草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

民主党政権打倒に向けた5首

2010年09月02日 | 短歌
 菅といい小沢といえばこの国に仇なす輩悔しかりけり 

 草莽の祈りとどかぬこの国にドンキホーテも尊かりけり  

 下級なる者たちにこそ正義あり蛮族の血が国を救わん  

 言の葉は軽くなりたり政治家は欲にくらんで大義捨てたり  

 あさましき灼熱の夏到来しみちのく人も押し黙りたり  

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村             人気ブログランキングへ

               ↑
       会津っぽに応援のクリックをお願いします
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆったりした阿賀川の流れと安倍仲麻神社

2010年09月02日 | 会津100選


 阿賀川がゆったりと流れている。周囲の緑が川面にその姿を映しこんでいる。それはまさしく会津の隠れスポットではなかろうか。喜多方市慶徳町山科にある共同企業体会津アスコン側の橋から撮影した。そこから喜多方市山都町方面の河岸段丘地帯を見上げながら、会津盆地に別れを告げるのである。少しばかり下流に、へら鮒釣りで有名な川前がある。川が蛇行していることもあって、境界線が入りくんでおり、その橋のある場所は、会津坂下町長井である。驚いたのは、安倍仲麻神社というのが近くにあったことだ。安部仲麻(なかまろ)は百人一首にもその歌が選ばれており、留学生として唐に渡ったが、日本に帰国することなく、かの地で没したのだった。
         天の原ふりさけ見れば春日なる
          三笠の山に出でしつきかも

 その神社の縁起については知るよしもないが、同じように都に帰ることができなかった人がこの地にいて、安倍仲麻の境遇と自分を重ね合わせて、神社を建立したのではないだろうか。 川の流れの前に立って、そんな勝手な想像をめぐらしてしまった。
 


 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村                 人気ブログランキングへ

             ↑
  会津っぽに応援のクリックをお願いします

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大義なき民主党代表選を嗤う

2010年09月02日 | 政局
 何度でも書くが、民主党代表選のような不毛な選択に、うつつを抜かしている時間はないのである。にもかかわらず、日本のマスコミは、スターリニストの菅直人と、金権利権の小沢一郎しか選択肢がないようなことを報道している。それが連日ともなると、テレビや新聞を見るのも嫌になる。本来であれば、政権のたらいまわしを許さないためにも、解散総選挙を要求するのが筋ではなかろうか。さらに、自民党もどうかしている。民主党政権を打倒するために、デモくらいやればいいのに、そんな情熱は微塵も感じられない。今回のドタバタ劇を菅は、西南戦争に譬えたようだが、見当違いもはなはだしい。「子孫に美田を残さず」ということで、清廉であることに甘んじた西郷隆盛と、政治家でありながら不動産屋まがいのことをして恥じない小沢とを一緒にするのは、買いかぶり過ぎるからだ。長州人の菅としては、歴史のヒーローに自分を見立てたいのだろうが、あまりにもおこがましい話だ。会津っぽとしては、薩長とは戦った過去を忘れたわけではないが、それぞれに大義があったのであり、今さら断罪するつもりはない。しかし、今回の民主党代表選のどこに大義があるのだろうか。意味もない空虚なスローガンをぶつけ合っているだけではないか。大義なき権力闘争ほど愚かなことはない。
にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村            人気ブログランキングへ
               ↑
        会津っぽに応援のクリックをお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする