日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

アブラムシの攻防とお施主さん

2009-06-12 | つぶやき
今日は久しぶりに良く晴れた。
カメラを片手にベランダにでると・・
大失敗!!
昼休みにパセリに巣くったアブラムシ退治に泡の石鹸液を蒔いていた。
少ししてから水で流し、中和する筈が、忘却の彼方・・
パセリはグッタリ身もだえして(?)いる
再生はなるか?心配だ。



築8年のお施主さんから久々の連絡を貰った。
退職後孫の小学校入学を前に、二世帯住宅を建てた
「お変りございませんか?」
「家内も私も年相応に元気です、孫は中学生でパソコンを使いに毎日降りてきます。
 遠くに住む息子達と孫2人も泊まりに来ました」など
幸せな日常を送っているらしい。

そろそろ、メンテナンスが気になり出した様子
メンテナンスヶ所をお話し、気になり出したら訪問を約束
「先生もいつまでもおげんきで・・」で締めくくられたが
アブラムシの攻防戦に失態をするようでは先行きが不安・・

先月には「2度目のメンテナンスもお願いしますね」と言われる方もあり
アブラムシに負けているわけにはいかない
久々に善福寺川ウオーキング&ジョギングに出るとしよう!!
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ジャガイモの花

2009-06-11 | 自然・風景
ジャガイモの花が咲いた。
昨年芽が出てきたメークインを植えて少しのジャガイモの収穫をしたが
取り残していたのだろうか?



ムスカリの鉢の隅からか細い芽が順調に伸びて、
とうとう花が咲いた。
花が咲くと実が出来るのかどうか分からないが
1個ぐらいの収穫を期待したい・・

春先に種芋を探しに園芸店で聞いて見たが
「種芋?」
「種ならラックにある袋だけです」って
どうやら店員さんはジャガイモは種から出来ると思っているらしい。
芋類は元気な種芋を半割りにして植えるのを知らないらしい・・

・・ま・ジャガイモは根っこを食べているのを知らない若者もいるらしいので
無理はないかも知れないが。
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椹野道流「壺中の天」超常現象

2009-06-10 | 読書
先日、電車のお隣の若い女性
座るなり厚い本を開いてかぶりつくように読み出した。
「1Q84」村上春樹著
その日は丁度発売日、いとおしそうに表紙をやさしくなでてから開いた。
発売から12日目にして8刷になり上下で100万部を越えた本

私は「超人気」なものは避けて通りたい
テレビの視聴率ランキングでも、ランク外の番組を見ていた方が嬉しい
へそ曲がりなところが好きだったりするひねくれ者だ。
「1Q84」は書店の関心が薄れて頃しか読まないだろう・・

今日取り上げる本は、新聞の書籍広告にひっそりと掲載されていた。
鬼籍通覧「壺中の天」題名も気に入ったし
法医学教室メディカルミステリーシリーズとあるは
検死官ドクタースカーペッタを思わせて、期待が高まる。



検死を担当している法医学者(?)達の意外な陽気さ(大阪人のためか?)
昼食へ行くの途上で遭遇してしまった頭から血を出しているホトケ
イザ検死・の前に忽然と消えた遺体
刑事そっちのけのグループ活動による犯人探し
最後にはあちこちのパーツがカチィッとはめ込まれて
事件が解決するのがミステリーの醍醐味・・のはず
・・ところが、帯の「謎のあとに残るのは、狂気のみ」のはず
「狂気」は作者のMICHIRU FUSHINO 氏の様だ。

ネットで調べても「法医学者・医師・小説家」など書いてあるものの
年齢不詳・姿形不明
その割には著作が多いし、ファンクラブもあるみたいだ。

・・ま・作者はともかく
唯の(普通の)ミステリーではなかった。
犯人が捕まり、事件が解決と期待をオキザリにして
謎の後に残るのは狂気ならぬホラーかオカルト
ルミノール反応の薬剤を詳細に記した専門性はさすがと思わせ
科学的根拠のない終焉。
化学・現実・心理を突き詰めると、超常現象が見えてきてしまうのだろうか?

