日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

「指」が腐るこの暑さ

2007-08-10 | その他
今日はこの夏の最高気温をマークした。
都心では35.6度
この杉並でもたいして変らないはず・・

この暑さで指が腐りそう
日曜日にサッシに爪を引っかけて
爪と指の皮が「涙の分かれ」だけならまだ良いが、
腫れが引いた後「汁気(膿)」が少しでていた。
「大した事ないさ」

健診の結果を聞きついでに内科のお医者さんに聞いた。
「痛みが無ければ冷湿布を貼ると楽ですよ」
薬屋さんで湿布を見るとどれもバカデカ
薬指には不釣り合いで買わずにほっておいた。
養生もなし
プールに行くは(塩素消毒だからよし)
洗いものはするは(拭くからいいか)
何かの拍子に引っかけるは(いつもの事)
パソコンは普通に打つは・・・

5日目の今日、また汁が出ている。
少しズキズキしだした。
ネットで調べると
ひどくなると爪を剥がさなくてはならないらしい。
これはよけい痛そう。
「消毒をして」「包帯をして」「抗生剤を飲む」とあった。

近場に外科のお医者はいないし
すぐに包帯をしたら、よけい痛くなった。
これからマツキヨに行こう。
消毒液と湿布・抗生入り軟膏

この暑さでは指も腐る!

写真は涼しげな「ノリウツギ」
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大宮八幡おとぎの世界

2007-08-09 | 自然・風景
大事な会合があって帰りが遅くなった。
・ ・・で少し手抜きの写真で失礼する。

暑い日は和田堀プールに行く
34度の日でも大宮八幡に囲まれた屋外プールは
予想を超えた涼しさだ。

大宮八幡の境内を通る
行く時はホノ明るい境内は
これはこれで情緒たっぷり



帰る頃にはとっぷり暮れて
カメラの画像はオバケが出そう
人目では灯籠の明かりでさらに幻想的



門のすかし模様から本殿を覗いてみた。
どっしりしながら浮かび上がる姿は
おとぎの世界
千と千尋の神隠しの世界だ。
誰もいない暗さを抱えた姿にさらに涼しさが・・
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七夕の茶事・七夕人形

2007-08-08 | 趣味・遊び
星岡のお茶事料理は新鮮な驚きとお味を堪能する。

最初のお膳はいつもと様子が違った
お椀のご飯と汁物に向こう付け3椀が
縦に2椀だけ
そろりと開くと平皿に薬味、その下には汁に浸った素麺
海老・錦糸卵・胡瓜などが彩りを添える。
真夏の暑さに冷風が行き渡った。



丸ごとの冬瓜に鮑と人参が浮かび上がったりと
どれをとっても美味しく「これは鮎ね」など当てっこも楽しみのうち。
今までは正座が苦しくなりだらしなくなるのが
立礼で最後までゆったり戴ける。



懐石が終わり梶の葉の蓋を取ると創作お菓子
葛の中に星形のお豆腐
ここにも七夕の趣向

後入りの鐘を聞き席に入ると一転
華やかな花扇に変り涼しげな笹の葉のお軸
ほっそりした姿が涼しげ



手前座の簾の衝立には「松本の七夕人形」
以前年中行事の勉強会で話された事をすっかり忘れていたが
お正客はしっかり憶えていて会話が広がる

読み返してみると
「七夕」は盆の始まりでお墓掃除の日
「お中元は自分の罪を人に贈り物をしてあがなう」とあった。
以前お坊さんに聞いた話を思い出した
或る高僧(名前は失念)の母親が餓鬼道に落ちて
いくら祈願お参りしても救い出せない
更なる高僧に聞くと親を救いたければ「施しをしなさい」
貧しい人たちに施しをし母親を救った
これが「施餓鬼」らしい。

贈り物や善行は先様のためでなく自分のためだった。
(この所自分に良いことしていない)

茶道は仏教やその前の宗教や考え方に密接に繋がっている。

何処までも雑な私は
「次のお茶事の懐石は立礼で」無体なお願いした。
「お任せ下さい」気持ち良く受けて下さった先生とは大違い。

美味しいお料理とそれに勝るふくよかなお茶
また元気に頑張ろう!!

