い・・ほどではなく、淡々と歩み進む測量隊



ようやく登り測量中に発見する超人的な驚異・・など、
脚本家と監督・キャスト・スタッフも大拍手だが、主役は「自然界」

一歩一歩登る俳優達の後ろに
カメラマンの苦労を垣間見てしまうのは私だけではなかった。



6月に格安ツアーで行った黒部立山アルペンルート
積雪で辿り着けなかった「みくりが池」
この先のみくりが池温泉が撮影の足場だった (最後の字幕)
今さらながらを残念に思い100年の変りようを感じ入った。

公式ホームページでも雄大な景色が見られる。
映画を見てさらに一段と楽しめる素晴らしく充実したサイトになっている
是非クリックして下さい。「劒岳 点の記」公式ホームページ
暑さを忘れ、涼しくさわやかになること請け合いです。
「特別映像」も楽しめるが、ナンと言っても映画館の映像にはかなわない
(見られなかった人残念ね)

画像はHPの「ダウンロード」サイトからお借りしました。

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2 コメント

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剣岳 点の記 (のんた@天童市)
2009-08-28 00:27:28
いちようさん、こんにちは
剣岳 点の記 新田次郎著 30年くらい前に読みました。今も蔵書にしています。
今年の夏は、霊峰月山に登山ました。
月山の三角点は、山頂に既に神社があったので山頂に設置できなく、神社裏に設置してあるとのことでした。
返信する
霊峰月山 (いちよう)
2009-08-28 09:16:55
(のんた@天童市)様
久々のコメンとありがとうございます。
私も新田二郎は何冊か読んでいる筈ですが、蔵書はなさそうです。

月山登山はあこがれています。
これからやまに登って三角点を見る度に思い出しそうな映画でした。
返信する

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