日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

鳩とユンボの不思議

2008-04-09 | 自然・風景
裏の善福寺川の光景

散りきって花のない桜に群がる鳩



何にごとかと見ると
桜のガクをむしって食べている
数羽で喧嘩をしたり、それは賑やかなこと
下を歩く私やベンチの叔父様を完全無視
この時期他に食べるものはありそうに・・
それともサクランボが出来かかっているのだろうか?
今年は咲きだしたころから桜にとっては受難
ムクドリやスズメが蜜を吸いながらポタポタ落としていた。



先の橋のしたでは
ユンボが川の中で作業中
何処から降りたのだろう?
クレーンでつり下げられたのか?
地下鉄の車両より数段不思議な光景だった。

面白がってカメラをむけていると
「あっ・・さん!」
知り合いが自転車で駆け抜けた。
変な所の写真を撮ってる私が一番不思議(変!)だったかも・・
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桐野夏生「柔らかな頬」

2008-04-08 | 読書
久しぶりに読書のテーマ
本は積ん読やインテリアとせずに片端から乱読
ただし、本棚の都合で単行本は極力避け文庫本を買う
それもミステリー一本やり
中でも文庫化されていの一番に飛びつくのは「桐野夏生」

今回は異例中の異例、滅多に手に取らないエッセイを読んだ。
「白蛇教 異端審問」



彼女の口から吐かれた怒りの炎なのだ・・帯の一文
始めから中ほどのエッセイはほほ笑ましい
子供のご飯を作り、原稿を書き、夫の相手をする(少しだけ)
過激で火を吹く勢いの物語とは想像を異にする普段の生活ぶり
良くもまあこんなに落差のあるストーリーが生み出されるものだ。

あきれるが

やはりそれでは収まらない
自作の評論に対して火を吹く(?)蛇となる「にょろ」
孤軍奮闘の趣の後、超売れっ子の東野圭吾の援護射撃
桐野さんもホッとしただろうが読者も胸をなで下ろす。

それでもう一度読み返したくなった「柔らかな頬」
上下2冊 2004年文庫化



型にはまりきれない美しい女性
田舎から家出をして一人で暮らし結婚して子供も産まれた。
やり場の無い生活から突破した取引先との浮気
その現場から幼い娘がいなくなり4年もの間探し続ける
その間宗教に頼り、余命いくばくも無い元刑事に頼り
それなりに一生懸命ではありながら、自己中

物語が面白いのは夢の中で事件の真相が幾つか現れれ来る
これって「羅生門」か
波乱万丈・行き先不明・到達点なし
主人公に入れ込み後はストンと放り出される気分。
「誰も私を救えない」帯の言葉
「自分を救うのは自分だけ」私の言葉

一度目は肩透かしを食った感じだったが
今回は堪能
是非ご一読を・・お勧めです。

乱読では何度読んでも新鮮に読める点で先行き明るい気分。
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「蚕糸の森公園」

2008-04-07 | 自然・風景
蚕糸の森公園によってみた。
「森」というには樹木が少なく明るすぎ「林」の景観だが
豊かな水量の池や、滝、小川など
水の元は何処?と思わせる。



親子連れが桜吹雪の木の下でシートを広げていたが
にわかに降りだした雨でテンヤワンヤの騒ぎになっていた。

目指すは「杉並景観録」に掲載されている「事務所」



レンガとコンクリートのダンダラ模様
公園になる前の「蚕糸試験場」のころは
青梅街道沿いには横じまの高い塀が続いていた(記憶)



反対側には同じ作りのトイレ
昔からトイレだったのか?
公園にするので変えたのか、作ったのか?
急いでいたので次回の宿題としよう。
横にはオブジェのような桑の木



すごみのある面構えのよう
龍か?ライオンか?ねずみか?馬か?
これから生えそろう枝の下にこんなものが隠れていたなんて・・

ネットで調べるとこの地は:東京府豊多摩郡杉並村高円寺
明治45年3月竣工
長い事「農林省蚕糸試験場」となっていたが
昭和55年筑波へ移転して小学校と校庭を共有する公園になった。
どこからも入れ、傾斜のある、楽しい公園になっている。

参考:すぎなみ学倶楽部
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銀座の桜シュークリーム

2008-04-05 | その他
昨日の続き
友人とデビアス銀座を見た後
オシャレな年配者に目を見張り、優雅な気分になっていた。

「お茶にしましょ」
「たしかこの辺りに喫茶点が」
二人とも年に数回しか行かない銀座
目指すお茶屋さんは陰も形もなく
4丁目から少しはいったカウンターの喫茶店に入る。

何故か銀座ではコーヒーだけでは物足りない
「ケーキセットね」



桜の花びらに桜色のアイスクリームとクリーム
ほのかに桜の味
季節限定だそうだ。

昼日中のせいか、銀座のせいか
うるさくもなく、お客も少なく優雅なティータイム

地上の優雅さと一変
地下鉄銀座線のホームは狭く人で溢れていて
がさつな日々に戻されてしまった。
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波打つデビアス銀座ビル

2008-04-04 | ニュース
銀座松屋に「日春展」を見に出かけた。
一足先に松屋の斜め前の出来上がったばかりのビル見学
三次元に波打ち、光る建物

   

あっけにとられた後、デジカメをとりだすと
近くにもカメラで空を仰ぐ外人さん達
こちらで「ソ~リ~・・」あちらで「ソ~リ~」ぶつかりそうになる。
2~3人連れが数組
外人さんの間で有名になっているのだろうか?