(暗くてカメラのピントが合わずにフラッシュをたいた写真で失礼)

七夕人形参考
松本の七夕人形
人形の緑屋
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阿佐ケ谷の七夕の見ごろ

2007-08-07 | その他
お茶事の続きの前に阿佐ケ谷の七夕を・・
阿佐ケ谷駅南口のパールセンター街は恒例の「七夕まつり」
7月7日年に一度のラブロマンスのはずが
地域ごとに新暦と旧暦で行うもので年に2度の逢瀬ができた。
8月の行事にもされているのを知って
騙された気になったものだ。

全国的に見ると東京の新暦は少数派
「東京」は「日本」ではない、誰かが言った
「パリはフランスではない」のつづき言葉だった気がする。

横道を正し「阿佐ケ谷七夕祭り」に戻る
日曜日お茶事の前後に歩いた。
午後の2時一番暑い時間でもパールセンター街は人の波
映画の主人公や(名前は知らない)



正統派の吹き流し(?)が下がり、派手ハデしい。
急いで歩く事もままならず
1人で見ても溶け込めず
じれて途中で中杉通りに脱出した。



お茶事が終わった7時過ぎお仲間二人と連れ立つ。
丁度人出は最高、沿道の出店は賑やか
声を張り上げて売り込み
人・人・人・・
「咽が渇いたね」
ジュースを買いお祭り気分に浸る
「こうでなくちゃ~ね」「こう見えてもお祭り好きなの」
いつもおっとり微笑んでいる人の思い掛けない側面を発見

しかし、七夕飾りは昼間の方がGOOD
アーケードの上部が暗く今一つ



人をかき分けず流れに乗ってぶらぶら小1時間の散策で
青梅街道に出た。

七夕祭りは明日8日まで
これから行かれる方、七夕見学は明るいうち
お祭り気分は夜ですよ。
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星岡七夕の茶事「花扇」

2007-08-06 | 趣味・遊び
昨日は暑いさ中 星岡 のお茶事に出かけた。
あまりの暑さに「夏のお茶事はこれっきりにしよう」堅く言い聞かせた。

星岡で始めての立礼席で、洋服OKにしていたが
4人も和服の人が居たので感心しきり
「着てしまえばこんなもの」涼しい気の人
「暑い」を連発してお扇子パタパタの人、様々

星岡のいつもとは違い障子は簾戸に変えられ
涼しげな演出で情緒たっぷり

午後3時過ぎ蹲踞を使い、
お席に入ると床飾りにビックリ
床の間一面に逆さに下げられたお花の包み
「花扇」



室町時代の七夕に近衛家より天皇に献上された花束
花束を持つ人と花に傘を差しかける男性に
美しい女性
「五山文学研究室」参照
花と女性を見る人達が沿道に並んで人気だったらしい
お花は1日楽しんだ後は川に流されたとか

ご亭主の井関先生のしつらえには毎回感心させられる。
お花は芒・女郎花・千屈菜・蓮の花・竜胆・鶏頭・白菊
今年はお天気のせいか全体のお花が小振りらしい
それでも迫力満点、目がくぎ付け

奉書巻きの燭台が気分満点だが
なにぶん暗い「電気をつけましょうか?」
「結構です」



(風雅な午後を過ごして帰り着いた所で地が出てしまった
窓を開けようとしてサッシで左薬指を傷つけてしまった。
3時間氷水で冷やし続けて、炎症はとれたが、
パソコンを使うにはまことに不自由
コマンドでコピーやペーストが出来ない
つい先程書き上げたこの原稿を消去してしまい
二度目の文章で息切れ)

風雅は身に付かない!
つづきは明日・・
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新刊「間取りプランのつくり方」

2007-08-04 | 仕事・建物
今日は暑い!
屋上が熱せられてフライパン状態
卵焼きが出来そうだ。
冷房をした部屋にいて、
天井に向けて扇風機を回しても頭上の熱波を感じる。

そんな今日嬉しい宅配便が届いた。
NPO法人家づくりの会で出版した今年の第2弾 
快適「間取り」プランのつくり方



6月発行の「老いの発想で家づくり」は編集役の1人として頑張ったが
この「間取り」本は4ページの執筆だけ
野口さんが1人前面に立って頑張って本に出来た。
持ってみるとズッシリ重い247ページ
右半ページが文章、左は間取りと写真
見やすく分かりやすくなっている。

他の人のページは全くの初見
「ふ~~ん、こんな風になっていたんだ」
新鮮な感じで見られる。
間取りの基礎知識から法規・家の楽しみ方までギッシリ
建てぬしさんが楽しみながら見た後
自分で設計できるかと言うと
チト難しい。
住宅設計の初心者か片手間に知識を早取りしたい人向けか?
野口氏は「専門家向け」と言っていたが
建て主さんと設計のプロの中間層に役立ちそうだ。

ナツメ社刊 9月1日発行(8月9日配本)
生活スタイル・敷地を活かす
快適「間取り」プランのつくり方
税込み1260円

来週書店にてご覧下さい。

追記:建築現場ではお日柄を選ぶ
   地鎮祭や上棟式は「大安」が一番
   予定が合わずに「友引」になる事もあるが
   せいぜい「先勝」どまり。
   出版業界も日柄主義らしい
   初版発行の9月1日は「友引」
   配本の8月9日も「友引」
   仏教徒の国の神道のお導きだ(?)
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建て主さんのあそび心

