菅直人首相を始めとする民主党政権の閣僚は、あまりにもお粗末だ。与えられた使命をやりぬくことよりも、逃げることばかり考えている。自分たちが政権をとったにもかかわらず、「ジミンガー」と責任転嫁をするのは、あまりにも大人気ないし、聞いていてあきれてしまう。だったらば、自民党に任せた方がいいのではなかろうか。嗤ってしまうのは、民主党政権というのは、争うことが悪と思っていることだ。靖国神社に参拝しないのは、中共から批判されたくないからだろう。イザヤベンダサンは『日本教について』で、「ゴメンナサイ」と言えば許されると勘違いしている日本人を、色々と例を挙げて揶揄していた。中共あたりからすれば、それは「狸の論理」に見えてくるので、かえって摩擦が生じることになるのだという。「責任」という言葉は、彼らからすれば「債務」を意味するのに、そのこととは日本人は別であるからだ。つまり、謝罪したならば、それ相応の賠償が付いて回るというのが、中共の考え方なのである。でなければ「狸の論理」になってしまうからだ。民主党政権は何かすると謝罪、謝罪である。しかも、口先だけですまそうとしているが、そうは問屋が卸さないのである。尖閣諸島をめぐっての問題だって、サヨクの自虐史観が招いたことなのだ。自民党がいくら弱腰であっても救いがあったのは、そこまで卑屈にはならなかったからだ。一度下手に出れば、中共は高飛車に要求してくるのであり、そこで国益を守ることは並大抵のことではないのである。
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