わき目を振らず一気読みをして、ウッチャリに合った気分
それでも
緻密に解決を期待しない方にお進めの1冊です (意味不明か?)
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09年建築解放区in銀座

2009-06-09 | 仕事・建物
今日は目覚まし時計のセットミスで1時間も早く起きてしまった。
早起きは今だに苦手だが、この所スンナリ起きられていたが
今朝は久々に起きたくなかった
無理やり引きはがすように起きて、
パンが焼けて時計を見て、目を疑った。
「まだ6時」一瞬「もう一度」と思ったが
思い直し朝食をとり出かけた。
おかげで、12時にはお腹ぺこぺこ・・

・・と書きつつ、5日の「建築解放区」のことを思い出した。
この日の集合時間は13時30分・なのに2時間も時間を間違え
時間つぶしに、銀座を西へ東へ歩いてしまった。
「あなた大丈夫?」友人に本気で心配されたが「大丈夫」だろうか??



ソニービルのイベントスペースは尾瀬の木道を自然に近い形で作られていた
振り向くと数寄屋橋交差点
尾瀬のアピールには上出来の展示かも知れないが
人が押寄せてくる一角のミズバショウは一寸、気の毒




昨年「建築解放区」は5月中旬の「山梨銀行」「農協ビル」「日銀」に参加したが
今年は日程が合わず5日の「銀座メディア建築を訪ねて」だけになった。
あいにく集合時間頃から雨が降ってきた。
ソニービルを起点として新橋方面にメディア建築を見て歩く・はず
・ ・が、出発してからサプライズ!
案内の斉藤理先生の伝手で、関係者以外は入れない古いメディア建物に案内された
・・が、「撮影禁止、発表も禁止、ブログもダメです」とのお達し
参加者10人の秘密となった。
昭和8年竣工の重厚にして華やかな、斬新にしてクラシカルな建物を堪能しつつ
次なる建物へ向かった。

新橋駅前の「静岡新聞・静岡放送ビル」
竣工:昭和42年 設計:丹下健三+都市・建築設計研究所
丸い茶色の筒に敷地そのままの形に取りつくオフィス
遠目でもそれと分かり、海外の見学者が訪ねてくるシンボリックな建物
こちらは担当の方が待ちかまえて案内をして下さった。
・・が、秘密の見学で撮影禁止が身について、カメラは出さずじまいだった。
いつか再度銀座に行った時にアップします。

キャストアルミの円筒形のコアには階段・エレベーター2機・洗面室
両サイドの部屋は事務室や会議室
「悪いことを言ってすみませんが・・
 部屋が直角でなく家具の配置が難しい、メンテナンスが大変」など話しつつも
しっかりした手入れがなされて、大事に使われている様子。

途中にサプライズが入り、案内通りの建築解放区とはならなかったが
・ 不平不満どころか、満足の午後となった。
来年の企画が楽しみになってきた。

「建築解放区」
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中学からのサボテン

2009-06-08 | 趣味・遊び
毎年のことながら、今年もサボテンの花が咲いた。
先週5日に咲き、お日さまが一度も射さないお天気で
2日にわたり華やかな白い花と、上品な香りを楽しめた。



水やりは忘れて結構
肥料はなくても問題なし
植え替えも5年に一度くらい



いたって世話のかからないサボテン
(但し、ぶつかるとお尻だろうが頭だろうが手ひどいトゲ攻撃にあい
   植え替えは革手袋にボロぞうきんの重装備となるが)

私が中学生の頃から延々とつないできたサボテンだ

この先今年は何回楽しめるか期待が高まる。
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ギャラリーび~た「青艸展」

2009-06-06 | 趣味・遊び
昨日の銀座に続き、本日も京橋へ
友人の日本画家来住野和子さん達のグループ
「青艸展」を見に、高校の同級生と出かけた。
女子美の卒業生達で31回も続いている展覧会。
今年は会場がギャラリー「び~た」変更
道路からそのまま入れる1階の画廊を探したそうだ。