2007-08-03 | 仕事・建物
この頃予定を忘れがちだ。
先月は歯医者さんの予約をすっぽかし
今日は健康診断の結果を聞きに行くのを忘れてしまった。
何故かお医者さんの事になると心もとない
まあ、病気では無いから良いとして(歯医者さんゴメンナサイ)

古い写真を探すのにも苦労する。
キチンとMOやCD・DVDに記録しているが
何に収納され、何処にあるのかを見つけるのに時間がかかる。

ようやく探し当てたCDに今日の写真があった。
完成したお宅を訪ねた時にお子様達の遊び心

勾配天井の露出した火打ちにぶら下がっている
玩具のバスケットボールのバスケット
小さなボールが付いて遊べる。



高い場所の火打ちにはお人形を置いたり植物を下げたりと
面白がってもらえるが
バスケットは始めてだ。

お向かいのお部屋には
ドアのスリガラスに水滴(涙?)のガラス玉



廊下からの気配を感じたり、電気の消し忘れを防止したり
重要な役目(?)のガラスで遊ばれたのも始めて

思い掛けない遊び心発見!
設計監理の仕事の見っけもの
訪問の楽しみのひとつ。
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今年の黒姫は・・

2007-08-02 | 自然・風景
今年の黒姫は冷夏の気配
いつものトウモロコシはまだ小さく食べられないし、
枝豆も見当たらない
目に付くのはキノコ類



雨が多くて日照時間が少ない
地震の被害がなくてホットするがこの先が暗そうだ。

スキー場のある黒姫高原のコスモスもまだ早い
「ここまで来たら行かなくちゃ~」



誰が作るのか白樺の木で作った人形がユーモラス
黒姫高原一帯で見られる

クマよけの鈴を忘れてきたので大声でおしゃべりをし
大きな鐘を鳴らして山道へ



大好きな「御鹿池」へ
山あいの池はし~~んと静まり返り
逆さ黒姫の頭がちょんぎれている。



案内看板にある癒しコースは魅力的だったが
梅雨で足元がびっしょりになりそうであきらめ
帰り道のおそば屋でお昼にして帰った。



顔見知りのお土産屋さん曰く
「観光に力を入れたいけれど、皆の意見が合わない、困るのよね」
せっかく素敵な黒姫高原、
もっと多くの人に知って来てもらいたいものだ。
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黒姫・バイクのおばあさんと・・

2007-08-01 | 自然・風景
ようやく関東地方の梅雨が明けた。
早速蒸し暑い日々が始まった。

2泊3日の黒姫高原は涼しいと言うより寒い感じ
友人の山荘の周囲は唐松や杉、紅葉が生茂っている
横になったまま障子を開けると濃い緑の洪水



「幸せだな~~」つい、でてしまう。

近所を散策すると
アジサイが満開、赤に近いのや白、紫陽花色など様々



紫陽花が咲き誇っているログハウスは使われていないみたいだ
数年で見捨てられたのか?

谷間の畑の中には廃屋が



見ると小舞に土壁の外側にグラスウールがぶら下がっている
寒さ対策に断熱材で被い外側に鉄板を張っていたようだ。
今ではシシウドや蔓植物がわが物顔
数年で朽ちてしまう事だろう

草ボウボウの畑にミョウガの群れが点在している
「ミョウガのでている所を見た事がない」
私の言葉に、同行のヤマちゃんがずんずん畑に分け入り根本を探す
作物泥棒と間違えられないだろうか?
オロオロしている私をしり目に親切心いっぱいの彼女はさらに熱が入る

・・と、向こうからバイクがトロトロやって来てストップ
「なにか?」おばあさんがヘルメットを脱ぎながら不信顔
「ミョウガを見た事がないものだから・・」
「ミョウガはまだ早いお盆当たり、今は芽でなくて茎を食べる時期」
「茎を食べるんですか?」
今度はおばあさんが畑にズンズン
ミョウガをかき分けて細い茎を抜く
根元に白い茎が出てきた。
「これをみじんに刻んで納豆なんかに混ぜると食欲がでるよ」
「もらっていいですか?友達に見せたい」
ならもっと、また抜いてくれる。

80くらいと見られるおばあさんのバイク姿にも驚いたが
この人の良さにも大感激
ミョウガ泥棒と間違われなくて一安心
喜びながら帰った。



確かに白い茎はミョウガの香りがして口の中がさわやかになった。
白い茎の残りを花瓶にさすと、お部屋が清らかになった気がした。
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