日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

紅葉の永平寺

2017-11-15 | 趣味・遊び
苔むした白山平泉寺を下り
タクシーとえちぜん鉄道勝山永平寺線を乗り継ぎ
またタクシーで永平寺に向かう。

タクシーの運転手は平泉寺は民衆から搾り取り民衆の支持が得られず
焼き払われたままで再構は江戸時代までかかった。
一方永平寺は民衆に支持されて今でも繁栄している。
「何ごとも民衆に支持されないとダメですよ」
平泉寺の事も熱く語ってくれた。
運転手さんのお勧めのお蕎麦屋さん「一休」の蕎麦ランチ



ソーストンカツと永平寺名物胡麻豆腐
お蕎麦には運転手さんの一押しの「永平寺みそ」を絡める
柚子コショウのみそバージョンのよう、ピリッと辛い。



永平寺の入口は紅葉



モミジのトンネル

40数年前に宿坊に泊まった事を思い出しながら
廊下から廊下へと見学して回る。



正面から見たかった山門も裏からの一枚

法堂を見て、以前来た時の事をまざまざと思い出した。
早朝のお努めの見学した位置、お坊さんの読経の響き



綺麗なモミジを拾っているとお坊さんも拾って
「差し上げます」と何枚か下さった。
40数年前の話をすると「ほんとですか、あの廊下を登って来たのでしょう」
今でも変わらずに続いているとの事。
広い宿坊の隅っこのお布団一枚が居場所
前で手を組んで無言で廊下を進み、無言でお風呂に入り
食堂では橋袋のお経を合唱し、一つぶ残らず頂く。
今でも忘れられない貴重な体験だった。

心ゆくまで動き回り、出口に向かうと
「瓦葺き替えの為の寄進を・・」
ロイド眼鏡がかわいいいお坊さんが声を張り上げる。
寄進を申し出ると満面の笑みが可愛い!(失礼)

ゆっくりして帰りはバスで福井まで戻り
駅ビルを見ていて夕食用にお弁当を買う



解禁したばかりの蟹を見て、蟹弁、2200円なり
名物焼き鯖寿司

疲れてホテルで簡易夕食
蟹弁はいま一つで、身に付かない贅沢は出来ない2人でした。

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