30年のベテランは落ちついた色調で得意分野を極め
若い人は斬新な色使いや構図で新鮮さを競う。
ギャラリーび~た「青艸展」9日まで(日曜休廊)



続いて、高島屋で開催中の展覧会を梯子した。
「日本の美と出会う」―琳派・若沖・数寄の心―
京都の細見美術館の所蔵絵画やお茶道具の展覧会
江戸時代の絢爛豪華な琳派の屏風絵や大胆な構図の掛軸
細長い軸から跳び出しそうな若沖の鶏
緻密に描かれた北斎の美人画

華やかな琳派の横で侘・寂の世界には入りにくいが
志野や織部の茶碗やお釜



友人と楽しく見て回った後、ミュージアムショップに寄った。
展示作品からとった神坂雪佳「蔦に嫁菜」のクリアケースなどを買う。
何処の美術展でもミュージアムグッズを買う楽しみが増えた。
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銀座のゴリラ

2009-06-05 | 仕事・建物
今日は雨降りの中銀座を西へ東へ歩いていた。
昼食のお店を探すのに
裏通りを進むと
壁にゴリラ!!
こちらを振り向く姿はリアル



以前高田馬場のゲームセンタの壁に動くゴリラがいたが
旗が動かなくなり、身体が止まり
可愛そうな事になっていたが
こちらは動かないので体調不良はないだろう。

銀座滞在の用件が後日に・・
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「風情」の足りない川

2009-06-04 | 自然・風景
打合せの帰りに善福寺川を歩いた。
環七近くの私の事務所の上流、環八の近く。



ひとがすれ違えないくらいの小道に大木が覆いかぶさり
小さな実がビッシリなっている。
写真を撮っていると、動く影
キジバトがこちらを見ていた。
カラスならカメラを向けるとサッと飛び立つが
鳩はのんびり知らん顔、警戒心がなくお尻を向けている。



事務所の裏は洪水防止の拡幅工事の真っ最中
とうとう、堀ノ内橋が通行止めになり解体が始まった。
おかげでコの字に迂回して
パン屋さん、お医者さんが遠くなってしまった。
傾斜のある土手を壊して、真っ直ぐにして川の容量を確保する
土手に生えているタチアオイや小花が咲くゆとりが無くなりそうだ。

環八近くのこの辺りも傾斜なしの垂直岸壁
川はゆったり流れていたが「風情」が足りない。
見慣れたらなんとも感じなくなってしまうのだろうか??
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宮部みゆき「名もなき毒」

2009-06-03 | 読書
「毒」は桐野夏生の独壇場(しゃれでなく)と思っていたが
まったり・ふんわりの宮部みゆきにも「毒」が登場した。
宮部みゆき「名もなき毒」



身ぎれいにして、誠心誠意、流れに逆らうことなく
生きていたとしても「毒」に遭遇する。
プラットホームから線路に引き落とされたり
家路の途中にナイフで刺されたり
節度を保って生きている人こそ、思わぬ「毒」に当たられる。

大企業の娘婿、系列会社で社内報を仕事にしている「逆玉の輿氏」
経営に口を挟むつもりはサラサラなく
妻に逆らうつもりもなく
会社の中でも頼られ信頼される存在の主人公。
バイトに雇った娘がとんでもない人物
誇大妄想、虚言、人事不省の悪口造言
円満退社に片づいたと思っていても
「毒娘」の攻撃はやまない。
「幸せそうにしている人がいや!」とんでもない人物。

ホンワカウロウロしながらも近くで起こった青酸カリ殺人を解決に導き
娘の実力行使に体当たり、家族を救ったが
「毒娘」の取り調べで浮かび上がる不幸
「自分のことをこんなに聞いてくれた人は始めて」
悪い親でなし、キチンとした躾けをしようとして娘の心を掴み切れなかった。
ある面、とても気の毒な「毒娘」
ホンワカ主人公も恨み切れない面があったようだ。

