草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

媚中派の民主党政権に国益守る気概なし

2010年09月23日 | 政局
 中共の嫌がらせは目に余るが、それを民主党政権も利用していないだろうか。沖縄の普天間基地の移設をめぐって、局面を打開するには、それが一番の言い訳になるからだ。中共の軍事的な圧力が強まっていると言えば、いくら沖縄県民でも、反対を続けるわけにはいかない。それによって、鳩山由紀夫前首相の尻拭いもできるのだから、損ばかりではないのである。しかし、今ほど東アジアの緊張が今ほど高まっている時期はない。にもかかわらず、鳩山前首相が中共を米国と同等に考えたりして、「友愛外交」とかを持ち出して、擦り寄ったことが問題なのである。中共としては、民主党政権に裏切られたという思いがあるのだろう。さらに、民主党政権が中国大使を民間から任命したのも、中共からすればカチンときたのだろう。お子様内閣でしかない民主党政権は、左にぶれたり、右にぶれたりで大忙しであるが、最終的には、千谷由人官房長官が中共に膝を屈するのは目に見えている。足元を見透かされているから、相手は強気に出てくるのである。所詮媚中派ばかりの民主党が、毅然たる態度をとれるわけがないのである。前原誠司外務大臣も、そのうち孤立してしまうのではなかろうか。 保守派がまとまらなければ、何もかもが先に進まないのである。

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サヨク政権による日本滅亡を予言した福田恆存

2010年09月23日 | 思想家

 民主党政権になって何もかもがメチャクチャになったのを、新聞やテレビはどこも伝えない。自分たちが民主党を応援したために、恥ずかしくてそれを報道できないのである。サヨクやリベラルぶった連中は、日本という国家を背負って立つという気概がまったくない。かえって、自分たちの国家を否定することばかりに力を注いでいる。反日的なことを平気で口にする人間が、国家公安委員長になるというのは、狂気の沙汰ではなかろうか。中共が脅かしをかけてくるのは、鳩山由紀夫前首相がだらしがなかったからだ。「日本は日本人だけのものでない」と言って胸を張っていたわけだから、付け込む隙を与えてしまったのである。福田恆存は日本が滅びることを危惧していた。「真の日本の崩壊は、負ける戦争を起こした事にあったのではなく、また敗けた事にあったのでもなく、その後で間違った過去を自ら否定することによって今や新しい曙が来ると思った事に始まったと言へませう」(『世代の断絶』といふ事)と心配していたのである。過去を否定することではなく、それを引き受けることこそが、後に続く国民の責務であるからだ。守るに値しないと日本人が思っているのであれば、滅亡しない方がおかしいのである。一日も早く、国を愛さない者たちの手から、日本を取り戻さなくてはならない。そうでなければ、福田恆存の予言通りになるだけだから。

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菅直人首相は目指すべき国のかたちを示せ!

2010年09月23日 | 思想家
 内政・外交とも立ち往生している民主党政権は、羅針盤のない漂流船である。その一番の原因は、どのような国のかたちを目指すかというビジョンがないことだ。どんなことを言っても、自民党には「日本型福祉国家」と呼ばれるものがあった。それについて宮本太郎は「自律性を強めつつあった自由主義勢力(大企業労使連合)と、狭義の福祉国家路線を嫌った保守主義勢力の結合である」(『福祉国家という戦略』)と定義している。「大企業労使連合が官僚制の支援を受けてつくりだす経済成長の果実を、狭義の福祉政策を通してではなく、公共事業や各種の保護・規制による雇用創出を通して再分配する仕組みが出来上がっていた」とみるのだ。民主党政権としては、すぐにでもビジョンを示す責任があるだろう。「日本型福祉国家」は行き詰まっているからだ。国際化にさらされている大企業は、終身雇用を撤廃しつつあるし、公共事業などによる振興策も難しくなっているからだ。そうした現実を前にして、スウェーデンモデルか、さもなければ、小さな政府を選ぶかの選択を迫られているのだ。しかし、綱領もない民主党は、その議論を避けている。政界再編が叫ばれているのは、今のままの菅直人首相や民主党政権では、場当たり的な政権運営しか望めないからだ。日本国民は、とんでもない政党に、国の舵取りを任せてしまったのである。

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