  

長過ぎて1枚の写真に収まりきれない・・

地震にはユラユラ複雑な動きをしそうだ。
一躍脚光を浴び、次の建築雑誌をにぎわすことだろう。
金色に輝く隣のクリスチャンディーオールの建物がどんよりくすんで見える。
さらに先の工事中の建物のアサガオ(仮設)がエリマキトカゲ風


(半分はガラスに映っている)

帰りがけに今一度見ると今度は私と同じ風ぼうの女性達が一眼レフで撮影中
これからもこのような景色が続くのだろう。
友人は「デビアス」は宝石屋さんと教えてくれた。
ブランドに疎い私には、銀座がますます異次元の世界に見えてくる。

「デビアス」銀座 記事 asahi.com
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地下鉄の車両基地

2008-04-03 | その他
中野区の南台へ行った。
途中に地下鉄丸ノ内線の電車基地がある
夕方のラッシュが近いせいか基地はガラガラ
1両だけが停車していた。



「地下鉄にどうして電車を入れるのか?
不思議で夜も寝られない」という漫才があった。
あの二人に見てもらいたい景色だが
きっと何処かで調査済みだろう・・
見たくても見てはいけないと、やっていたのか?

・・ついつい証拠写真を撮ってしまう。
電車製造工場からここまでは、トレーラーで夜中に運ぶらしいが・・
後はなだらかに地下に潜る。
 
電車基地では桜が散り
空き地には可愛い池に太鼓橋と
鮮やかなパンジーが咲いていた。
一日中地下で電車を走らせている人達の気休めだろうか?

方南町駅では昼時にインスタントラーメンや焼き魚の匂いが漂う
食事当番がいるのだろうか?
「匂いがするからサンマはやめろといったろう」
上司に文句の一つでもいわれているかも知れない・・
地下の換気は地上より一層気をつけなくては・・
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17年前「恵比寿ガーデンプレイス」模型

2008-04-02 | 仕事・建物
4月から杉並区のゴミの収集が変わった。
家庭ゴミの分別方法は燃えるもので汚れているのは「可燃ゴミ」
簡単に汚れが落とせるものは「リサイクルゴミ」・・など

事業系のゴミも「有料ゴミ処理券」が4月いっぱいで使えなくなる。
「ゴミ処理券」を買いためてあったので
仕事場のいらない物は今月中に出さないと無駄になる。
まずはため込んでいた「日経アーキテクチャー」の始末
いつかは参考になるだろうと高い所にしまい込んでであった。
一番古いのは1991年9月30日号
「エコロジー建築」にインデックス
が、一度も役に立たなかった(必要なかった)記事

ついつい見てしまう・・
一番に目に付くのが広告の「女性」
ハイレグの水着姿・赤いハイヒールの足・・など
17年前はまだいい方かも知れない
もっと前はカレンダーに裸の女性だったり、
全く関係のない広告にもニッコリと女性がいたりした。
今年の一番新しい雑誌と比べると違いは明らか
広告に女性の姿なし、男性と男の子だけ。
今は安心してページをめくれるようになった。



写真は「設計レポート」の恵比寿ガーデンプレイスの記事
「CAD使い3年後に一斉竣工」
CGを駆使した設計の様子がレポートされている。
今や高層の再開発では一番古くなってしまった恵比寿ガーデンプレイス
完成は14年前だった。
しかし、模型の精度がすごい!
出来上がった(見知った)恵比寿そのまま
(当たり前だが結構ビックリ)

出来上がった記事を探しそうになって、やっぱり止めた。
そんな事ではいつ終わるか分からない。
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桜吹雪で見納めか?

2008-04-01 | 自然・風景
朝、障子を開けると晴れ渡った空に強い風
桜吹雪(少し大げさ)

出かけたついでに、近所を一周
桜のトンネル



ベンチで一休みの人の足元にせわしない鳩
幹にも桜の花



枝以外に花を付けるのは弱った木、と聞いたことがある。
この周辺の桜はみな弱っているのか?

身近に見えて楽しめるのだけれども・・

中学校の校門の前の桜



学校や春休み中でも桜は満開
染井吉野は今日で見納めかも知れない
後はぼってりした八重桜が咲くことだろう。
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