数年前の「誰か」に続く逆玉氏の物語
この先さらに続くらしい。
今書店に並んでいるお勧めの1冊です。
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太極拳法“一楽庵”大会

2009-06-02 | 趣味・遊び
遡ること先月31日(おととい)は太極拳の大会に出かけた。
「日本太極拳法“一楽庵”創立40周年記念全国大会」
友人があちこちに教室をもって教えている。
私も2年近く通っていたが、仕事の時間にぶつかり
せっかちな性格と悠揚迫らぬ呼吸の太極拳がミスマッチで、続けられなくなった。
落ちこぼれにも招待券が送られてきて
かなりいい線まで続けた他の友人と行くことになった。
その友人は熱心にお稽古をしていたものの
「これってなに?」疑問を持った瞬間に熱が冷めてしまったとか・・



東京は雲が厚く薄ら寒いと言うのに
会場の横浜文化体育館の最寄り駅関内は初夏の陽気
日差しはギラギラと少し歩くと汗ばむ

「あ~~ら、ごぶさた」
ロビーでいきなり別の友人に再開
お揃いのTシャツやマオカラーのシャツなど上着は違うものの
パンツはゆるゆるだぶつき気味の動きやすいスタイルで
見学者か参加者か一目瞭然。

体育館の2階観客席はほぼ満員
開会式はサッと終わり
私も履修した一段の演舞
大勢が一段となって同じ動作をする
九州からやって来た一団は衣装を揃え気合いが入っているのが伺える
続いて山口の人達、関西の人達
赤い扇をサッと開く音が(バッ!)とそろって気持ち良いほど
長い剣をを振り回す集団
渦巻き模様の蛇の目傘を片手に演舞の女性陣

そこへまっ赤な上下を着た友人が一人の演舞
「九節鞭」二本の鎖の先にボンボン様の珠が付いた武器を振り回し演舞する
以前スグに出来そうに見えたので「やらせて」と借りたものの
からみ付いて一筋縄では行かない代物だったが
易々と操作をして拍手が上がる。

引き続き真迫の格闘技や
剣でビシバシやり合うのやら
太極拳は武術を思い返させる演舞が続いた。
最後は80才をゆうに越えた宗家の演舞
悠然と泰然と動き回る姿は優美
仕事で台湾に滞在している間に太極拳を習い一家をなした。

弟子達に厳しく稽古をする一方、処遇には心を砕き、やさしく
大勢の弟子や生徒に一心に慕われている・・と聞いている。

終わって外へ出るとお稽古仲間達が
「どうしたのよ!いつから復帰するの!」忘れられてはいなかったが
どういう分けか、双眼鏡でジックリ見ていたが
皆さんの居場所は見つけられなかった・・
ごめんなさい。
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管理建築士講習会

2009-06-01 | 仕事・建物
今日は疲れた・・
朝9時過ぎから6時近くまでビックサイトにいた。



頭でっかちの建物の8階、国際会議場



昨年来建築士事務所の管理者に受講義務が出来
「大変だ」「きつい」のうわさ通り、
精神的・視力的・体力的に限界ラインギリギリまで頑張らされた。

60~90分講習が4回に15分休憩と1時間のお昼休み

会場に入る前にコンビニでお弁当を買う気になったが
「まあいいか・・」と行き過ぎたのが運の尽き(?)
昼休みに急いで買いに行った時すでに遅し
めん類以外空っぽ
それでも1個だけ残っていたサンドイッチをゲット
後の人達はお菓子やカップ麺などで凌いでいたようだ。

海を見ながらピクニック気分の昼食は悪くは無かったが
隣のお兄さんの愛妻弁当(?)が羨ましかった。

体力の限界の後の1時間の終了考査
40センチ×30センチの引きだし式机で
テキストを広げ答案用紙を広げ
消しゴム、受講票を落とさないようにするのは至難の技・・



・・と言いつつも、終わった後は混雑を避けて写真を撮り
ゆったり座ってユリカモメで帰ってきた。

結果は7月上旬に発表される。
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